6月1日。リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス航空447便がブラジル沖で墜落、乗客乗員228人が犠牲となった。乱気流か、あるいは積乱雲に突っ込んだことが原因と目されるが、いまだ事故の全貌は判明していない。ブラックボックスは水深2000メートル以上の深海に沈んだままだ。フランス政府は「回収は不可能ではない」と強気の姿勢をみせているが、前途には多大な困難が予想される。現在のところ、原因調査はおろか、事故の全貌さえよくわかっていないというのが実情だ。 そんな中、おどろくべきニュースがインターネット経由で飛び込んできた。 なんと、墜落の直前に機内で撮影された写真が発見されたというのだ。 一枚目の写真で、機体に既に大きな穴が開いていることが確認できる。穴ごしに見えているのは水平尾翼。二枚目の写真では、乗客の一人が機体の穴から外部へと吸い出される様子がはっきりととらえられている。 この写真はデジ