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ブックマーク / ascii.jp (12)

  • 277もの特許を使用して標準化した高速シリアルバスIEEE 1394 消え去ったI/F史 (1/3)

    FireWire、i.Link、DV、Lynxといろいろな呼び名があるのがIEEE 1394。IEEEで標準化がなされているので稿ではIEEE 1394で通すが、AppleはFireWire、ソニーはi.Link、TIはLynxという名称を使っており、また一般にはDV端子と呼ばれることも多かったが、中身は「原則として」一緒である(多少例外はあり:後述)。 SCSIよりも美しいI/Fを求め Appleが立ち上げたIEEE 1394 IEEE 1394の規格をそもそも立ち上げようとしたのはApple Computerで、1986年のことである。1986年といえばMacintosh Plusが出たばかりの頃で、外部ストレージはSCSIを利用していたが、Apple的にはSCSIが美しくなかったのだろう。具体的には太いケーブル(なにしろ8bitのパラレルバスである)やPlug&Playの欠如、5M

    277もの特許を使用して標準化した高速シリアルバスIEEE 1394 消え去ったI/F史 (1/3)
  • BOMなしUTF-8によってWindowsでもたらされる困惑 (1/2)

    かつてWindowsでテキストファイルといえばシフトJIS形式のものが大半だった。しかし最近では、UTF-8形式のテキストファイルも普通に見かけるようになってきた。世の中はUTF-8が主流になりつつあると言っていいだろう。 しかし、WindowsUTF-8を使うと、ちょっと困ったことがある。それは、エクスプローラーの検索欄などで用いるWindows Searchが、UTF-8にはしっかり対応していないのである。正確に言うと、Windows Searchはファイル先頭に「BOM」のあるUTF-8は認識して正確にインデックス化し、ファイルの全文検索が可能になるが、BOMのないUTF-8では正しくインデックス化できず、ファイルの全文検索はASCIIコードのみ可能で、日語などの非ASCII文字では全文検索ができない。 同じ内容のテキストをUTF-8UTF-8 BOM付き、UTF-16ビッグエ

    BOMなしUTF-8によってWindowsでもたらされる困惑 (1/2)
  • ASCII.jp:ウイルス罪の解釈と運用はどこが「おかしくなっている」のか (1/4)

    2019年4月26日夜、日ハッカー協会主催によるITエンジニア向けセミナー「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」が東京・渋谷で開催された(後援:IPA/情報処理推進機構)。 この日のテーマとなった「不正指令電磁的記録に関する罪」(いわゆる“ウイルス罪”)は、コンピューターウイルスをはじめとする不正なプログラムの作成や提供などを禁じ、罰する目的で作られた法律だ。 しかし最近になって、「Coinhive(コインハイブ)事件」(自らのWebサイトに仮想通貨のマイニングスクリプトを組み込んだことで検挙された事案)、「アラートループ事件」(無限アラート事件、アラートダイアログが繰り返し表示されるWebページへのリンクを掲示板に貼ったことで検挙・補導された事案)、「Wizard Bible事件」(セキュリティ研究のためのWebマガジンが初歩的なリモートコマンド実行コードを掲載したことで管理者らが検挙さ

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  • 変わるWindowsのアプリ戦略 UWPからデスクトップアプリに原点回帰か (1/4)

    UWPのエコシステムは期待したほどに盛り上がらず デスクトップアプリに原点回帰!? Windows 10が2015年7月に出荷されて以来、早くも3年以上が経過した。しかし、当初マイクロソフトが描いていたような「UWP」によるアプリケーションのエコシステムは、いまだ発展途上にある。 Windowsから見れば後発のAndroidやiOSのエコシステムは、すでに十分大きくなったのに対して、明らかに不十分な状況だ。また、Officeを始め多くの主要アプリケーションは、いまだにデスクトップ環境で動作しており、UWP環境のアプリはそれほど使われていない。 こうしたなか、Windowsに関するさまざまな発表を見ていくと、マイクロソフトの方針が変更されつつあることがわかる。簡単に言えば、UWPからデスクトップアプリへのシフトだ。 UWPを諦めたわけではないが、Windowsというプラットフォームのメインの

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  • OECD、PISAの結果をみると日本はもはや“オタク”ですらない

    「世界最先端 IT 国家」の現実がこれなのか? 1つのデータだけですべてを語るのは無理がある。まだ学ぶことも多い15歳のコンピューターやインターネットの利用状況を見て、その生徒のその後の人生やその国の将来が分かるというつもりもない。しかし、12月はじめに公開されたOECDの「生徒の学習到達度調査」(PISA=Programme for International Student Assessment)の結果は、いささかショッキングな内容だった。数学・読解力・科学の成績がよいのは結構だが、600設問以上におよぶアンケート調査結果には、真摯に受け止めるべきデータが多く含まれている。 前回は、日の生徒たちのデジタル環境が、残念なことに世界最低レベルといわざるをえないことを紹介した。今回は、そうした環境の中で子供たちが何をしているかを見る。 15歳というピンポイントとはいえ、学習関連以外の設問項

    OECD、PISAの結果をみると日本はもはや“オタク”ですらない
  • 日本の子供は賢いがコンピューターが使えない

    これらに加えて利用時間などより踏み込んだデータもあるわけなので、メディア機器の使われ方という側面だけでも興味深いデータといえる。ただし、このデータは読み方がむずかしいというのも事実だろう。各国の経済や教育の環境についての基的な理解がないと読み違えも起こりそうである。逆に、コンピューターの側の人間からすると「なぜこういう設問になっているのだ?」と疑問を感じる部分もあった。 パネル(回答集団)のバラつきも気になる。「中国」としているのは、正確には「B-S-J-G (China)」であり、北京・上海・江蘇省・広東の意味である。15歳という対象年齢も、むずかしい設定といえる。角川アスキー総合研究所で、1年ほど前に、中学生、高校生のメディア接触とコンテンツ消費についての調査を実施したが、15歳というのは価値観やコミュニケーションスタイルが大きく変わる年齢だからだ。たとえば、中高生男女の6人ずつ4組

    日本の子供は賢いがコンピューターが使えない
  • マルウェア検知で競合他社との差を見せつけたCylanceの自信

    8月24日、人工知能を用いたアンチウイルスソフトを提供する米Cylance(サイランス)は日法人の設立を発表。また、アジアで初の開催となる「Unbelievable Tour in Japan」では、最新のマルウェアで検出テストを行ない主要アンチウイルスベンダーと検出率の違いを見せつけた。 Cylanceのみが未知のマルウェアを起動前に遮断できる Cylanceは新世代のエンドポイントセキュリティ製品を提供する米国のスタートアップ。人工知能技術を活用することで、シグネチャレスでマルウェアの侵入を99%以上遮断するという。「すべてのエンドポイントを守るというのがわれわれのミッション」とワールドワイドセールス シニアバイスプレジデントのニコラス・ワーナー氏は語る。 Cylanceは既存のアンチウイルス製品の限界を超えるべく、マカフィーの要職を務めた2人が創業。製品投入から約2年でグローバル

    マルウェア検知で競合他社との差を見せつけたCylanceの自信
  • Amazonから「パスワード変えといた」メールが来た

    図版:いらすとや アマゾンが6月15日10時、記者のもとに「重要 - Amazon.co.jpアカウント、パスワード変更のお知らせ」というメールを送ってきた。「Your Amazon password has been changed」という英文メールも届いた。セキュリティ上の理由からパスワードを一時変更したという。 フィッシングメールかと思ってAmazon.co.jpにアクセスしてみたところ当にパスワードが変わっていたので驚いた。 理由はアマゾンが実施している定期モニターで「メールアドレスとパスワードの一覧をインターネット上で無作為に掲載しているページ」が見つかったため。「当サイトでもしも同じパスワードを使用されている可能性がある場合には念のためお知らせすべきであると判断したため」とのことで── さらっと書いているがつまりわたしのメールアドレスとパスワードが「インターネット上で無作為に

    Amazonから「パスワード変えといた」メールが来た
  • 短命に終わる「失敗商品」を買う一定の消費者グループが存在

    マサチューセッツ工科大学(MIT)は12月23日、短命に終わってしまう「いわゆる失敗商品」を買う一定の消費者グループが存在するという論文を発表した。 これはMITスローンマネジメントスクールなどの研究者によるもので、いわゆるマーケティング分野のビッグデータ解析。2003年~2005年の間に発売された8809種を調査、3年で店舗から引き上げられた商品を失敗商品とした(3年間で約40%の新商品が生き残った)。 消費者購入履歴と商品寿命を照らしあわせ、『ある種の消費者グループ』が売上に占める比率が多いほど、その商品は短命に終わるという明確な傾向を発見した。その消費者グループが売上の20~50%を占めれば成功確率は31%減少し、さらにその消費者が商品を3回買えば成功の見込みは56%減る。そもそも3年間生き残る新商品が40%なので、そこから56%減れば商品は終わったも同然と言える。 消費者と製品寿命

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  • はくちょう座にある巨大天体の謎(異星文明の巨大構造物?)

    太陽系外惑星を探査している宇宙望遠鏡「Kepler(ケプラー)」をデータ解析を行なっている天文学者のチームは9月11日に奇妙な減光現象に関する論文を発表した。現在のところ正体は不明だが、「異星文明の巨大構造物(ダイソン球)では?」と話題になっている。 ケプラーははくちょう座の一部を高解像度で撮影し、恒星の減光(惑星の)やホットジュピター(赤外線を大量に放出する “熱い木星”型惑星)などを探り、狭い領域にもかかわらずこれまで1000個以上もの惑星を発見。従来の予想をはるかに超える惑星の存在確率など、現代の天文学に大きく貢献している。 複数の大学・研究機関による解析では、目標「KIC 8462852」は非周期的に減光していることがわかり、その遮蔽率は20%にもなる。また減光する期間は5~80日と非常に大きいので、惑星による天体蝕と考えると、期間から考えると惑星にして大きすぎる。恒星の周りをダ

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  • 「Emdivi」使い多発する日本への標的型攻撃、ラックが詳細報告 (1/2)

    セキュリティ対策企業のラックは6月16日、日国内の企業や組織を標的に展開されていると考えられるサイバースパイ活動への注意喚起を行った。発表会では、攻撃で使われる遠隔操作ウイルス「Emdivi(エンディビ)」の特徴や推測される攻撃者像、また標的型攻撃による被害を防ぐためのポイントが説明された。 発表会には、ラックからCTO 西逸郎氏とサイバー救急センター長 内田法道氏が出席した。また、Emdiviマルウェアの解析を行ったマクニカネットワークス セキュリティ研究センター センター長 政憲蔵氏も、オンラインで参加した。 Emdiviによる被害に「まだ気づいていない組織も多いのでは」 今回説明されたEmdiviを使った攻撃は、カスペルスキーが今月4日に報告したAPT攻撃「BLUE TERMITE」(関連記事)と同一のもの(ただしEmdiviはマルウェア、BLUE TERMITEは一連の攻撃キ

    「Emdivi」使い多発する日本への標的型攻撃、ラックが詳細報告 (1/2)
  • ぶっかけうどんの中にスマホを立てかけるスタンドが登場!?

    Hameeは2月27日、「品サンプルスタンド(ぶっかけうどん)」を発売した。Hameeストラップヤ店、Hameeストラップヤ各店にて販売される。価格は9800円。 この品サンプルスタンドは、「日品サンプル屋さんが気で作った超リアルな仕上がり」をうたう、スマートフォンを立てかけられるスタンドだ。物の陶器の器を使用しているため、しっかりとした安定感があるとのこと。スマホだけではなく、7.9インチまでのタブレットの縦置きにも対応している。サイズは約幅20×高さ6.5×奥行20cmで、重量は約1kg。 また、「品サンプルスタンド」シリーズとして、衣がリアルな海老とししとうの「天ぷら」、甘辛いタレがたっぷりかかった(ように見える)「みたらし団子」、ネギマ、つくね、レバーなどで構成された「焼き鳥」が同時発売。サイズは天ぷらが約幅9×高さ7×奥行9cm、みたらし団子が約幅9×高さ5×奥

    ぶっかけうどんの中にスマホを立てかけるスタンドが登場!?
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