ソフトバンクは2013年までに全国7道府県で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を整備する。発電能力の合計は25万キロワット超となり、国内で最大の太陽光発電事業者となる見通しだ。メガソーラー事業にはNTTも参入する。IT(通信技術)を活用してエネルギー使用量を最適に管理するスマートグリッド(次世代送電網)の普及をにらみ、通信事業者が電力事業に足場を築く。ソフトバンクは再生可能エネルギーの買い取り
大規模な太陽光発電所(メガソーラー)を建設するには10ha(300m四方)程度の土地が必要だ。そこで、これまでの国内のメガソーラーの多くは埋め立て地や工業団地の遊休地などを利用して建設されている。 東京電力が2012年1月27日に営業運転を開始した「米倉山太陽光発電所」(甲府市、図1)は、内陸部、それも小山の上に建設されている。平たんで造成済みの埋め立て地とは異なる工夫が必要だろう。 米倉山太陽光発電所は、山梨県と東京電力の共同事業であり、山梨県が20haの土地を無償提供して、東京電力が運転を担う。今後17年間の発電事業を計画しており、最大出力は10MW(1万kW)、内陸部としては最大級のメガソーラーである*1)。山梨県という立地を選択した理由は、全国有数の日射量が得られるためだ。 *1) 東京電力はこれまで川崎市に2カ所のメガソーラーを建設、営業運転を開始している(関連記事1、関連記事2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く