今日になって辞任を発表した背景には、大きく2つの理由があると思います。 1つ目は、文在寅政権側の姿勢の変化です。曺国の疑惑は次々と現れて、消えていくどころか膨らむばかりでした。それでも法相の立場にこだわり続けたのは、曺国の個人的な権力欲というよりも、政権側の意向が強かったのだと思います。 その文政権の姿勢が変わったのは、世論調査の結果によるところが大きい。このところ、文政権の支持率はいよいよ30%台を記録するようになりました。さらに衝撃だったのは10月14日に発表された「リアルメーター」という調査会社の数字です。他の世論調査よりも10%近く良い数字がでるため、明らかに政権寄りだと見られているこのリアルメーターですが、この日に出した支持率が41.4%まで低下していたのです。