「このまま来年秋に健康保険証が廃止されると、全国の市町村の国民健康保険課がパンクしてしまう」──。こんな懸念の声が自治体職員の間で広がっている。河野デジタル担当相に言わせれば、マイナンバーカードの活用拡大は「行政運営の効率化」につながるらしいが、現実はまったく逆。自治体職員に業務…
ジャニーズ事務所を1962年に創業、75年に東京・六本木で設立したジャニー喜多川氏は2019年に亡くなるまで社長を務めた。少年への性的虐待は「単純計算しても2500人以上」と、元ジャニーズJr.の平本氏(56)は試算する。ジャニー氏は自宅を「合宿所」と称し、目を付けた少年たちを呼び集め、共同生活を送っていた。 ◇ ◇ ◇ 「僕が入った80年代初頭はトシ(田原俊彦)、マッチ(近藤真彦)、川崎麻世がいて、後に入ってきたのが少年隊でした。原宿に合宿所があったのはKinKi Kidsあたりまでで、滝沢(秀明)世代からは六本木に移りましたけど、ジャニーさんのやり口は変わらなかったようです」 ──当時は「こちょこちょ」、近年は「カルピス」など、少年たちはジャニー喜多川氏の性加害を隠語で呼んでいたそうですね。 「だいたい『ユー、お風呂入りなよ』と入浴を勧めてくるんです。原宿の合宿所には大きな風呂場が
京橋図書館に郷土資料館やカフェを併設して、昨年オープンし話題の「本の森ちゅうおう」(東京都中央区)に区民からの抗議が殺到している。 住民でつくる「中央区立図書館のありかたを考える会」は3月26日、「あと数日で、地域資料室を支えてきた司書さんたちが雇い止めになります。ずっと繋いできた知識が途切れます。悔しいです」とツイッターに投稿。2.1万件の「いいね」と区の運営に対する反感の声が寄せられた。 今、図書館で何が起こっているのか。 「区がコスト削減のために施設の運営を民間事業者に委託したんです。新しくレファレンスを担当している学芸員は、残念ながら地域資料の価値を分かっておらず、区立図書館にしかない16ミリテープを処分してしまったんです」(前出の会関係者) 京橋図書館は1911年に開館した。東京大空襲で多くの図書館が戦火に巻き込まれたなか、京橋図書館は被害を免れ、2万6000冊にものぼる戦前図書
先月28日、世界的な音楽家の坂本龍一さんが亡くなった。71歳だった。坂本氏は映画「ラストエンペラー」の音楽で日本人初のアカデミー賞を受賞。今年1月に70歳で亡くなった高橋幸宏氏、細野晴臣(75)とともに音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のメンバーとしても活躍した。数多の名曲を世に出したが、坂本氏の代表曲といえば、「テクノポリス」「東風」「千のナイフ」「戦場のメリークリスマス」などが知られる。 しかし、坂本氏の訃報を伝える各局のニュース番組で流れたBGMをめぐって、SNSではファンの落胆の声が広がっている。多くの番組で流れたのが、高橋氏が作曲した名曲「ライディーン」だったためだ。 《坂本龍一さんのニュースで代表曲に「ライディーン」を挙げるニュース番組やワイドショーが多過ぎてほんとうにがっかり。「ライディーン」は高橋幸宏さんの作曲なんだよ。ほんの2か月前にお前ら散々報道
英公共放送「BBC」が2月27日、ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(故人)のドキュメンタリーを3月7日に放送すると発表した。 タイトルは「プレデター:Jポップの秘密のスキャンダル」とし、HPに掲載された予告には「50年以上にわたり、日本は喜多川氏の暗い秘密を守ってきた」「少年たちによる性的虐待の申し立ての長い歴史」「2019年に音楽界の大御所が亡くなった後も、日本のメディアはほとんど沈黙を守っていました」などと紹介している。 番組はジャーナリストのモビーン・アザール氏がリポートし、「(喜多川氏が)メディアに与えた影響を探り、目をつぶってきたことの残酷な結末を暴露」するという。 これには《しばらく前(もしかしたら今も?)ジャニーズ事務所のタレントがやたらジャニー氏との縁とその美談を強調した逸話を口にしてたけど、あれ多分この事件消したさにファン内世論を作ろうとしてたんだろうなと思う》、
司直の手が思わぬところに及びそうだ。 東京五輪の談合事件を巡って、独占禁止法違反容疑で逮捕された大会組織委員会大会運営局元次長の森泰夫容疑者らによる受注調整に、博報堂など広告・イベント4社の幹部4人が関与していた疑いがあることが判明。東京地検特捜部は既に、森容疑者のほか電通元幹部ら3人を逮捕しているが、広告業界関係者からは「まだ逮捕者は続出する」といった声が上がる。 ■森容疑者の上司は組織委に出向していた現職都幹部 そんな中「今後、捜査が及ぶのでは」と囁かれているのが、開催都市・東京都だ。森容疑者は、テスト大会の計画立案業務の入札前の2018年春ごろ、競技会場ごとに受託予定企業を割り振った一覧表を上司に示したところ、「電通が多すぎる」と指摘されたとされる。実はこの森容疑者の上司は、当時、組織委に出向していた現職都幹部なのだという。元都庁幹部の澤章氏が言う。 「現在、都庁の枢要局長を務める彼
“高市の乱”が早くも腰砕けだ。 8日の政府与党政策懇談会で防衛増税を表明した岸田首相に対し、高市経済安保相がツイッターで〈私も西村経済産業大臣も呼ばれませんでした〉〈反論の場も無いのか>と猛反発。<賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り862文字/全文1,002文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く