台風10号による大雨で、東海道新幹線は8月30日から9月1日までの3日間にわたって計画運休を実施した。沿線の静岡県内の雨量が規制値を超えたためだが、台風から離れた地域の雨の影響が長期間及んだ。JR東海の丹羽俊介社長は4日の定例会見で「難しい状況での判断だったが、安全最優先を考えて最善を尽くした」と理解を求めた。
台風10号による大雨で、東海道新幹線は8月30日から9月1日までの3日間にわたって計画運休を実施した。沿線の静岡県内の雨量が規制値を超えたためだが、台風から離れた地域の雨の影響が長期間及んだ。JR東海の丹羽俊介社長は4日の定例会見で「難しい状況での判断だったが、安全最優先を考えて最善を尽くした」と理解を求めた。
2025年に開かれる「大阪・関西万博」の工事現場見学ツアーが30日から大阪市の夢洲で始まった。しかし、SNS上では写真撮影の制限が厳しすぎることが物議を醸している。 ツアーは10月まで計6日開かれ、計900人が参加する予定。344億円をかけた高さ12メートルのシンボル「大屋根リング」に上がることができる。1日に申し込みを開始したところ、個人と団体がともに5~6分程度で完売したという。 しかし、X(旧ツイッター)では、このツアーが別の側面から話題となった。旅行会社のサイトにあるパンフレット(再改訂版)には現在、写真撮影について「撮影箇所:1カ所」「撮影媒体(カメラやスマートフォン等)をお預かりしてスタッフによる撮影に限定させていただきます。(お客様ご自身の撮影は一切禁止させていただきます)」と記載。理由については、「安全配慮等の観点」とある。パンフレットは複数回改訂されたとみられており、6月
長く立派なホームにどこか懐かしさを感じる車両が滑り込む-。山々に囲まれた信州を走る「しなの鉄道」の日常風景だ。1997年10月の北陸新幹線高崎-長野間開業に伴い誕生した全国で初の並行在来線。地域をつないで四半世紀が過ぎ、時を経たからこその課題が浮かび上がる。「鉄路は必ず残さねば」。持続可能な姿を模索している。 しなの鉄道が走る旧信越線はかつて東京と長野・北陸方面を結ぶ幹線として多くの特急列車が行き交った。上下線が分かれた複線の線路や十数両分の長いホームなど、それまで必要とされていた高度な設備を引き継いだ。 しかし、長距離輸送は新幹線に移行。しなの鉄道は2~3両の普通列車がほとんどだ。同社はワンマン運転や駅の無人化といった運営の合理化をはじめ、沿線自治体と連携した積極的な利用促進策などで2005年度以降は最終黒字を確保してきたが、19年の台風19号災害や新型コロナウイルス禍で19年度から22
北陸新幹線が金沢から敦賀(福井県敦賀市)まで延伸した3月16日、石川県の「IRいしかわ鉄道」の営業区間が県内全線に広がった。人口減少による利用者減予測と、運行距離の大幅拡大に伴うコスト増という難しい経営環境の中、他の並行在来線会社とともに日本の物流を支える大事な役割も担う。 ブレーキ音を鳴らして貨物列車が金沢貨物ターミナル駅(金沢市高柳町)に到着した。フォークリフトで手際よくコンテナを積み降ろすと、列車は大阪方面へ向けて走り出した。 北陸3県を経由し、大阪と青森を結ぶ全長約千キロの線路「日本海縦貫線」は全国に巡らされた貨物輸送の主要ルートの一つ。旧北陸線はこの「大動脈」の一部を構成する。金沢市の駅は北陸3県で唯一の貨物ターミナル駅。JR貨物金沢支店によると、一日の発着は22本。宅配便のほか、ビールや農作物など16万トンの荷物が届く。
JR東海とJR西日本は17日、夏休み期間中に名古屋から北陸方面へお得に利用できる限定きっぷを発売すると発表した。今年3月に北陸新幹線の金沢―敦賀間が延伸開業して以降、中京圏と北陸を結ぶ特急「しらさぎ」の利用が伸び悩んでおり、てこ入れを図る。 きっぷの名称は「乗ってみよう北陸☆WEB早特21」。7月20日~8月31日(同月10~19日は除く)の期間中、利用日の21日前までに予約すれば、名古屋と福井、金沢、富山間の運賃が最大で半額以上安くなる。名古屋―敦賀間は「しらさぎ」のほか東海道新幹線「ひかり」「こだま」の普通車自由席を米原駅まで利用することも可能。敦賀駅より先は北陸新幹線の普通車指定席を利...
北陸新幹線金沢-敦賀間開業後、JR北陸線の県内区間の運営を引き継いだ第三セクター「ハピラインふくい」は10日、越前市内に新設する「しきぶ駅」の開業を1年遅れの2026年3月ごろに先延ばしすると発表した。建設業界の働き方改革の影響などで入札不調が続き、工期を延長したため。 (水野志保、藤井雄次) 新駅は武生駅と王子保(おうしお)駅の中間点に設置する計画で、一日約570人の乗降客を見込む。工業と商業でキャンパスが分散している武生商工高校のキャンパスを同市文京1の工業キャンパスに統合する時期に合わせて、当初は25年春開業を目指していた。 駅の設置工事は同社が当初設定していた工期では合わず、4月に2度にわたって入札不調となった。建設業界の働き方改革や工事の安全施工などを考慮して工期を延長し、5月の3度目の入札で落札者が決定した。駅ホームなどの本格的な工事は今秋にも始まる予定。今のところ整備費の変更
名古屋市は、名古屋城天守閣の最上階の窓を江戸時代の創建時に似せて再現する。当時は外敵からの守りを強固にするため、窓が今の半分ほどの大きさだった。天守閣は現在、耐震性の理由から登れないが、屋外からでも城の歴史を楽しめるようにする狙い。早ければ今夏に実現する。
鈴木宗男参院議員が、9日までに自身のブログを更新。G7サミットで予定されている岸田文雄首相とゼレンスキー大統領の会談などにふれたうえで、「ゼレンスキー大統領がロシアを挑発しなければ、ウクライナ戦争は起きなかった」と主張した。 鈴木議員は、ウクライナ側に対し岸田総理が裂帛(れっぱく)の気合で「停戦、和平」を言うべきだとし、「ロシアの侵略とか国際法違反と言うが、ならばゼレンスキー大統領が自爆ドローンでロシア人を殺そうとした行為やブタベスト覚書の再協議、核を戻せと言う話がウクライナ戦争の発端ではないか」として、ゼレンスキー大統領の態度について批判した。さらに、「プーチン大統領は自制していたが、ロシア人を守るために、特別軍事作戦を行なったのである」などと持論を展開した。
眞鍋は5月30日にTBS系の情報番組「ひるおび!」に出演した際、都知事選に対して「蓮舫さんが自民批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見てるような気がして。国政に対して、これまで見てきたウンザリ感というものが、東京都の選挙でもこれがそのまま続くのかな?みたいな。ちょっとウンザリ感が残る感じがあるので」と語った。小池知事の腹心だった元衆議院議員の若狭勝弁護士(67)は「ご指摘の通りなんですが、現実問題としては国政レベルの話を小池さんにぶつけないと、蓮舫さんに勝ち目がないとみている」と分析した。 さらに今月2日に出演したフジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」でも、眞鍋は同様の持論を展開。「蓮舫さんが出てきたことによって国政の構図が、そのまま都知事選にも流れてきちゃっているような感覚になって、都民としては選挙に対してのテンションがあんまり上がらないと
時間かかるが… 乗り換えなく安価 北陸新幹線が敦賀まで延伸開業した3月以降、北陸-名古屋間の交通手段が鉄道から高速バスにシフトしている。北陸新幹線に接続する特急「しらさぎ」の利用客は前年から半減した一方、金沢、福井発着の高速バスの4月の利用客は1・6倍に。延伸によって鉄道は新たに敦賀駅で乗り換えが発生。乗り換えの不便がなくて安価な高速バスを選ぶ人が増えたとみられる。(中平雄大、伊東浩一) 金沢、富山、福井の各駅前と名古屋を結ぶ高速バス3路線(白川郷経由の金沢-名古屋線は除く)は、北陸鉄道(金沢市)や富山地方鉄道(富山市)など北陸のバス会社と、名古屋やJR系のバス会社が共同で運行している。 3路線とも共同運行に参加している名鉄バス(名古屋市)によると、3月の利用客数は金沢-名古屋線が前年同月比1・2倍の1万5千人、福井-名古屋線が1・4倍の1万3千人、富山-名古屋線が1・1倍の1万2千人だっ
水位が低下し続けている井戸。水面より50センチほど高い黒く変色した部分まで水で満たされていたという=14日午後、岐阜県瑞浪市大湫町で(吉本章紀撮影) 岐阜県瑞浪市北部にある大湫(おおくて)町で、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が原因とみられる井戸やため池の水位低下が2月から相次いでいることが分かった。JR東海は13、14日、それぞれ地元住民と瑞浪市幹部に状況を説明。代替水源を確保するなど対策案を説明した。水位の状況を見ながら、今後も工事は続けるという。 JRや地元関係者によると、JRが大湫町の32カ所を調査したところ、計43世帯に水を供給している共同水源3カ所と、個人宅の井戸9カ所、ため池2カ所の計14カ所で水位が低下。2月下旬、JRが設置している観測井戸で水が減り始めた。その後の調査で共同水源や井戸でも水位の低下が判明し、共同水源1カ...
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