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2014年10月18日のブックマーク (11件)

  • ゆとりでもわかるコンテンツの価格の決まり方 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ※11/22ブクマへのコメントを最後に追記 だいたいネットなんて使えない環境下のほうが人間の生産性はあがるものだ。ようするに飛行機の中で暇ということだ。 ネット時代にコンテンツの価格はゼロになるとかなるべきとかほざいている馬鹿は、いまだに世の中に多い。一般的にコンテンツの価格と制作費がどのように決まるものなのかについては以前のエントリでも書いた。前回のエントリの要点をまとめると、コンテンツの標準的な価格はプラットホームホルダーが任意に決めるものであるということと、コンテンツの制作費はそのプラットホームで回収できる売り上げによって決定されるということだ。しかし、ではプラットホームホルダーはどのようにコンテンツの価格を決定するか(できるか)については説明しなかった。 コンテンツの価格が他のものにくらべて市場原理で論じるのが難しいのは、すべてのコンテンツがそれぞれに独占商品であるという性質をもっ

    ゆとりでもわかるコンテンツの価格の決まり方 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • コンテンツプラットホームの未来 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    今後のコンテンツプラットホームはコンテンツと融合する 以上、結論。おわり……でもいいんだけど、もうちょっとだけ(実際はかなり)補足する。 ちなみに、このエントリは、ぼくの一連のコンテンツプラットホームに関するエントリで、文句とか批判ばっかりいっていないでどうすべきか書きやがれと、来であれば相手する必要のない定番の文句をたれるひとたちへの解答でもある。 それは、およそあらゆる種類のプラットホームは色がつく方向に進化する、という話だ。 これは通常、IT業界でよく聞く定石とは逆の話だ。プラットホームを提供するプレイヤーは通常は対象となるユーザをすべて囲い込むために中立の立場をとったほうがいいといわれる。プラットホームには色がつかないほうがいいとされているのだ。 実際にCGM/UGC系のサービスの多くで運営側が「われわれはユーザのみなさんが自由につかっていただけるように場を提供することに徹します

    コンテンツプラットホームの未来 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    tsuwatch
    tsuwatch 2014/10/18
    最近この辺り読み漁ってる
  • おい、ゆとり、コンテンツの値段の決まり方をおしえてやる - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ネット時代にコンテンツの価格はゼロになるのは複製コストがゼロなんだから、経済学的に正しく、著作権なんてみとめるのは社会的に損失だと主張しているひとは池田信夫氏を筆頭に多い。 そうするとコンテンツをお金かけてつくるプロはいなくなって、素人のコンテンツばかりになるんじゃないのと思うんだが、池田信夫氏なんかは、それで正しい、コンテンツ市場なんてなくなったほうが国民の福祉水準が向上すると気で主張されているので始末に悪い。 市場競争によってコンテンツ価格が原価に収斂していくとするのであれば、コンテンツの原価とは複製コストだけではなくて制作コストも考えなくてはいけないだろう。コンテンツの場合は、いくら複製しようが制作コストは変化しないので、いささか逆説的ではあるがコンテンツの制作コストはコンテンツの市場規模によって決まる。つまりそこそこヒットするコンテンツがだいたい10万売れるとして、1あたりの

    おい、ゆとり、コンテンツの値段の決まり方をおしえてやる - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • プラットホームホルダー対コンテンツ屋さん百年戦争 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    どうもコンテンツプラットホームホルダーとコンテンツ屋さんとの関係をきちんと理解していないひとが多いようなのでちょっと書きます。 いいたいことは、自分で自分の戦う土俵をつくれないひとは、しょせん成功なんてできるわけがないってことです。 そしてコンテンツ屋はプラットホームホルダーと戦わなければならないのは必然だということです。 ぼくは、以前のエントリで、アップルは”神様”でもなければ”お上”でもないと書きましたが、shi3z氏のエントリによるとやっぱり”お上”だそうです。 JRAに勝とうと思って馬券を買う人は居ないだろう。 つまり、胴元に勝つことを前提に戦略を組み立てることはできない。 しかし、JRAがルールを変更するとしたら、それは大きな影響がある。 そしてAppleが胴元だとしたら、胴元の気に入るようなものを作るしかない。 与えられた土俵の中での最適解を見つけるなんてゲームは、ある程度の頭

    プラットホームホルダー対コンテンツ屋さん百年戦争 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • ホルダーがコンテンツをつくらないプラットホームは微妙 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    iPhoneのコンテンツプラットホームとしての設計が間違っているという話をしたいわけであるが、まずはそもそもアップルがつくったアプリを有料にしない時点でやる気なくない?ってことからはじめる。 iPhoneがコンテンツプラットホームとしてどのように設計されているかを考えるとする。まず、コンテンツプラットホームホルダーであるアップルとコンテンツを提供するアプリ制作会社との間にどのようなゲームが成立しているかを考えてみる。 まずはアップル側がiPhoneでアプリマーケットを展開するメリットは3つぐらい想像できる。 (1) iPhoneの機能拡張を自社開発リソースをつかわずに提供できる。 (2) iPhoneのアプリ世界が充実することによる継続的なiPhoneへの宣伝効果 (3) 有料アプリからの収益。 (1)と(2)はiPhoneというハードウェアの販促となるわけだが、おそらくアップル的には(3

    ホルダーがコンテンツをつくらないプラットホームは微妙 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • はてブというコミュニティの設計について - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    ハックルさんに会った。同席させていただいたHashさんといっしょにご飯もおごってもらった。 餌付けされた記念にハックルさんのガツンに対するコメントを書いてみる。最初にいっておくとぼくは明快な回答をもっていない。 ハックルさんが指摘する内容をぼくなりにまとめると、はてブのコメントによる暴力性を緩和する仕組みが必要ということだ。そのためにはブログ主がコメントの表示のオン・オフを個別に許可できる仕組みを実装すべきというものだ。 確かにはてなダイアリーについては実装可能かもしれないし、それなりに機能はすると思う。が、はてなブックマークのそもそものブックマーク共有サイトなので、じゃあ、はてな以外のブログやホームページ、ニュースサイトはどう扱うのか?許可をもらったページ以外はコメント表示を禁止するのか?などと考えると、はてながこの機能を実装する可能性は低いと思う。 ハックルさんはまたいったん賞賛のコメ

    はてブというコミュニティの設計について - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
  • コンテンツの2次創作が重要な理由 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記

    フェアユースの議論が、ぼくにはどうにもなじめないので書いてみる。 なじめないというのは、現在、おこなわれているフェアユースのテーマはコンテンツの質をあげてより面白く、素晴らしいものにするという観点がまったく欠けているからだ。 米国先導で推進されているフェアユースの質は、いわば21世紀版”囲い込み運動”であって、ネットにおける覇権というものを確立するために都合のいいような制度に変えようというだけのはなしだ。 コンテンツ業界の利益とかはあんまり考えられていない。犠牲にしてもかまわないという判断は働いているのだろう。もしくは、犠牲にしようというつもりすらないぐらい、考慮されていないのだろうと思う。 ネット時代においてフェアユースがある国とない国ではネット産業の競争力に大きなハンデがつくので、フェアユースを認める流れ自体は変わらないとは思う。なんで、現状の議論自体がどうなるかについて、そっちには

    コンテンツの2次創作が重要な理由 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
    tsuwatch
    tsuwatch 2014/10/18
    技術によって高度なものを制作するのが簡単になったということは,一見簡単に作れるようになったように見えても,より中身の質が問われるようになる気がする
  • なぜKDDIのSyn.は「中心がないポータル」なのか? - それ、僕が図解します。

    スマートフォンの世界で、GoogleAppleの支配の外で自由にビジネスをすることは難しいです。この2社から解放された自由なプラットフォームを作ることができれば、それは革命的なことであり、「スマホシフト」時代を勝ち抜くことができるでしょう。昨今のニュースアプリ、無料通話アプリ、フリマアプリ、ゲームアプリなどが繰り広げている熾烈な争いは、すべて、この「GoogleAppleから自由なプラットフォームを創りだしたところが勝ち」、というシンプルなルールで競っています。 LINEを例にとって説明しましょう。中核に、圧倒的なMAUを誇るLINEアプリあります。最近はLINEニュースも中核アプリになりつつあるでしょう。その周辺にゲームやコマース、アバター、といった、コンテンツやサービスが並び、マネタイズエンジンとなっています。 同じことはヤフーにも言えます。ヤフーの場合、ブラウザでの検索と、ヤフー

    なぜKDDIのSyn.は「中心がないポータル」なのか? - それ、僕が図解します。
  • 東浩紀「セカイ系はゼロ年代の文学。評価できるがその『無力さ』に批判もある。」 : 庵野秀明と押井守とジブリの世界

    1 名前: ヘラチョウザメ(千葉県)[sage] 投稿日:2010/05/27(木) 23:00:44.91 ID:GNju5ilm 東浩紀 (三島賞作家・早稲田大学教授) 東「先週の復習を軽くすると、ゼロ年代は物語の困難に陥った時代であり、物語ゼロ、 メタ物語、セカイ系の3つが生まれた時代であると」 東「セカイ系に対する批判というのは、女の子が出てきて男の子が出てきてなんか 戦争してる、内容ないじゃん、内容書けよ、みたいなものだったんですけど、 宇野くんの『ゼロ年代の想像力』におけるセカイ系批判っていうのは違ったんです」 東「宇野くんによれば、1995年~2001年までがセカイ系が想像力として有効だった時代で、 それ以降――宇野くんによれば、小泉政権が分岐点なんですが――ネオリベの時代、 東「「決断主義」「バトルロワイヤル」的な想像力の時代になったということです」 東「『決断主義』『バト

    東浩紀「セカイ系はゼロ年代の文学。評価できるがその『無力さ』に批判もある。」 : 庵野秀明と押井守とジブリの世界
  • TVアニメ『ラブライブ!』第2期について - 鳥籠ノ砂

    TVアニメ『ラブライブ!』は単なる虚構ではないと感じた。おおよそ観客にとっての単なる虚構は、登場人物にとっては単なる現実のはずだ。しかし作はそうではないのではないか。どちらかといえば、これは、ミューズがミューズの魅力を伝えるために演じたPVのようなものなのではないか。 TVアニメ『ラブライブ!』におけるミューズは、他のスクールアイドルたちとでさえ対比されない。たとえばアライズとの実力的対決も、アライズとの思想的対立も正面から表象されることはけっしてない。他の登場人物についても同様である。作にはミューズとミューズの味方だけがいるのだ。ではTVアニメ『ラブライブ!』はミューズのメンバーの多種多様性を描き出しているのかと言えば、そうではない。穂乃果が語り皆が同意するように、彼女たちは最終的には主義も主張も一致してしまった。ミューズが結束してしまえば、主人公の行く手を阻むものは「天候」くらいし

    TVアニメ『ラブライブ!』第2期について - 鳥籠ノ砂
  • 社会論としての前半部、文学論としての後半部 ――村上裕一『ネトウヨ化する日本』の整理と疑問 - 鳥籠ノ砂

    村上裕一『ネトウヨ化する日』(2014)は、ネトウヨの質を「ネット社会の暴走」と「セカイ系決断主義」に求めている。ネトウヨ現象は、ネット時代の「新中間大衆=フロート」が互いに空気を読み合いすぎること、すなわち互いに共感しすぎることによって引き起こされるのだ。そしてそこには、諫山創『進撃の巨人』に代表されるセカイ系決断主義が関わっているという。 最初に、ネット社会の暴走について確認しておこう。 村上裕一によれば、ネトウヨの来歴とインターネットの透明化は密接な繋がりを有している。まず正体不明であるネトウヨの来歴は、アングラ的出自を持ちネトウヨ的事件と関わる2ちゃんねるに求められている。2ちゃんねるがニコニコ動画を生み、ニコニコ動画の政治タグが在特会を生むことによって、ネトウヨは政治化しフロートは顕在化したというわけだ。他方でインターネットの透明化は、情報媒体の身体化と認知限界の外部化に求め

    社会論としての前半部、文学論としての後半部 ――村上裕一『ネトウヨ化する日本』の整理と疑問 - 鳥籠ノ砂