今橋映子編著『展覧会カタログの愉しみ』所収の「展覧会情報はどうやって手に入れるか」には、ネットや新聞のほか、雑誌として『ぴあ』、『芸術新潮』、『美術手帖』、『ギャラリー』があがっている。これは、主に美術館を対象としているので、博物館について補足すると、『日本歴史』の毎年5月号、10月号に載る「全国博物館企画展案内」がおすすめ。ほかには、月刊誌の『文化財発掘出土情報』や『歴史読本』にも展覧会情報がある。文学館関係には、『日本近代文学館』(隔月)や『文學界』がある。 何と言っても一番の楽しみは、展覧会を見に行った会場で、他館のチラシをゲットすることである。チラシの多い所は、江戸東京博物館、板橋区立美術館、東京都美術館(休館中)。大阪府立中之島図書館や都立中央図書館にもわりかし置いてある。 現在「宇崎純一展」を開催している大阪市立中央図書館や、早稲田大学図書館、東京大学総合図書館など、図書館の展