全国有数の社史コレクションを持つ県立川崎図書館(川崎市川崎区)で展示中の社史が来館者の人気を集めている。同館は5月から約1か月間、大阪府立中之島図書館(大阪市北区)と共同で、社史の人気投票を5部門に分けて実施。各部門で最も多くの投票を集めた5冊を展示している。 「美味しさを求めて部門」で1位となり、総合トップを勝ち取ったのは、アサヒビールの社史『アサヒビールの120年 その感動を、わかちあう。』だった。投票時に寄せられた読者のコメントも展示され、同館の担当者は「『かっこいい』という感想が多く、社史の新たな一面を発見させてもらった」と話していた。展示は来月11日まで。 関連講演として、来月6日には、「マジックインキ」で知られる内田洋行(東京都中央区)の社史についての講演が行われる。問い合わせは同館(044・233・4537)へ。
B&Nは6月19日、同社の2012会計年度(~4月28日)の業績を発表し、Nook事業が34.3%伸びて9億3,300万ドルと10億ドルの大台に迫ったことを明らかにした。しかし、最終四半期の増加は、わずか1%増に止まった。これまで売上を牽引してきたデバイス販売が急減速したためだ。大手量販店からの返品が増えたとされている。他方で書籍コンテンツやアプリを中心としたデジタルコンテンツは同期65%、通期で119%も増加し、4億8,300万ドルに達した。成長軌道に乗ったコンテンツと、ブースターとなったものの勢いを失ったデバイス。この先が問題だろう。 アマゾンやB&Nのようなコンテンツ販売を主体としたビジネスでは、専用デバイスを軸に、複数のデバイスに対応するクラウド環境がプラットフォームとなる。専用デバイスはコアとなる忠実なユーザーを確保する上で重要な意味を持つが、販売量の変動が大きく、短期間で供給が
東日本大震災と福島原発事故を受けた平成24年版科学技術白書はかなり苦渋に満ちたトーンになっています。メディア報道は科学者・技術者への国民の信頼が揺らいでいると伝えましたが、不信感の段階まで進みつつあると感じます。過去の失敗を認めて挽回すべく率先して努力しているならまだしも、原子力学会は政府や国会の事故調査委が報告を出すこの時期に、これから事故調を立ち上げ、来年末の報告を目指します。それで自己満足以外に何の役に立つのか、科学技術者の社会的な責任はどうしたと国民から思われて当然です。 白書第1章第2節「科学技術政策に問われているもの」に震災前後での国民意識の断絶が現れています。《今回の地震・津波や原子力発電所事故により、科学者や技術者に対する国民の信頼感は低下したと言わざるを得ない。科学技術政策研究所の調査によると、震災前は12〜15%の国民が「科学者の話は信頼できる」としていたのに対して、震
新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。 インキュベーションの虚と実 今、アメリカでは“スタートアップ”と呼ばれる、ベンチャー企業が次々と生まれている。なぜなら、そうした勢いある起業家たちを育てる土壌が整っており、インキュベーターも多く、なにより、チャレンジを支援する仕組みが存在するか
ほんとも @typhoon516 このまとめを見ると、ボラは絶対に司書の代わりとはならないことがわかる。そして、学校の管理職や教職員の学校図書館及びボランティアに対する知識・認識不足が浮き彫りになっている。どこでもそうというわけではないだろうけど…(と願う)http://t.co/4neh2DKx 2012-06-23 23:45:27 元・書店員Lev.20 @missinghoi @hontoasobo 行政や公的な施設だと特に、「ボランティアで運営できている=そこに新たに予算をつける必要はない」となってしまいますからね……。 ボランティアって、するのも、してもらうのも、とてもバランスとるのが難しいもののはずだと思うのです。 2012-06-23 23:54:15 浬胡 @freddie460905 @hontoasoboかんこさんの弱点?は、学校図書館現場で組織の中で働いた経験がない
@ayaysdさんのお子さんが通う小学校、今年から学校司書配置終了のため、代わりに開館がPTAの仕事になったのは4月。その後はいかに? そして@ayaysdのところだけではない現状(泣
今の音楽業界が衰退したのはメディアの普及でCDを買う需要が減ったからじゃないかと俺は勝手に思ってるし、何より消費者がトレンドとしての音楽に飽きたんだろう。単純に、音楽の盛衰って、楽器そのもののブームだったりするのね。近代以降だと、ピアノ・ギター・コンピューターがそう。ピアノが流行ると、ピアノに合わせた曲が生まれ、ピアノを中心に音楽の世界が広がっていく。で、ピアノにできることがやり尽くされていくと、音楽の世界も衰退していくわけ。 新しい楽器によって、新しい音楽体験が生まれるんだけど、戦後からこっち、たまたま、ギターというとんでもないポテンシャルを持った楽器のブームが来て、そのポテンシャルが消費され尽くす前に、電子音楽というこれまたとんでもないポテンシャルを持った楽器が生まれる、という奇跡のようなバブルが立て続けで起きたわけ。そのバブルもここにきてそろそろ収束の感があり、未だギターと電子音楽に
承前 どこまで話したんだっけ。。。 そうそう、この本の主題は野依秀市伝だが、野依は一般人から完全に忘れられていたこと。ただ、一部の読書人には注目されて先行文献があること(一番くわしいのは、梅原正紀――かの北明の息子だよ――)。伝記でもあるけれど、群小新聞社史――とゆーか、イエロージャーリズム史――でもあること。その小新聞を現在、閲覧するにはどーすればいいのかということだったように思う。 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20120525/p2 で、頼りになってた新聞総目がずいぶんダメなものになっちゃって、しょうがないが、それはともかく戦前の『帝都日日』はどうやら昭和8年のものが明治新聞雑誌文庫に残ってるほかは、ろくに残ってないということがわかった*1。 しかるに、佐藤先生の野依伝は、昭和8年をすぎてもズンズン進み、どんどん『帝都日日』の本文を引用しまく
毎週金曜日に開かれている反原発の官邸前でのデモ(首都圏反原発連合による)。6月22日は1万人を超える参加者があったようで、テレビや新聞もデモの模様を取り上げています。FacebookやTwitterでの呼びかけ、会社帰りのサラリーマンなども気軽に立ち寄っているようです。(写真はJCEJ運営委員の赤倉さんから) ソーシャルメディア上では、マスメディアの取り上げ方や参加者数の違いが盛り上がっていました。 ウェブ版ですが朝日、毎日、読売、産経、東京の見出しと記事の人数を比べてみましょう。 大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」抗議(朝日新聞) 『主催者発表で約4万人、警視庁調べで約1万人が参加。プラカードや横断幕を手に、「再稼働決定は許せない」と参加者が次々に声を上げた』とあり、動画も同じページに掲載されています。 大飯再稼働:撤回求め官邸前でデモ 列は700メートルに(毎日新聞) 『主催者に
文化庁が2002年から行っていた「現代日本文学の翻訳・普及事業」(公式サイト)が、2012年6月20日の行政事業レビューで「廃止」の判定を受けました。 文部科学省は20日、有識者を交えて事業の効果を検証する「行政事業レビュー」(府省版事業仕分け)の2日間の日程を終えた。この日は対象となった3事業のうち、日本の現代文学を翻訳して外国で出版する事業など2事業を「廃止」と判定した。 日本の現代文学の翻訳事業については、有識者から「かなりの代表的な作品は民間事業で多様な言語に翻訳されており、国費で実施する必要はない」など、廃止を求める意見が相次いだ。 この事業は日本の現代文学を主に英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語に翻訳し、現地の出版社と契約を結んで出版してもらい、かつその一部を買い上げて図書館に配布するというものです。公式サイトによれば、今までに40冊の英訳出版、17冊の仏訳出版、14冊の独訳
選挙ウォッチャーちだい @chidaisan 昨日から再び国会図書館のチェルノブイリ資料がなくなっていることが話題になっている。「なくなってる!」と思ったのは僕だけじゃなかったようだ。こんな時だからこそ特別展示室を設けてでも公開するべきなのに、公開するどころか非公開になるという、この国のメルヘンぶり。 2012-06-21 09:54:30 fランク(核保有)(トランプ共和党)(自民党) @kaishin2008 RT @mitchy0007: 図書じゃなくて汚染と被害を無くしてみろと思う @hassan_muko: そういえばちだいさん@chidaisan がそんな事をいってた。RT @hanayuu 国会図書館からチェルノブイリ関連資料が全て消えた http://t.co/RsmIpqCl #r_socialnews 2012-06-21 09:55:54
全国大学博物館学講座協議会の平成24年度の全国大会が、関西大学であった。 これは大学の博物館学担当教職員の研修と意見交換を兼ねた集まり。 実施された講演・フォーラムについてメモをそのままアップする。 「文化財レスキューと大学博物館の果たすべき役割」 栗原祐司氏(京都国立博物館) 学芸員養成課程の件、やめる所が出てくるのは覚悟していた。思ったより少なかった。単位数・科目数が増えて苦労している所が多い様子。希望としては博物館学専任教員を増やしてほしいという事があったが、なかなか難しい。 文化財レスキュー、1次レスキュー、緊急避難的な事は終わったが、引き続き行われている。 震災で多くの博物館が被災。被災数3397件。文化財も744件が被災。指定・登録等。WW2以降最大の被害。 ハードについては文科省で2回の補正予算:87億・329億円=公立社会教育施設災害復旧費補助金。 激甚災害災害法に基
ISO/IEC JTC1/SC34/AHG4 ※1においてEPUB3の国際規格化に向けた議論が進められています。そのAHG4のコンビーナを務める村田真氏(@muratamakoto)の先日のツィート(以下)によると、議論の結果、EPUB3を正式規格IS(International Standard:ISOの正式規格)の一歩手前の段階であるISO/TS (Technical Specification)※2にすることでIDPF※3、ISO/TC46※4、IEC/TC100※5、JTC1/SC34の間で合意したとのことです。 SC34/AHG4の電話会議の議長を務め、IDPF, ISO/TC46, IEC/TC100, JTC1/SC34の間の合意を達成! 肩の荷を一つ降ろせた。合意の骨子を連続tweetする。 — 村田 真 (@muratamakoto) June 15, 2012 EPUB
音楽業界はなぜ縮小したか? を文系的に考察する。 「生活必需品としての価値の下落」音楽業界が産業として最も大きくなったのは(最も売上が高かったのは)1990年代半ばから後半にかけてとのことで、その当時ぼくは20代の若者だった。その頃のぼくの気分というものを振り返ると、CDを買って聞いていないと、ちょっと人間関係的にヤバいなぁみたいな雰囲気があった。というのも、一つには「つき合いのカラオケ」というのがあった。ぼくは特段カラオケが好きというわけではなかったが、仕事のつき合いでも、あるいはプライベートの合コンなどでも、カラオケに行く機会はよくあった。だから、そこで歌うための歌を仕込んでおく必要があった。そしてそれは、できれば流行りの歌が良かった。最新ヒットチャートを賑わしている歌を歌えば、周囲の評価が高かったからだ。だから、カラオケで歌うためのヒット曲のCDをよく買った。その頃に買ったのは、猿岩
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