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ブックマーク / bijutsutecho.com (21)

  • 政府の補正予算案、文化関係で注目すべきポイントとは?

    政府の補正予算案、文化関係で注目すべきポイントとは?4月7日に閣議決定された2020年度補正予算政府案。そのうち、文化芸術関係ではどのような項目・予算が計上されているのかをチェックする。 文化庁 4月7日に閣議決定され、今月中の可決を目指す緊急経済対策を盛り込んだ補正予算案。そのうち、文化関係で注目すべきポイントはどこなのか? ふたつの給付金に「文化芸術の特殊性に考慮」 文化に特化したものではないが、もっとも大きな注目を集めているのが、分野を横断した支援策である2.3兆円の「持続化給付金」と、4兆円の「生活支援臨時給付金」だろう。 前者は中小企業に最大200万円、個人事業主に最大100万円を給付し、後者は制限付きで1世帯当たり30万円を給付するというもの。すでにメディアでも大きく報道されているこの給付金だが、今回の緊急経済対策ではこれらの給付金について「文化芸術をはじめとする幅広い業態の特

    政府の補正予算案、文化関係で注目すべきポイントとは?
    tsysoba
    tsysoba 2020/04/15
    「「最先端技術を活用した鑑賞環境の改善と文化施設の収益力強化」に14億円」の一部にデジタル対応予算も。
  • 「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く

    「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く 「あいちトリエンナーレ2019」(8月1日〜10月14日)の閉幕直前に開設された高山明によるプロジェクト「Jアートコールセンター」。電凸攻撃による「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、アーティストらが電話対応するというこの取り組みからは何が見えたのか? 高山に話を聞いた。 聞き手=編集部 高山明 8月1日から10月14日までの75日間にわたる「あいちトリエンナーレ2019」(以下、あいトリ)が閉幕し半月が経った。「表現の不自由展・その後」をめぐる様々な動きが見られたなか、県職員に代わりアーティストたちが一般からの電話に対応するという「Jアートコールセンター」を立ち上げたのが高山明だ。電凸攻撃が繰り返されていたあいトリで、このコールセンターはどのような役割を果たしたのか。またそこから見えてきたものとは何か。 * ──あらた

    「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く
    tsysoba
    tsysoba 2019/11/11
    「制度設計というのは、じつは演劇が伝統的にやってきたことなんですね。」こういう視点は重要な気がする。
  • 騒動を越えて、作家と作品の試みをレビューする。長谷川新 評 「あいちトリエンナーレ2019」

    騒動を越えて、作家と作品の試みをレビューする。長谷川新 評 「あいちトリエンナーレ2019」「表現の不自由展・その後」を発端に議論が巻き起こり、混乱のなか閉幕間際に全展示の再開が実現、会期終了を迎えた「あいちトリエンナーレ2019」。そのキュレーション、そして会場に「在り続けた」作品について、インディペンデント・キュレーターの長谷川新による展評の試み。 長谷川新=文 「表現の不自由展・その後」閉鎖中に形態を変更して展示された、モニカ・メイヤー《沈黙のClothesline》 撮影=寄田茜 あいちトリエンナーレ2019 情の時代、展評。 たくさんの人が行動を起こし、多くの言葉を費やしている。まずそれらを読んでほしい(*1)。何よりもまず、河村市長や官房長官らの言動、電凸という手段でもって他者を一方的に攻撃すること、そして、文化庁による不明瞭な手続きのもとでの助成金の不交付決定は、それぞれ全力

    騒動を越えて、作家と作品の試みをレビューする。長谷川新 評 「あいちトリエンナーレ2019」
    tsysoba
    tsysoba 2019/11/03
    「たんなる展評」であることを目指すことを説明することによって、結果的に展評であることを超えた論になっている。
  • ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、海外から参加しているウーゴ・ロンディノーネら9作家が新たに自らの作品展示の中止を『ARTNEWS』宛のオープン・レターで要求した。これで展示の辞退は11組に拡大する可能性がある。 ウーゴ・ロンディノーネ 孤独のボキャブラリー 2014-16 「あいちトリエンナーレ2019」に参加している海外作家たちが、一斉に声を上げた。 『ARTNEWS』によると、すでに展示辞退を正式に表明し、展示が中止されている韓国のアーティスト、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2名に加え、ウーゴ・ロンディノーネ、タニア・ブルゲラ、ピア・カミル、クラウディア・マルティネス・ガライ、レジーナ・ホセ・ガリンド、ハビエル・テジェス、モニカ・メイヤー、レニエール・レイバ・ノボ、ドラ・ガルシア

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く
  • イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議

    イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議「あいちトリエンナーレ2019」に参加している韓国の作家、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2作家がそれぞれ自身の作品を引き上げることを公表した。 あいちトリエンナーレ2019でのイム・ミヌク《ニュースの終焉》(2019) 「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」が展示中止となった問題と関連し、トリエンナーレ参加作家である韓国のイム・ミヌクとパク・チャンキョンの2作家が、それぞれ自身の作品の出品辞退を正式に発表した。 イム・ミヌクは1968年ソウル生まれ。展では、マスメディアによって扇動される「分断の時代」に対し、2チャンネルの映像と韓服からなるインスタレーション《ニュースの終焉》(2019)で疑問を投げかけた。 いっぽうパク・チャンキョンは1965年ソウル生まれ

    イム・ミヌクとパク・チャンキョン、「あいちトリエンナーレ2019」から作品引き上げへ。「検閲」に抗議
    tsysoba
    tsysoba 2019/08/08
    残念だけど、ボイコット的な動きが何もなかったら、かえってびっくりするところでもあり。複雑。
  • あいちトリエンナーレ2019、国内外の参加アーティスト72組が声明を発表。「芸術祭の回復と継続、自由闊達な議論の場を」

    あいちトリエンナーレ2019、国内外の参加アーティスト72組が声明を発表。「芸術祭の回復と継続、自由闊達な議論の場を」「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」において、脅迫が原因で展示が中止となったことについて、同芸術祭に参加する国内外のアーティスト72組がステートメントを発表。脅迫や恫喝への強い抗議を訴えながら、芸術祭の回復と継続と安全が担保された上での自由闊達な議論の場を求めた。 あいちトリエンナーレ2019のメイン会場である愛知芸術文化センター 事態の収束が見えない「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」展示中止問題。これに対し、同トリエンナーレに参加する国内外72組のアーティストが連帯し、ひとつのステートメント(声明文)を公表した。賛同作家のなかには、作品取りやめを申し出たとされる韓国のイム・ミヌクとパク・チャンキョンも含まれている。 ステー

    あいちトリエンナーレ2019、国内外の参加アーティスト72組が声明を発表。「芸術祭の回復と継続、自由闊達な議論の場を」
    tsysoba
    tsysoba 2019/08/07
    英語版の声明もどこかに出てるのかな。
  • 《平和の少女像》含む「表現の不自由展・その後」、展示中止へ。抗議殺到で芸術祭全体の運営に支障

    《平和の少女像》含む「表現の不自由展・その後」、展示中止へ。抗議殺到で芸術祭全体の運営に支障8月1日に開幕した「あいちトリエンナーレ2019」の出展作家である「表現の不自由展・その後」。ここに展示されている《平和の少女像》を含む「表現の不自由展・その後」が、8月3日かぎりで展示中止となることが決定した。 河村たかし名古屋市長が大村秀章愛知県知事に対し、展示の中止を要請していた《平和の少女像》と、同作を含む「表現の不自由展・その後」が、8月3日をもって展示中止となることが明らかにされた。 8月1日に開幕した「あいちトリエンナーレ2019内」の「表現の不自由展・その後」で展示された、慰安婦と関連づけられるこの作品をめぐっては、2日に河村市長が「国などの公的資金を使った場で展示すべきではない」などとし、同芸術祭実行委員長である大村知事に展示の中止を要請。 そのいっぽうで運営側には抗議の電話が殺到

    《平和の少女像》含む「表現の不自由展・その後」、展示中止へ。抗議殺到で芸術祭全体の運営に支障
    tsysoba
    tsysoba 2019/08/04
    保安上の理由であることを明言。この時点で参加作家全員とは話ができていないことも明らかにしてたのか…
  • シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう

    シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。シリーズ第4回は、東京国立近代美術館や国外の美術館で数々の展覧会を手がけてきた同館主任研究員の保坂健二朗。 文=保坂健二朗 東京国立近代美術館 「学芸員」はオールラウンドプレイヤーか? ここでリーディング・ミュージアム構想の是非はあえて問わない。正直なところ私は、あれを読んでむしろ、外部の門外漢があのような意見を言いたくなるような雰囲気を日の美術館が持ってしまっているということなんだと、そしてそのような雰囲気が生まれることを許してきた体制について、自分も含めて関係者は

    シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう
    tsysoba
    tsysoba 2018/08/18
    「レジストラー:美術館にコレクションとして存在する、あるいは美術館に出入りする作品の管理に関わる人」の役割について、恥ずかしながら初めて認識した。
  • スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定

    スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定東京・西新宿にあるスバルビルの最後のテナントだったマクドナルドが7月21日をもって閉店する。スバルビルの解体が予定されるなか、同ビル地下にある東京を代表するパブリック・アートのひとつ、《新宿の目》の行方に注目が集まっている。 新宿駅西口地下広場にある《新宿の目》 新宿駅の西口地下広場で行き交う人々を見つめてきた巨大な目。東京在住者であれば一度は目にしたことがあるのではないだろうか。 その名も《新宿の目》と題されたこの作品は、1969年に彫刻家・宮下芳子が制作したパブリック・アート。瞳の高さは3.4m、横幅は10mにもおよぶ作品の内部には照明が埋め込まれており、瞳の部分が回転する。新宿という喧噪の中で、強い存在感を放ってきたこの作品に、撤去の可能性が出てきた。 新宿駅西口地下広場にある《新宿の目》 同作が設置されているのは、

    スバルビル解体で《新宿の目》はどうなる? 所有者の小田急は撤去を否定
    tsysoba
    tsysoba 2018/08/07
    既に照明は切られたそうだけど、この先どうなるのだろう…
  • シリーズ:これからの美術館を考える(2)指定管理者制度から探る「サヴァイヴィング・ミュージアム」への道

    シリーズ:これからの美術館を考える(2)指定管理者制度から探る「サヴァイヴィング・ミュージアム」への道5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。第2回は長年、川崎市市民ミュージアムで学芸員を務めてきたインディペンデント・キュレーター、クリティックの深川雅文。 文=深川雅文 「ミュージアム氷河期」の到来 21世紀初頭から2020年までの20年間の日文化状況を、後世の人々はどのような目で見るのであろうか? 2001年、芸術文化法が制定され、日文化国家としての新たな姿勢を示したかに見えたが、他方で、文化芸術の基盤を根底から揺るがす危険性も孕んだ制度の変更も進行した。その震源のひ

    シリーズ:これからの美術館を考える(2)指定管理者制度から探る「サヴァイヴィング・ミュージアム」への道
    tsysoba
    tsysoba 2018/07/08
    図書館もそうだけど、首長部局や議会とのパイプがなさすぎる感じもある。組織的位置づけとしては末端なので通常ルートでは難しそうだけど。
  • 《ゾウの仮面》など21点が被災。 国立民族学博物館の被害状況が明らかに

    《ゾウの仮面》など21点が被災。 国立民族学博物館の被害状況が明らかに6月18日朝に発生した最大震度6弱の大阪北部地震で被災した国立民族学博物館の被害状況が明らかになった。現在休館中の同館によると、展示物21点が破損などの被害を受けたという。 破損した《ゾウの仮面》 6月18日朝に発生した最大震度6弱の大阪北部地震で被災した大阪・吹田の国立民族学博物館。同館は地震発生後、一部の展示物が破損し、図書室で蔵書が落下したことを発表し、現在も臨時休館となっている。 22日の時点では具体的な被災展示物の内容などは明らかになっていなかったが、その詳細が27日に公表された。 同館によると、被災したのはカメルーンのゾウの木製仮面など計21点。落下・転倒した(またはその危険性の高い)資料は約120点におよぶ。主に木製や陶製の展示物が落下するなどし破損したが、修復はすべて可能だという。またこのほか、エントラン

    《ゾウの仮面》など21点が被災。 国立民族学博物館の被害状況が明らかに
  • 文化庁に聞く「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」の真意。作品売却は否定

    文化庁に聞く「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」の真意。作品売却は否定美術界を中心に、大きな波紋を呼んだ政府案「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想。この真意について、文化庁の関係者に話を聞いた。 「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想が報道されたのは5月19日のこと。YOMIURI ONLINEが政府案として、国内の美術館や博物館の一部を「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」として指定し、価値付けした作品をオークションなどで売却するといった構想を掲載。6月の政府成長戦略に盛り込まれると言及した。これに対し、美術界を中心に美術館のあり方に関わる問題であるとの懸念が示されている。美術手帖では、「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想について、文化庁の関係者に話を聞いた。 ——「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想は、未来投資会議構造改革徹底

    文化庁に聞く「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」の真意。作品売却は否定
    tsysoba
    tsysoba 2018/06/03
    成長戦略(未来投資戦略, 日本再興戦略 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/kettei.html )にどう書き込まれる(or書き込まれない)かに注目か。
  • 政府案の「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」とは何か? 文化庁「確定事項は何もなく検討中」

    政府案の「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」とは何か? 文化庁「確定事項は何もなく検討中」5月19日に「YOMIURI ONLINE」で取り上げられた「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」が大きな波紋を呼んでいる。政府案として突如報道されたこの仕組みとは? そして文化庁の見解とは? 文化庁 出展=ウィキメディア・コモンズ 「リーディング・ミュージアム」の目的とは? 国内の美術館や博物館の一部を「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」として指定し、価値付けした作品をオークションなどで売却するーー。これは、5月19日に「YOMIURI ONLINE」で政府案として報道された内容だ。 「リーディング・ミュージアム」はもともと、政府の未来投資会議構造改革徹底推進会合「地域経済・インフラ」会合(中小企業・観光・スポーツ・文化等)において、文化庁が4月17日付で提出した資料においても

    政府案の「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」とは何か? 文化庁「確定事項は何もなく検討中」
    tsysoba
    tsysoba 2018/05/21
    「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」にも言及。有識者のコメントも。
  • 京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催京都市が制定した景観条例にもとづき、京都大学が撤去した立て看板(タテカン)。ネット上でも賛否を呼んでいるこのタテカンをテーマにした展覧会「Re/place」が、京都市立芸術大学内の芸大ギャラリーで開催される。会期は5月19日、20日の2日間のみ。 展示風景 提供=小金沢智 「立て看板」(通称タテカン)は、おもに大学において部活の部員勧誘や、催事の宣伝、あるいは学生運動のスローガンの主張など、様々な役割を持つものとして広く知られている。そのタテカンが、5月13日をもって京都大学から撤去されたことがネット上で様々な賛否を呼んでいる。 京都大学の立て看板は、大学がある京都・百万遍の風物詩として、あるいは京都大学のアイコン的存在として、長年その姿をとどめてきた。しかしながら、京都市は立て看板が市条例に違反

    京都大学の立て看板(タテカン)をギャラリーで展示。京都市立芸大で企画展「Re/place」開催
  • 美術図書館連絡会(ALC: Art Libraries' Consortium)、 「美術図書館横断検索」をリニューアル

    美術図書館連絡会(ALC: Art Libraries' Consortium)、 「美術図書館横断検索」をリニューアル関東圏内複数の美術館・博物館の蔵書横断検索ができる「美術図書館横断検索」がリニューアル。検索の高速化のほか、さまざまな機能が追加された。 ALCに加盟している国立新美術館外観 出典=ウィキペディア・コモンズ 2018年4月2日、美術図書館連絡会(ALC: Art Libraries' Consortium)が「美術図書館横断検索」のリニューアルを発表。同日より使用が可能になっている。 美術図書館連絡会(ALC: Art Libraries' Consortium)は、美術分野における情報資源を共有し調査研究の推進を図ることを目的に結成された国内美術図書館のコンソーシアム。2018年3月31日現在、神奈川県立近代美術館 美術図書室、国立新美術館 アートライブラリー、国立西洋

    美術図書館連絡会(ALC: Art Libraries' Consortium)、 「美術図書館横断検索」をリニューアル
  • DIC旧蔵の橋本関雪作品、 京都の白沙村荘 橋本関雪記念館が 収蔵・展示へ

    DIC旧蔵の橋関雪作品、 京都の白沙村荘 橋関雪記念館が 収蔵・展示へ2017年12月3日で日画展示を終了したDIC川村記念美術館。同館が所蔵していた橋関雪の3作品について、京都の白沙村荘 橋関雪記念館が収蔵したことがわかった。 橋関雪 秋桜老猿 1938 DIC川村記念美術館は、昨年11月にに日画展示の終了と、所有する日画作品約20点の売却を発表し、大きな話題を集めた。ネット上では鏑木清方や橋関雪など、所有作品それぞれの行方について懸念する声も聞かれたが、そのうち関雪による3作品は京都に里帰りする結果となった。 橋関雪の《琵琶行》(1910、第4回文展褒状)、《木蘭》(1918、第12回文展特選)、《秋桜老猿》(1938)について収蔵を明らかにしたのは白沙村荘 橋関雪記念館。 白沙村荘 橋関雪記念館新美術館外観 同館は橋関雪が自身の制作を行うアトリエとして造営し

    DIC旧蔵の橋本関雪作品、 京都の白沙村荘 橋本関雪記念館が 収蔵・展示へ
  • Chim↑Pom、SIDE COREも参加。福島・はじまりの美術館で震災を考える特別企画展開催

    Chim↑Pom、SIDE COREも参加。福島・はじまりの美術館で震災を考える特別企画展開催福島県のはじまりの美術館で、東日大震災からの7年とこれからの未来を改めて考える「3.11 関連特別企画『ビオクラシー〜“途方もない今”の少し先へ』」が開催されている。会期は2月24日〜3月25日。 赤間正昭 映像《ふるさとなみえ科8人の二学期》(2016)より 東日大震災、そして原発災害から丸7年となる2018年。福島県耶麻郡猪苗代町のはじまりの美術館で、この7年を改めて考える展覧会「3.11 関連特別企画『ビオクラシー〜“途方もない今”の少し先へ』」が開催されている。 古久保憲満 復興する東日 2011 撮影者=鳥尾佳佑 展覧会タイトルの「ビオクラシー」は、震災後、福島に移住し活動を続けてきた展の企画伴走者である平井有太が2016年に刊行した著書『ビオクラシー 福島に、すでにある』からと

    Chim↑Pom、SIDE COREも参加。福島・はじまりの美術館で震災を考える特別企画展開催
  • モネ幻の作品が60年ぶりに発見。 松方コレクションとして国立西洋美術館で修復、展示へ

    モネ幻の作品が60年ぶりに発見。 松方コレクションとして国立西洋美術館で修復、展示へ60年間にわたって行方がわからなかったクロード・モネの大作《睡蓮ー柳の反映》がパリのルーヴル美術館で発見、国立西洋美術館での修復を経て、展示されることが発表された。同作は松方コレクションの一部で、損傷が激しいため今後修復され、2019年に展示されるという。 クロード・モネ《睡蓮―柳の反映》(1916)。茶色い部分は保護のために貼られた紙 国立西洋美術館開館の核となった、川崎造船所初代社長・松方幸次郎のコレクション「松方コレクション」。その一部である作品、クロード・モネの《睡蓮ー柳の反映》が、2016年9月にパリのルーヴル美術館の一角(※)で発見され、19年6月に同館で展示されることが発表された。 《睡蓮ー柳の反映》は、モネが1916年に制作した油彩画で、縦199.3×横424.4センチという大作。パリのオラ

    モネ幻の作品が60年ぶりに発見。 松方コレクションとして国立西洋美術館で修復、展示へ
    tsysoba
    tsysoba 2018/02/27
    末尾の記述が重要。ルーブルの所蔵ではなく接収美術品扱いの模様。
  • 闘争の時代「1968年」を考える。60年代の社会運動をテーマにした展覧会が歴博で開催

    闘争の時代「1968年」を考える。60年代の社会運動をテーマにした展覧会が歴博で開催「1968年」という象徴的な年を中心に、60年代後半に日で起こった多様な社会運動を取り上げる展覧会が国立歴史民俗博物館で開催。当時の資料約500点が展示される。会期は10月11日〜12月10日。 日大全共闘ヘルメット 国立歴史民俗博物館蔵 ベトナム反戦運動が世界的に広がり、アメリカではキング牧師暗殺を契機に公民権運動が活発化、フランスでは「五月革命」、社会主義圏では「プラハの春」が起こった1968年。日でも、60年代後半から戦後日政治的・経済的枠組みを問う声が高まり、全国で様々な社会運動が発生した。 展は、そんな象徴的な年である1968年を中心に、60年代後半の日の社会運動に総合的に光を当てる展覧会だ。 第1部では、世界中で展開されたベトナム反戦運動や、新東京国際空港(現成田国際空港)の建設をめ

    闘争の時代「1968年」を考える。60年代の社会運動をテーマにした展覧会が歴博で開催
  • ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中

    ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中ニューヨークのグッゲンハイム美術館が、これまで同館で開催された展覧会カタログのうち、約200冊をオンラインアーカイブサイト「archive.org」で公開している。 archive.orgより「ロイ・リキテンスタイン展」のカタログ ニューヨークを代表する美術館のひとつであるグッゲンハイム美術館が、同館主催の展覧会カタログ約200冊を無料で公開している。 グッゲンハイム美術館では、2012年の時点で約60冊のカタログをオンラインで公開。その後、今追加されるかたちでリリースし、いまでは約200冊がarchive.org上で見ることができる。 ラインアップのなかには、1993年に同館で開催された「ロイ・リキテンスタイン展」や00年の「ジョルジオ・アルマーニ」展、02年に開催された「ゲルハルト・リヒタ

    ピカソにリキテンスタイン、リヒターも。グッゲンハイム美術館が200冊の展覧会カタログを無料で公開中