私が指導を担当していた元大学院生Aは、私から「アカハラ(アカデミック・ハラスメント)を受けた」と主張し、私に対する非難をツイッターなどに書き込みました。私を告発する文書もネット上に公開しました。 それらの文書では、私の名前は、ソフトウェアで赤い四角を貼りつけることによって隠してありましたが、隠し忘れた箇所もあり、また、ソフトウェアで隠した名前は、電子的に読み取る方法がいくつも存在するため、元院生Aの中傷は、すぐに私の実名と結びつけられて、ネット上に拡散しました。 私は元大学院生Aを名誉毀損で訴えました。その結果、裁判所は、元大学院生Aに書込を削除するように命じました。 このことを根に持った元大学院生Aは、私の実名をあげて、私が研究費を不正使用したとネットに書き込み、それを読んだ朝日新聞の記者が私に取材を申し込んできました。私は証拠となる書類を見せて、自分が東京大学人文社会系研究科の内規に従