NHK大河ドラマ『青天を衝け』で阿部正弘を演じていらっしゃるのは大谷亮平さん。 実直で誠実で優柔不断な優しそうな老中を演じてらっしゃいます。 先週の放送で亡くなってしまいました。 目次 阿部正弘という老中の苦悩 日米和親条約 開かれた政治 人材登用 台場 大船建造の解禁と海軍伝習所 阿部正弘亡き後 阿部正弘という老中の苦悩 阿部正弘は良い人なのですが、積極的な政策を見出せないのです。 1853年、ペリー来航時の老中首座が阿部正弘です。←”安部”じゃなくて、”阿部”ね。小学生の皆さんはここまで覚えなくてもいいですが、中高生は覚えましょうね。 阿部さんは困り果てて「来年返事をするから」と帰ってもらいます。 おまけにロシアも条約締結を要求してきます。1853年、長崎に来航したロシア使節はプゥチャーチンです。 それを聞いて、ペリーも再び日本に来ます。しかも7隻の軍艦で。 慌てふためく幕府を穏便にま