連載「ベンチャーが越えられない製品化の5つのハードル」では、「オリジナルの製品を作りたい」「斬新なアイデアを形にしたい」と考え、製品化を目指す際に、絶対に押さえておかなければならないポイントを解説する。連載第7回は「設計品質」と「量産品質」の違いについて取り上げる。
連載「ベンチャーが越えられない製品化の5つのハードル」では、「オリジナルの製品を作りたい」「斬新なアイデアを形にしたい」と考え、製品化を目指す際に、絶対に押さえておかなければならないポイントを解説する。連載第7回は「設計品質」と「量産品質」の違いについて取り上げる。
ベンチより実効性能を重視――スパコンについてNECに聞いてみた:次期SXは2013年リリース?(1/2 ページ) 「2位じゃダメなんでしょうか?」――事業仕分けで一般の話題にもなったスパコン分野だが、NECの久光HPC事業部長は「真に問うべきはベンチの順位ではなく、実アプリケーションを走らせた際の実効性能。ベンチのために作ったシステムに存在意義はあるのか」と指摘する。 1980年代から1990年にかけてのスーパーコンピュータは、演算を並行して実行できるベクター型のプロセッサを搭載するのが一般的であった。だが90年代以降、特に21世紀に入ってからは、x86系などスカラー型のプロセッサが、その安さを武器に市場に浸透することとなった。 だが今やスカラー計算機は、安いだけのものではない。実際のところ「TOP500(高速なコンピュータをランク付けするプロジェクト)」で上位を占めるのは、XeonやOp
米Intelと米NVIDIAは1月10日(現地時間)、新たに6年間の技術クロスライセンス契約を結んだことを明らかにした。これによりIntelはNVIDIAの技術をベースにしたオンダイGPUを、たとえばSandy Bridgeの後継製品に採用できるようになる。 IntelとNVIDIAは2004年11月に、Intelのフロントサイド・バス技術をNVIDIAにライセンス供与し、NVIDIAの3DやGPU技術などに関する特許へのIntelのアクセスを認める複数年のクロスライセンス契約を結んだ。ところが2009年に、IntelがNehalemのようなメモリーコントローラが統合された新世代CPUはクロスライセンスの対象外であると主張。訴訟合戦に発展し、既存のクロスライセンス契約期間の終了日2011年3月31日が迫っていた。 新たなクロスライセンス合意により、IntelはNVIDIAのビジュアルおよび
米NVIDIAは5日(現地時間)、CES 2011の会場となっている米国ラスベガスでプレスカンファレンスを開催し、同社社長 兼 CEOのJen-Hsun Huang(ジェンスン・ファン)氏みずからが、同社のモバイル機器向けSoC「Tegra 2」の機能解説を行った。ならびに同催しの中で、NVIDIA初のCPU開発に向けた計画「Project Denver」の存在を公式に表明した。 NVIDIA 社長 兼 CEOのJen-Hsun Huang氏 Huang氏はまず、パーソナル・コンピューティングの進化は、1990年代のPCが2000年代にインターネットを得て変革し、2010年代はモバイル・コンピューティングへと変革し更なる進化を遂げるだろう述べる。そして、NVIDIAが昨年に発表したTegra 2は、このモバイル・コンピューティングに革新をもたらすために開発されたものであることを強調した。
NVIDIAはPCやサーバなどに向けて、ARMベースのCPU「Project Denver」を開発する計画だ。 米GPUメーカーのNVIDIAは1月5日、ARM設計を基盤としたコンピュータ向けCPUを開発する計画を発表した。 「Project Denver」というコードネームで呼ばれるこのCPUは、PC、サーバ、ワークステーションからスーパーコンピュータまでサポートするという。ARM命令セットを走らせるCPUを、NVIDIA製GPUと同じチップに統合する。「Project Denverでは、新種のプロセッサを作り出すために、当社のGPUと組み合わせた高性能ARM CPUコアを設計している」 Microsoftはこの日、次期版WindowsでARMアーキテクチャをサポートすると発表しており、Denverでは次期版Windowsが動作することになる。
民主党の事業仕分けを見に行く。 正直、うらやましい。 河野チームが去年からやった事業仕分けは、自民党の中では反乱軍のように扱われた。国立マンガ喫茶や酒類総研のように我々が廃止を打ち出したものに平気で予算がつけられた。 我々の事業仕分けはテレビタックルを始めいくつかの番組が取り上げてくれたが、今回のように朝から晩までほとんどのチャンネルで延々と取り上げてくれはしなかった。 ちょっと、うらやましい。(いや、だいぶかな) 我々の事業仕分けがこれだけメディアに取り上げられていたら、亀井や越智、木原に石原、福田、鈴木なども当選してきただろう。 選挙が近いあの時期に、あれだけ時間と労力を使って頑張ってくれたのに、申し訳ない。 われわれが廃止といった事業に概算要求で予算がつけられ、それがまた、今回のこの事業仕分けで廃止とされている。 スカッとするようなしないような複雑な気持ちだ。もう少し、我々の主張が通
(by paco)先週「仕分け人をやるかも」とお知らせしたのですが、無事に仕分け人となり、初日水曜日、3日目金曜日に出席してきました。 僕が参加している第三ワーキンググループは、なぜかけっこう注目されていて、初日も「私の話も聞いてください」の女性教育会館事業の理事長さんや、スーパーコンピューター開発、毛利館長の日本科学未来館などを仕分けしました。 ちなみに、3日目の仕分けないようについてのasahi.comの記事外貨のような感じですが、現場で仕分けしていた人間として、記事と実際の違いなどを書いてみます。 ▼asahi.comより ──────────────────────────────────── 事業仕分け 科学予算バッサリ、毛利館長も防戦2009年11月13日23時33分 政府の行政刷新会議は13日の「事業仕分け」で、学校での理科教育の充実から、次世代スーパーコンピューターまで
12月27日、日本SGIはハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サーバーの新ブランド「SGI Prismシリーズ」を発表した。第1弾製品として「SGI Prism XL」を2011年1月下旬より出荷開始する。 SGI Prism XLは、演算処理装置としてCPUおよびGPUを併用するハイブリッド型HPCサーバー。GPUはNVIDIA TeslaとAMD FireStream、またアクセラレーターとしてTileraのTILEncoreが搭載可能で、用途やアプリケーションに応じて選択できる。 幅146.8×奥行き943×高さ84.8mmのスティック型筐体にハードウェアを搭載。スティックあたり、Opteronを最大2ソケット、GPUを最大4枚、メモリを最大128GB(8DIMM×16GB)、内蔵ディスクを最大4TB搭載可能で、PCI Express(2.0)x16を4スロット標準装備する
NECは12月27日、地球シミュレータを利用して、カーボンナノチューブに包含された塩化水素分子へのレーザー照射によって効率的に水素を発生できる光化学反応を世界で初めて計算機シミュレーションで予測したと発表した。 同シミュレーションは海洋研究開発機構の共同利用研究テーマ「カーボンナノチューブの特性に関する大規模計算」において実施されたもので、水素発生だけでなく、レーザー照射に伴う既知の光化学反応の効率化による安価な材料の大量合成や新物質合成にもつながる研究成果。 地球シミュレータは、11月に米国で開催されたスーパーコンピューティングの国際会議SC10において、高速フーリエ変換の計算で性能評価に基づくHPCチャレンジ・アワードの1位を取得しているが、今回用いたソフトウェアの計算の50%近くを高速フーリエ変換が占めている。 そのため、従来の計算機ではレーザー照射の計算に数ヵ月かかっていたところ、
日本SGIは12月14日、東北大学流体科学研究所が先端の流体科学研究の基盤となる次世代融合研究システムにSGIのスーパーコンピュータ最上位機「SGI Altix UV 1000」を採用したことを発表した。同システムは2011年4月1日より本格稼働開始する予定で、エネルギー、航空宇宙、ライフサイエンス、ナノ・マイクロテクノロジー分野における流体科学研究を推し進める同研究所の中核設備として基礎研究から共同研究まで幅広く活用されることとなる。 同研究所の次世代融合研究システムは、実験研究と計算研究を一体化した次世代融合研究手法を具現化するために2005年に初めて導入されたもので、大規模な計算システムと3次元可視化システムから構成されている。環境・エネルギーにおける大気の流れやライフサイエンスにおける血液の流れなど複雑化・多様化する流体科学の重要課題を解析・制御するためには、システムの計算精度と計
2010年11月のTop500で第4位、Green500では第2位になった東京工業大学(東工大)のスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」の披露会が12月2日に行われた。ということで、この機会にTSUBAME2.0を見てきた。 Green500第2位の垂れ幕のかかる東工大学術国際情報センターの建物(左)とTSUBAME1.2とTSUBAME2.0の配置図(右) TSUBAME2.0は東工大の学術国際情報センターという建物に設置されている。前世代の「TSUBAME1.2」は441m2の面積を占めていたが、TSUBMAE2.0ではピーク演算性能は0.17PFlopsから2.4PFlopsと約12倍に向上しているが、床面積は335m2へと減少している。上の配置図は下が1階で、上が2階の図であり、TSUBAME1.2では本体が2階にあり、一部が1階という配置であったのに対して、TSUBAME2
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