そんなわけが無いが、元官僚の高橋洋一氏がそう主張している*1。経済評論家の池田信夫氏の『「相関」というのは、45度線になったときが最も高く、垂直または水平になったときはゼロ(相関なし)』と同じぐらい確率・統計的に問題があると思われる。 まずは相関係数だが、確率では無いものとして定義された数字であって、定義から確率として扱えない。ベイズの主観的確率は、確率として定義してあるものを使うわけで、確立の公理を満たしている。勝手な判断をしていいと言うわけではない。 主観的確率も、少なくとも実用上は、口語で言うような主観ではない。経験ベイズで事前分布を主観的に置くわけだが確率分布しか置けないし、推定されたモデルから解釈できることは、モデルの形に依存する。当てはまりの良さも、検定される。 教科書的なベーシックな話を吹っ飛ばして実データに気ままな解釈を与える所は、高橋洋一氏と池田信夫氏は良く似ている。先日
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