アセロス・コミュニケーションズ (Atheros Communications, Inc.) は、アメリカ合衆国の半導体開発企業である。主にLAN関連の製品を得意とし、特に無線LANのチップベンダーとしては業界でも有数のシェアを誇っている。2011年1月5日に米クアルコム社が総額31億ドルで買収すると発表[2][3][4]。2011年5月24日付で買収手続が完了しクアルコム社の完全子会社となり、「クアルコム・アセロス(Qualcomm Atheros, Inc.)」に商号変更した[5]。 1998年にスタンフォード大学・カリフォルニア大学バークレー校などから信号処理の専門家が集まり設立された企業。設立当初は主に5GHz帯の無線LAN技術を手がけていたが、IEEE 802.11bの普及と共に2.4GHz帯のチップにも進出し成功を収める[6]。2004年にはNASDAQ上場を果たした。最近では