どれだけ酷い人種差別が横行してても、ポリコレを叫べば人権意識の進んだ国になるし、どれだけ性犯罪が溢れ返っていても、エッチな漫画を規制すれば女性や子供が守られる社会ということになる。誰かを守ったり理解することは難しいけど、叩いたり見下すのは凄く簡単で気持ち良い。だから表現規制は進む
あっという間にボトルが空に!? 落語界の異端児、柳亭小痴楽が仲間と盛り上がった芋焼酎の飲み方は…〈赤兎馬(せきとば)噺 私の本格 第六席〉
フェミニズムに救われた——そうした経験を持つ女性は少なくないだろう。新著『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』を上梓した漫画家の坂井恵理さんが自身の経験を振り返る。 初めて痴漢に遭った時のこと 中学生の頃、初めて痴漢に遭った。放課後、ひとりで犬の散歩中、車が入れない細い路地で、自転車に乗った男から追い越しざまにやられた。私はそれまで、痴漢という存在は知っていたが、おしりをちょっとなでるくらいなのだろうと思っていた。しかしそうではなかった。もっと奥の方へ手を突っ込んできたのだ。 私は瞬時に痴漢の目的を理解し、触られたことに怒り、痴漢の着ていたトレーナーを力いっぱいつかんだ。ビリっと、トレーナーが破れる音がした。痴漢は私に向かって「バーカ!」と叫んで、自転車で逃げて行った。高校生くらいの男だった。 体を触られたこと、私は悪くないのに「バカ」と言われたことがショックで悔しかった。その夜、風呂の中で一
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