佐渡市の加茂湖周辺の丘陵に、古墳時代前期(4世紀)の築造とみられる前方後円墳が2基あることが24日、分かった。佐渡市での前方後円墳の発見は初めて。2020年に発見され、日本海側沿岸部で最北だった「角田浜妙光寺山古墳」(新潟市西蒲区)よりも北に位置する。専門家は「大和政権との強固な関係がうかがえる発見だ」としている。 【佐渡の関連記事】 「佐渡島の金山」世界遺産登録後初のゴールデンウイーク、交通機関や宿泊施設の予約状況は? 県内の研究者らでつくる「文化財保存新潟県協議会」(会長・橋本博文新潟大名誉教授)が24日、発表した。前方後円墳2基はともに全長約30メートルの中小規模で、高さは後円部が約2...
