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ブックマーク / tech.cygames.co.jp (10)

  • マスターデータにおけるパラメーター検証のためのMasterMemory v2

    Cy#の河合です。以前に「MasterMemory – Unityと.NET Coreのための読み取り専用インメモリデータベース」という記事で、弊社で開発しOSSにて公開しているMasterMemoryというライブラリを紹介しました。 ​ [GitHub – Cysharp/MasterMemory] ​ 最初のバージョンでは、コンセプト実証と性能の追求が主軸でしたが、最初の公開から半年を経た今回はVersion 2として、実アプリケーションに適合するにあたっての便利な周辺機能の拡充を図りました。その一つがパラメーター検証のためのバリデーターです。 ​ Cygamesでは以前、「ユーザを飽きさせない高頻度の更新を可能にする開発運用ノウハウ ~ハイスピードな開発、リリースを実現するために~」としてDSLによる検証システムを紹介しました。 ​ DSLベースにすることで、スキーマ定義によるサーバ

    マスターデータにおけるパラメーター検証のためのMasterMemory v2
  • 【Developers Summit 2020フォローアップ】グランブルーファンタジーを支えるサーバーサイドの技術

    こんにちは。サーバーサイドエンジニアの小松・大橋です。 2020年2月13日・14日に開催された「Developers Summit 2020(デブサミ2020)」において、『グランブルーファンタジーを支えるサーバーサイドの技術』と題した講演を行いました。ご参加いただいた皆様、当日は素晴らしい時を共有させていただき、ありがとうございました。 なお、この講演はWebメディア「CodeZine」でも取り上げていただきました。ご興味のある方はご参照いただければと思います。 講演資料はこちらになります。 稿では、講演でお伝えし切れなかったことや、質問を多くいただいた事項をフォローアップしていきます。 中長期的な改善の意義について 講演では、中長期的な改善の意義についてお話ししました。 我々にとって最も大切なのは、お客様に快適にプレイしていただくことです。そして、トラブルを未然に防ぐことも目的の一

    【Developers Summit 2020フォローアップ】グランブルーファンタジーを支えるサーバーサイドの技術
  • ゲームAI 実践編 −Shadowverseに見るTCG AI開発の事例(1)−

    みなさん、こんにちは! Cygames Research 所属、リサーチャーの佐藤です。 いよいよリリースされましたShadowverse、楽しんで頂けていますでしょうか? トレーディングカードゲーム(TCG)が初めての方でも格的な戦術と対戦が楽しめる、 シンプルで奥深い内容となっていますので、 まだ、という方は是非是非、御手に取って遊んでみてくださいね。 Shadowverse公式サイトはこちらから ShadowverseではNPC戦…AIの挙動についても、 開発陣のありったけの愛とこだわりを詰め込みました。 上の動画はNPC戦の様子をキャプチャしたものです。 画面上のダンディなオジサマ(AI)が、 スペルカードや進化の能力を駆使して、プレイヤーと一進一退の攻防を繰り広げていますね。 このような動きをするTCGAIは、一体どのように作っていけば良いのでしょうか? 今回の記事では、Sh

    ゲームAI 実践編 −Shadowverseに見るTCG AI開発の事例(1)−
  • VR開発手法の考察:The Lab Renderer for Unity

    皆さま、こんにちは。Cygames Researchの金井と申します。 Cygames Researchでは研究開発の対象としてVRコンテンツを取り扱っていますが、今回はその一例として、The Lab Renderer for Unityの検証内容についてご紹介したいと思います。 The Lab Renderer for Unityとは The Lab Renderer for Unity(以下Lab)は、Valve社から提供されているUnity向けのAssetsであり、Unity上でVR開発を行う際の最適化手法が収められています。このAssetsは、Unity5.4 b15以降から利用可能であり、こちらのURLに概要の紹介があります。 最適化の内容についてはGDC2016でも一部紹介がありましたが、このAssetsからもValve社のVR開発における最適化の考え方を汲み取ることができ、非

    VR開発手法の考察:The Lab Renderer for Unity
  • メッセージベースによるゲーム駆動

    みなさま、こんにちは! Cygames Research 所属、エンジニアの和泉澤と申します。 ゲーム業界歴20数年。メガドライブの時代よりゲームプログラミング一筋です。 時折、幾つかの知見をご紹介させて頂けましたらと思います。 ゲーム制作における内部実装には、古今東西、様々な方法論が存在しています。 アクション、RPG、カードゲームやアドベンチャーゲーム等、そのジャンルにより採択される方法は多種多様でありますが、制作するゲームの持つ特徴を良く理解し、そのゲームに適した設計を行うことは、ある種、ゲームプログラミングにおける醍醐味とも言えましょう。 アクションならばこの実装方法、RPGならばこれ、等といったような一意の方法論は勿論在りません。しかしながら、ゲーム業界黎明期より無数に生み出されたゲーム制作の歴史の上に、効率的な方法論というものは、ある程度通例として積み上げられています。 極シン

    メッセージベースによるゲーム駆動
  • ゲームプログラマーの基礎について

    みなさん、初めまして。 大阪Cygamesのエンジニアをしています 堀端です。 今回は、「ゲームプログラマー」を目指している学生さん向けの 記事を書かせて頂きます。 ここ最近では、 誰にでもゲームが作れる環境が出来てますよね。 Unity、UNREAL ENGINE 4など 様々なゲームエンジンがあり 非常にゲームを作りやすくなりました。 Unityの画面 UNREAL ENGINE 4の画面 ゲームエンジンを使えば、 ポリゴンの板を出すのも、とても簡単に出ます。 キャラクターモデルを出すのも、モデルデータさえあれば表示も簡単です。 アニメーションもすぐに動いてくれますし、あたり判定もやってくれます。 エフェクトもエディタがあり、当に簡単に作れます。 最近のゲームで主流のシェーダーなども常備されていて グラッフィックも申し分のないものが気軽に表示できます。 当に良い環境になってますね。

    ゲームプログラマーの基礎について
  • Cygames Engineers' Blog

    サーバーサイド/サーバータスク(PJ横断部署)の 宮脇・牧内です。 2024年3月8日に開催された TiDB GAME DAY 2024 にて「TiDBにおけるテーブル設計と最適化の事例」というタイトルで発表を行いました […] 続きを読む →

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  • ゲームAI - 基礎編(2) - 『はじめてのエージェントベースアーキテクチャ』

    みなさん、こんにちは! Cygamesエンジニアの佐藤です。 季節も秋を迎えて、すっかり涼しくなってきましたね。 秋の夜長はのんびり箱庭ゲームなどいかがでしょうか? SkyrimやGTAなどのオープンワールド系の箱庭ゲームでは、 街を歩くNPC達の動きも作り込まれています。 モブキャラクターたちが街や村の中で生活感豊かに動いていると、 ゲーム世界の日常の中に実際に入り込んでいるような気持ちになれますよね! 今回の記事では、NPCの生活行動のためのAIを一例にあげつつ、 自律エージェントの考え方に基づいたキャラクター駆動の仕組みについて 御紹介したいと思います。 Ⅰ.自律エージェントとは? 周囲の環境を認識して状況を解釈し、自身の内的な方針に基づいて意思決定を行って、 環境に働きかける行動を取る能力を持つ存在を自律エージェントと呼びます。 わかりやすく、ゲームの敵キャラクターに置き換えて考え

    ゲームAI - 基礎編(2) - 『はじめてのエージェントベースアーキテクチャ』
  • ゲーム開発に役立つオープンソースプロジェクト まとめ Part.1

    猛暑日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。岩崎です。 今回は開発お役立ち情報としていくつかリンクまとめとして紹介します。 オープンソースプロジェクトから開発の現場でも使えるものをご紹介していこうと思います。 ライセンス形態ではGPLなどではなく、zlib,apache,NewBSD,MITライセンスなど商用利用でも導入しやすいものを対象にしていきます。 ”屋”という諺がある通り、その道を研究して突き進む人が作ったものがもっとも信頼できるもので品質が高いと考えられます。 又、その瞬間の実装開発コスト削減だけでなく、仮想的に開発人員の増員と同じような効果が見込めます。これはそれぞれのオープンソースプロジェクトでバージョンアップやメンテナンスが継続されることによって分業並行開発をしているのと同じ効果が得られるためです。 公開されていることによって第三者が機能拡張や不具合の修正に参加するこ

    ゲーム開発に役立つオープンソースプロジェクト まとめ Part.1
  • ゲームAI -基礎編- 『知識表現と影響マップ』

    みなさん、こんにちは! 突然ですが…皆さんには、ひいきにしている ゲームのキャラクターはいらっしゃいますでしょうか。 手ごわいボス敵や頼れるパートナー、愛嬌のある動きをするモンスター達は 一体どのような仕組みで動いているのでしょう? 今回の記事ではそんなゲームの中のキャラクター達を 魅力的に動かす仕組み、AIについて御紹介したいと思います。 改めまして記事を担当させて頂きます、Cygamesエンジニアの佐藤です。 これまでコンシューマ機でのゲームAI開発に携わり、 ゲームならではのキャラクター表現の楽しさを追いかけてきました。 このブログを通じて、皆さんのゲームのキャラクターを より表情豊かに魅力的なものにする方法について、皆さんと一緒に考えていければ幸いです。 今回はゲームAIをデザインするにあたって重要となる、 「知識表現を定義する」というステップと、 知識表現の一つである影響マッ

    ゲームAI -基礎編- 『知識表現と影響マップ』
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