ブラック企業に就職してしまった場合には、耐え切れずに会社を辞めたいと考えることもあるのではないかと思われます。 会社を辞める際は、会社に対して退職届(退職願)を提出するのが通常ですが、ブラック企業の場合は提出した退職届(退職願)を受理しなかったり、「次の人材が入るまで辞めさせない」とか「今辞められたら会社に損害が出るから損害賠償請求するぞ」などと脅迫まがいの言動で退職を妨害する事例が見受けられます。 また、悪質なブラック企業では就業規則に「退職は6か月前に申し出なければならない」などと長期間の退職予告期間を設けている場合があり、このような会社では辞めたくても辞められず、過酷な労働を長期間にわたって我慢しなければならない事例も多いようです。 しかし、労働基準法でも強制労働の禁止(労働基準法第5条)が明確に規定されていますから、会社が労働者の退職を制限したり退職の意思を有している労働者を本人の
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