対戦型オンラインゲームを競技として行う「eスポーツ」がオリンピック種目になるかもしれない。今年の冬季オリンピックでは、このような噂が流れた。 国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック専門チャンネル担当者がロイター通信の取材に、eスポーツ現象は無視できないもので、この分野をさらに深く模索していくと発言したことが、オリンピック種目入りの憶測につながったのかもしれない。 オリンピック種目入りには賛否両論があり、今後どのような展開になるのかは分からないが、eスポーツを含むゲーム市場の拡大・盛り上がりは、IOCだけでなく大手メディアや企業も無視できないものになっているのは確かだ。市場拡大にともないゲームを生業とするプロが生まれていることも興味深い。 今回はeスポーツを含むゲーム市場の活況ぶりを数字で追いつつ、アマゾンやYouTubeなど大手テック企業がゲーム市場をどのように取り込もうとしている