ラグビーのトップリーグ(TL)神戸製鋼に加入した元ニュージーランド(NZ)代表FBベン・スミス(34)、SOアーロン・クルーデン(31)が、早くも地域の「ヒーロー」になった。 4日は午後から神戸市内で行われた記者会見に出席。だが、2人合わせてNZ代表134キャップを持つコンビは、午前8時から「横断中」の黄色い旗を持ち、一仕事を終えていた。 2人がチームメートと足を運んだのは、神戸製鋼所神戸本社近くの交差点。そこにはフィギュアスケート女子で18年平昌五輪6位の坂本花織(20=シスメックス)が卒業したことでも知られる市立なぎさ小があり、登校する児童の「見守り隊」を担った。 神戸製鋼では神奈川・川崎市でスクールバスを待っていた児童20人が殺傷された事件をきっかけに、19年6月から週1回のペースで児童の見守りを始めた。選手、スタッフが順番に担当しており、早速この日はスミスとクルーデンが参加した。
平井卓也デジタル改革相は3日、遠隔授業の実施時に受信側にも教員の同席を求める規制について見直す意向を示した。「両方に教員が立ちあうのは無理だ」と語った。河野太郎規制改革相と萩生田光一文部科学相との3者協議で議論する考えを表明した。平井氏は都内でデジタル教育に関するイベントに出席した後、記者団の取材に答えた。文科省は遠隔授業の実施時には、情報の発信側だけでなく受信側にも教員を配置するよう求めて
大阪市を残す選択を市民は選んだ。同市を廃止して4つの特別区に再編する大阪都構想の住民投票は、「反対」という結果になった。 平成27年の前回に続く否定である。大阪市民の結論は示されたと受け止めるべきだ。 都構想は大阪維新の会が主導し、大阪の自民党などが反対してきた。賛成派と反対派の言い分は正面から対立し、都構想の長所と短所は分かりにくかった。 住み慣れた市をなくすことへの抵抗は強かったとみられる。大きな権限を持つ政令指定都市であればなおさらだ。住民サービスや財政面での先行き不透明感もふくらんだのだろう。 結果は出たといっても、反対派はこれでよしとしてはならない。投票運動では市がなくなることへの不安を強調してきたが、ならば市を残してどうするかという前向きな議論こそもっと必要だ。 賛成票も相当数が投じられた。全体を見れば単なる現状維持でよいということにはなるまい。地盤沈下が言われてきた大阪を改革
「第2回新型コロナウイルス対策連絡会議」に出席した谷本本部長(前列右から3番目)。専門家チームの見解に納得できず、報道陣に不満をぶつけた=3月9日、東京都港区 【阪神コロナ妄乱の病巣(2)】 政府が大規模イベントの自粛を要請するなど、新型コロナウイルスの脅威が日本社会を覆い始めていた3月9日。都内で行われた臨時12球団代表者会議で、同20日に予定されていたプロ野球の開幕の延期が決まった。 だが、阪神の球団運営責任者として出席した谷本修球団副社長兼本部長(56)は、報道陣を前に「個人的には『ふざけるな!』と思ってます」と決定への不満をぶちまけた。 まず、世間に広がる自粛の動きに「社会情勢もちょっと、つくられたものって気がずっとしてて」と疑問を投げかけ、代表者会議の前に行われた第2回新型コロナウイルス対策連絡会議での専門家チームの見解にも異を唱えた。 「現時点の判断としては、やむを得ないと思う
「勝つまでじゃんけんか」と揶揄されながらも大阪維新の会(代表・松井一郎大阪市長)が実施にこぎつけた「大阪都構想」の住民投票が11月1日に行なわれ、約1万7000票差で反対派が勝った。これにより明治22年以来の「大阪市」の名が消滅することは避けられた。構想は大阪市を廃止して、24区を4つの特別区に再編成するというものだが、元々は知事時代の橋下徹氏がぶち上げた構想の修正版である。投票率は橋下氏が先導し僅差で否決された前回よりは下がったものの62・35パーセント。新型コロナ禍でも市民が強い関心を示した。 堂島川沿いの超高級ホテル「リーガロイヤル大阪」で会見した松井氏は「すべて僕の力不足。けじめをつけなければならないので任期満了で引退する」と政界引退を明かした。橋下氏も2015年5月の住民投票で「維新の会の一丁目一番地」と掲げる「都構想が」が否決された際、任期満了での引退を決意しただけに、自分だけ
10月24日のDeNA戦(横浜)で広島の新人右腕・森下暢仁選手が1失点完投勝利を飾り、しかも決勝打も自身で記録しています。これで9勝3敗とし、10勝に王手。防御率2.04は中日・大野雄大選手に次ぐ2位と非常に安定しています(成績は10月26日現在)。 一言でいえば、非常に完成度が高い投手ですね。独特のフォームからの角度のある真っすぐは速く、制球力がいい。変化球はカーブ、カットボール、チェンジアップとあり、いずれも威力があり、スローカーブがいいアクセントになっています。あそこまで球速差があると、バッターは狙っていないとタイミングが合いません。 真っすぐ、変化球で左右のコーナー、緩急もうまく使い、組み立てが巧みな投手です。正直な話、昨年まで大学生がよく打っていたな、と不思議になるくらいです。 ただ、新人王レースとなると、もう一人、巨人の戸郷翔征選手もいます。こちらは8勝5敗。2年目ですが、高卒
1日の住民投票で「大阪都構想」が否決され、大阪市の存続が決まった。 可決されていれば、4特別区が設置され、大阪市と堺市をホームタウンにするセレッソ大阪は、Jリーグの規約で特別区をクラブの「ホームタウン」にできないため、新たにホームスタジアムを探す必要があった。 【写真】新スタジアム建設の募金をPRするC大阪森島社長 住民投票を終え、C大阪が最初の公式戦(J1リーグ戦)を迎えた3日、大阪市東住吉区にあるヤンマースタジアム長居では、今季ホーム最多1万9553人を集め、大阪ダービーが開かれていた。 C大阪の森島寛晃社長(48)は「(住民投票に)多くの市民が関心を持っていたのは間違いない」と述べたが、それ以上は言及しなかった。クラブ関係者によると基本、政治的な問題にはクラブとしての意見は出さないという。 一方でC大阪は大阪市から出資を受け、市民無料招待などさまざまな企画を誕生させてきた。重要なパー
「まさか、ここまで得票できるとは思っていませんでした。私には組織票もありませんし、従来型の選挙運動は一切しませんでしたから。まったく票読みができず、ふたを開けてみないと分からない状況でした」 そう語るのは、10月25日に行われた茨城県つくば市の市議会議員選挙で4218票を獲得し、3位で当選した無所属新人の川久保皆実(みなみ)さん(34)。川久保さんは弁護士でもあり、企業の社長も務め、さらに1歳と3歳の子供がいる育児ママでもある。 同市議選では、定数28人に対して41人が立候補した。トップ当選の得票数は5216票で、最下位当選は1771票だった。無名の新人候補が3位で当選したことに、地元のつくば市民も驚きを隠せない。 「1週間の選挙運動期間中に街頭演説も見なかったし、街宣車だって走ってなかったと思うよ。なぜ、無名の新人が3位? 当選圏外だと思っていたのに、びっくりですよ」(60代自営業男性)
笑顔。ルーキーの時、清田育宏外野手は自身のリストバンドにそのように刺繍を入れていた。あれから11年の月日が流れた。今でも清田は笑顔を大事にしている。苦しい時もある。辛い時もある。どんな時でもなんとか歯を食いしばる。苦しい顔を見せるのではなく陽気に振舞うその存在はマリーンズを救っている。試合中、チームの誰よりも大きな声を出し仲間を鼓舞する。点が入れば満面の笑みでガッツポーズを見せる。若い選手が多いチームにあってその存在は頼もしい限りだ。
大阪市廃止を問う住民投票で、大阪市民は大阪市の廃止を拒否しました。 ここで何よりも大切なことは、この大阪市民の決断は、「大阪を都にして発展させる前向きな構想」を拒否するというネガティブな、後ろ向きな決断ではなかったという点です。 【写真】「大阪都構想」賛成派が知らなかった「ヤバすぎる真実」 それはあくまでも、自治共同体を解体することを拒否し、自らの自治共同体、大阪市を存続させ、自分たちが互いに協力しあいながら前に進んでいくのだという、「大阪市存続の可決」というポジティブで前向きな選択だという点です。 それはさながら、離婚の危機に直面した夫婦が散々議論した挙げ句、間一髪離婚届に判を押す直前までいきながら、二人で力を合わせてやっていこうということを決めたのと同じ。離婚する方がその二人にとってはむしろ後ろ向きのネガティブな決断だったのです。 その証拠が、今回の投票の大きな特徴は、若者が積極的に反
松田優作が最後のスタジオ・アルバムとなった『D.F. NUANCE BAND』のリリース後に行った全国ツアーから、1987年5月12日大阪サンケイホール公演のライヴ音源を発掘。ライヴ・アルバム『Last Live』として11月4日発売予定。写真家・渡邉俊夫によるフォトブックを附した豪華仕様初回限定盤。リリース元はSUPER FUJI DISCS。 以下インフォメーションより 自らプロデュースした渾身の名作にして最後のアルバムとなった「松田優作 D.F. Nuance Band」(1987年4月)発売時の全国ツアー、そのうち最良のものと後に語り継がれた大阪サンケイホールでのライブ録音が発見された。 演奏は、本アルバムの為に松田優作が集めた最小かつ最強のメンバー、李世福、奈良敏博(サンハウス~シーナ&ザ・ロケッツ)、羽山伸也(EX)。 録音は本ツアーのライブ・エンジニア渡邉哲三氏によるライン録
J1浦和レッズが、来季の監督候補として元湘南監督の曹貴裁氏(51)に獲得を打診していることが3日、分かった。曹氏は自身のパワハラ問題で1年間のS級ライセンス停止となったが、10月3日に資格が回復。現在は研修を兼ねて関東大学リーグ2部の流通経大でコーチを務めるなどしている。大学の舞台でも高い指導力を見せており、複数クラブが獲得に動いている。 【写真】19年10月、パワハラ問題に関する会見で謝罪する湘南曹監督 ◇ ◇ ◇ 国内屈指の指導力を持つ曹氏を、浦和が来季の指揮官候補に挙げて動いている。Jリーグ関係者によれば、S級ライセンス停止が解除されたことを受けて複数クラブが興味を示す中、獲得に強い意志を示しているのが浦和だという。曹氏は過去に「力を発揮したい、という思いはある」と話すなど、慎重ながらJリーグの舞台に復帰する意欲はある。 浦和は現在リーグ暫定9位ながら、直近では6戦負けなしと
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