「旧バナナホール」閉館…フラカン感謝もあきらめきれず「イーロン・マスクみたいな人買ってくれない?」
「旧バナナホール」閉館…フラカン感謝もあきらめきれず「イーロン・マスクみたいな人買ってくれない?」
最近、友人と話していた時のこと。 彼女が好きなバンドの話を何気なく振ると、「ああ、もう飽きた、興味ない」と言われ、なんだか軽く傷ついた。 それは私もそのバンドがうっすらと好きだったからで、少し前までその話題で盛り上がっていたのに盛り上がれなくなったのが残念、というのがひとつ。そしてあまりにも簡単に、かつ罪悪感なく「飽きた」と言い切るその清々しさになんだかショックを受けたのだった。 それは自分もある意味で「飽きられたら終わり」の物書きという仕事をしているからなのだと思う(友人は会社員)。思えば物書きになってからの24年間、私はどこかでずーっと読者やメディアの「飽き」問題を意識してきた。 特に私は2007〜09年頃の「貧困問題」ブームを経験している身。08年末から09年にかけての「年越し派遣村」とか、あの辺りのことである。「懐かしい」と思った人もいるだろう。ちなみに私も知らない人から「懐かしい
「お好み焼き食ってただけで、SNSに『田代まさしが“粉”もん食ってた』って書かれるんですから」-。元タレント・歌手の田代まさしさんが3月30日から4月1日にかけて、沖縄県内各会場で3日連続のライブを敢行した。自虐ネタを軸にしつつ、歌やダンスをふんだんに盛り込んだショー。観客からの指笛や拍手で大歓迎を受けていた。 「シャネルズ」「ラッツ&スター」のメンバーとして1980年代前半の音楽界を席巻し、その後も人気タレントとしてお茶の間を笑顔にしてきた田代さん。現在は何度も重ねた薬物事件で保護観察中の身でもある。 「みんなを笑顔にしていたら、いつかは自分も笑顔になれる」。そう信じている田代さんはこの日、まさにたくさんの笑顔を生んでいた。歌い続ける理由、自虐ネタに込めた意味とはー。田代さんに話を聞いた。(文・写真=ライター・長濱良起) ■芸能界復帰があるとするならば -半年前も、沖縄にライブでいらして
電気グルーヴのお二人が2024年4月17日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。以前は瀧さんの俳優としての出演作品を恥ずかしくて見れなかったという卓球さんですがつい最近、俳優・ピエール瀧の素晴らしさに気づいて普通に見れるようになったと話していました。 (塙宣之)あとは『忍びの家』。 (ピエール瀧)『忍びの家』ね。 (土屋伸之)前回、来た時に『サンクチュアリ』の告知をしてましたからね。「これからです」みたいな感じで。 (塙宣之)あれ、『サンクチュアリ』の前だったっけ? (土屋伸之)前だったですよ。たしか。 (ピエール瀧)そう。塙くんが「事前に見られるアドレスで見ましたよ」みたいなことを言っていて。 (塙宣之)あの『忍びの家』もめちゃめちゃ面白かったっすね。あんまり言えないですよね。瀧さんのシーンは。 (ピエール瀧)ああ、別に全然いいけど。でもネタバレになっちゃうところ、あるか
子どものころTVを観ていたら「宇宙食、発売!」というコマーシャルが目に入った。それは日清食品が売り出すカップヌードルのことで、びっくりした僕は発売初日に買いに行った。ただのラーメンだとは気づかずに夢中になって食べ、空っぽになった容器を逆さまにして「宇宙船!」とか言ってみた。カップヌードルが発売された2年前、人類は初めて月面に降り立った。アポロ11号が月に降り立つプロセスは世界中でTV中継され、日本でもその夜は大人も子どももTV画面をじっと見守った。翌年明けには日本初の人工衛星が打ち上げられ、春からの大阪万博には「月の石」がやってきた。秋にはイギリスのTVドラマ「謎の円盤UFO」が始まり、小学生の子どもが「宇宙」を意識しないのは無理な年となった。アポロが月に着陸した前の年、『2001年宇宙の旅』が1週間で打ち切りになったとはとても思えない騒ぎだった。 ジェフ・ミルズが2008年から継続的に続
本連載が好評ということで、『ぴあ』さんにトークイベントを開催させてもらった。 「のほほん学校」と題して3月1日に渋谷のduoで行われた。 ※10月上旬に書籍化決定 続きは書籍でお読みください
チバが亡くなるなんて思ってもみなかった。いまだに受け止められない。がんと闘っていたと聞いてはいても、絶対大丈夫だと勝手に思い込んでいた。 J-POPや渋谷系ポップが全盛で、真にロックなバンドの新たな系譜が久しく途絶えていた時期に突如現れたのがミッシェル・ガン・エレファントだった。そこから僕は取り憑かれたように何度も彼らにインタビューし、特にチバには長い時間に渡って食い下がるようなインタビューを何度も試みて、そのすべてをJAPANのページに刻んできた。 ミッシェルが登場したことで、日本の音楽シーンは一気にロックの色に染まっていった。だがべつに、ミッシェル以外に多くのロックバンドが登場して盛り上がったわけではない。ミッシェル・ガン・エレファントという一つのバンドの力で、それが起きたのだ。当時を知っている人には、それはわかるだろう。とてつもないバンドであり、事件ですらあった。 チバはその時、自分
大みそかに放送されるNHK紅白歌合戦に、イギリスのロックバンド、「クイーン」と、ボーカリストのアダム・ランバートさんが特別企画で出場することが決まりました。 特別企画として出場が決まったのは、「クイーン」のブライアン・メイさん、ロジャー・テイラーさん、それに、ボーカリストのアダム・ランバートさんからなる「クイーン+アダム・ランバート」です。 「クイーン」は1973年にイギリスでメジャーデビューしてからことしで50周年を迎え、これまでに10回の来日公演を行うなど日本でも高い人気を集めてきました。 ボーカルのフレディ・マーキュリーさんが亡くなった後、グラミー賞にもノミネートされたアメリカの歌手のアダム・ランバートさんが2012年に加わって、数多くのライブを行い、来年2月には来日公演も決まっています。 今回の出場にあたって「クイーン」はコメントを寄せ、「大晦日に僕たちの曲を聴いて、楽しい時間を過
紅白の出場者出ました。 出場者のレーベルと所属事務所が気になったのでざっくり調べてみました。 ここんとこ毎年言っていますが、もうこの世には「老若男女広い層が認知している今年のヒット曲」なんてものは存在していない、ということは前提で。 嗜好が細分化されまくり、所属していると思っているコミュニティ内で情報を探れば自分好みの次の曲を見つけられるので、ヒットチャートに入っているレベルの曲でも興味があるジャンル外の曲は一切聴かずに済む状況。 こうなってしまったら、元々は「その年のヒット曲が一堂に会する場」であった紅白歌合戦が、これまで通りの紅白歌合戦であり続けることは非常に困難です。というかもう無理です。 多くの皆さんが仰るように「もうやめてしまえよ」というのが割と一番の正論ではないかとも思うのですが、それでもあがき続けて何らか「ぽい」ものを提示し続ける姿をウォッチするのが正直面白いのだ、ということ
BUCK-TICKは同日「THE DAY IN QUESTION 2023」と題した日本武道館公演の開催を予定していたが、櫻井敦司(Vo)の急逝により公演中止を発表。その後メンバー、スタッフチームで協議を重ね、新たに「バクチク現象-2023-」と銘打った公演を開催することとなった。 「バクチク現象」とはインディーズアルバム「HURRY UP MODE」の発売にあたり、1987年4月1日に東京・豊島公会堂で行われたライブのタイトルで、その後も彼らにとってターニングポイントとなるライブや作品に付けられてきた。 公式ファンクラブ「FISH TANK」と公式モバイルサイト「LOVE & MEDIA PORTABLE」では両サイトの会員を対象に、11月27日14:00までチケットの先行予約を受け付けている。 BUCK-TICK「バクチク現象-2023-」2023年12月29日(金)東京都 日本武道館
怒涛の日々が終わりつつある。 アルバム『感覚は道標』の制作から発表、『くるりのえいが』の舞台挨拶やプロモーション、初の2日間開催となった京都音博、その後のイベント出演など。 もっくん含め、メンバーやスタッフも常にフル稼働で、数年分の仕事をここぞとばかりにやり込んだ感覚。 日々生きてるだけでなんやかんや色々あるから、ここに書く私たちの活動以外のところでも、なんだか色々あるから少し休みたいというか、いちど副交感神経優位にしてみたいところ。 映画を観てくれた方々、アルバムを聴いてくれた方々、音博やライブに来てくれた方々、日々応援いただいている方々、ほんとうにどうもありがとう。皆さんの励ましと期待、私たちにしっかり届いています。 BUCK-TICKというバンド、私が認識したのは30年少し前だったと記憶しています。 『JUPITER』という曲の演奏をTVの歌番組か何かで観て、サビのメロディがずっと頭
皆様へ BUCK-TICKのボーカリストとして多くのファンに愛され続けていた櫻井敦司が 10月19日KT Zepp Yokohamaにてコンサート中に 体調不良により病院に救急搬送されましたが 令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため 息を引き取りました 57歳というあまりに早すぎる旅立ちでした 葬儀はご遺族の意向により近親者にて家族葬として執り行われました 葬儀後の発表となり 皆様にご報告が遅れましたことを深くお詫びいたします 故人の冥福を祈りつつ ここに謹んで御通知申し上げます なお ご弔問及びご香典 弔電 ご供花などのお気遣いは固く辞退させていただきます 何卒ご理解をお願い申し上げます 今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷 群馬音楽センターにて35周年を締め括る コンサートを行いました そして36年目を歩み始めた矢先でした あまりにも突然の事に いまだ信じら
10月19日、俳優の財津一郎さんが14日に慢性心不全で亡くなっていたことを週刊女性PRIMEが報じた。 財津さんは「ピアノ売ってちょーだい!」のフレーズで知られる中古ピアノの買い取りを行う『タケモトピアノ』のテレビCMに20年以上にわたって出演していた。 バラエティー番組『探偵ナイトスクープ』(ABCテレビ)では、赤ちゃんが泣き止むCMとして検証が行われ、実際に100人近い赤ちゃんが泣き止む結果となった。 財津さんの逝去を受けて、タケモトピアノの竹本功一会長に話を聞いた。取材中、涙声でときに言葉を詰まらせながら、話してくれたこととは……。 20年目の節目で契約を終了した理由 ――財津さんが亡くなられたことは知っていたか。 「先ほどニュースで知りました。財津さんと直接は、もう長らくお話しさせていただいておりませんが、財津さんの所属事務所から“元気でゴルフにも行っている”と、ウチの広報から伝え
先日、クラブチッタ川崎で行われた「鬱フェス2023」に参加した。神聖かまってちゃん、上坂すみれさん、ベッド・インその他多数のアーティストと共演した。 「鬱フェス」は、バンド・アーバンギャルドが主催している音楽フェスティバルだ。「病気のみなさんこんにちは」というキャッチコピー。さわやかな夏の野外フェスには向かないような、サブカル色が濃いというか、マニアックでコケティッシュなメンツを集めて開催されている。今年で10回目となる。 僕は10回皆勤賞で出演している。3年前の回では新しい学校のリーダーズとコラボして歌った。その時はまさか彼女らがその後世界的にブレイクするとは夢にも思わなかった。素晴らしいことである。 今年は僕があと数年で還暦を迎えるということで、赤いちゃんちゃんこを着せられて「老後じゃないもん MAXX TOSHIYORI」というアーバンギャルドとのセッションで出演することになった。マ
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