【ワシントン=今井隆】米空軍のジェームズ長官は24日の記者会見で、ウクライナ情勢を巡るロシアの脅威に対抗するため、近く欧州にステルス戦闘機F22を配備する方針を表明した。 具体的な配備時期や規模に関する言及は避けた。 ジェームズ長官は「ウクライナでのロシアの軍事活動は米国と欧州の同盟国にとって大きな脅威であり続けている」と強調した。 F22はレーダーに捕捉されにくいステルス性能や超音速巡航能力を併せ持ち、「世界最強の戦闘機」と称されている。配備されれば、北大西洋条約機構(NATO)加盟国や友好国との共同訓練に参加する見通しだ。