東京電力福島第1原発の処理水放出を受け、中国が日本の水産物輸入を全面停止し、道内の水産加工会社が危機感を強めている。道内からの輸出額が最も多いホタテは、水揚げの3分の1以上が中国向けで、大量の在庫を抱える企業も出始めた。保管料がかさむ上、輸出を前提に設備投資を進めていた企業もあり、関係者からは「このままでは倒産が相次ぐ」との声が漏れる。道は29日に、道漁連などと協議会を立ち上げ、対応を急ぐ構えだ。...
鳩山由紀夫元首相は10日、東京都内で記者会見し、次期衆院選に出馬し、政界復帰を目指す意向を明らかにした。また、自身が代表を務める政治団体「共和党」から夏の参院選の東京、神奈川の両選挙区にもそれぞれ候...
安倍晋三元首相は、首相在任中に取り組んだ北方領土問題を含むロシアとの平和条約交渉について、北海道新聞の単独インタビューに答えた。安倍氏は2018年11月のシンガポールでの日ロ首脳会談で、歯舞群島と色丹島の日本への引き渡しを明記した日ソ共同宣言を交渉の基礎としたことについて「100点を狙って0点なら何の意味もない。到達点に至れる可能性があるものを投げかける必要があった」と述べ、北方四島の返還ではなく、2島返還を軸とした交渉に転換したことを事実上認めた。「路線を考え直せば日ロ関係は100パーセント後退する」とも述べ、岸田文雄首相に対ロ外交戦略の継承を求めた。 インタビューは17日に東京都内で行った。安倍氏とロシアのプーチン大統領はシンガポールでの首脳会談で、1956年の同宣言を基礎に交渉を加速することで合意した。安倍氏が四島返還からの転換を認め、意図などを具体的に語ったのは初めて。ただ、その後
駅名は「新函館北斗」 道新幹線 道がJRに提案へ (06/04 12:02) 道は、2016年3月開業予定の北海道新幹線で、北斗市内に設置される駅名について「新函館北斗」をJR北海道に提案する方針を固めた。高橋はるみ知事が近くJR北の島田修社長と会談し、この考えを伝える。駅名を最終決定する同社は、道の意見を尊重する考えで、新函館北斗が正式な駅名となる見通し。同社は早ければ、11日の定例記者会見で発表する。 知事が4日から6日まで、ロシア・ウラジオストクに出張することから、島田社長との会談は7日以降で調整している。 駅名をめぐっては、長年誘致活動を続けてきた函館市が「新函館」を主張する一方、北斗市は100億円規模の駅前開発を進める立場から「北斗函館」を要望。昨年10月には函館商工会議所の松本栄一会頭が折衷案として「新函館北斗」とする私案を示していた。 道は函館、北斗両市の意向を踏まえつつ、駅
解雇含む大量処分のJR北海道 社内に「仕方ない」と「不公平」の声 (01/22 07:25) 解雇処分の社員が所属する大沼保線管理室前。雪が降る中、作業を終えて管理室に戻る作業員たち=21日午後2時45分、渡島管内七飯町 JR北海道の一連の不祥事で、5人の解雇を含め計75人にものぼった大量処分にJR社内には衝撃が走った。処分は改ざんに関わった現場社員から野島誠社長をはじめ役員、グループ会社社長らにまで及んだ。「厳しいが仕方ない」という声が出た一方、検査データの改ざんは古くからの慣習とも指摘され、一部では「不公平だ」との不満も漏れた。 「これだけ安全を揺るがせた以上、やむを得ないのかもしれないが、まさか解雇まで行うとは…」。関係者の処分が発表された21日、JR本社社員の1人は会社側が振るった「大なた」に驚きを隠せなかった。 職場トップの助役が諭旨解雇、社員2人が懲戒解雇となった大沼保線管理室
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
北海道民の足ブレーキ JR特急運休・減便 「予定立たず困る」 (07/26 18:20) 出火事故の影響で、特急の運休状況について利用者らに知らせる電光掲示板=JR札幌駅構内 JR北海道で続く事故・トラブルで、特急計14本が連日運休している影響と懸念が多方面に広がっている。通常の約3分の2に減ったダイヤに、午前中など早めに札幌入りして仕事を始めたい出張者らは困惑。夏のイベント関係者も参加者の足の確保に不安をのぞかせる。JRは11月から安全確保のため特急の減便・減速の方針を示しており、利用客からは影響の長期化を心配する声も上がっている。 上下14本のうち計4本の運休が8月末まで続くことになったスーパーおおぞら(札幌―釧路)。釧路を午前7時39分に発車する同4号の運休により、釧路発で午前中に札幌に着ける特急は午前6時台発の1本だけとなっている。 年に5、6回出張でスーパーおおぞらを使う釧路市の
総務省、「スマートテレビ」推進 日本発の国際規格提案 (07/07 10:51) 展示された「スマートテレビ」の試作機。タブレット端末で操作できる=6月、東京都港区 総務省が、放送とインターネットを融合した「スマートテレビ」の普及に向けて、放送局や通信会社、メーカーなどと共同で基本技術を開発することが7日、分かった。日本発の新規格を世界標準にするようネット技術に関する国際標準化団体に提案し、本格的な普及に動きだす。 今回、共同開発する日本発のスマートテレビでは、ネット上に保存した動画やスマートフォン(多機能携帯電話)に入った写真などもテレビ画面で楽しめるようにする。逆に放送内容をスマホに転送することも可能になる。災害時の緊急放送を受信する仕組みなど、日本企業の研究成果を取り込む。 < 前の記事 | 次の記事 >
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