18日午後1時45分ごろから午後2時ごろにかけて、沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の接続水域に中国政府の海洋監視船「海監」6隻が相次いで入ったのを海上保安庁の巡視船が確認した。中国監視船は14日にも日本の領海を6隻が侵犯しており、尖閣諸島国有化への対抗措置とみられている。 海保によると、中国の海洋監視船計10隻を確認しており、過去最大規模となった。午前中から接続水域への出入りを繰り返している漁業監視船「漁政35001」と合わせ、尖閣諸島周辺の中国公船は11隻となた。 第11管区海上保安本部(沖縄県)によると、海監51と海監66の2隻が18日午後1時45分ごろ、接続水域に入り、午後2時現在、海監15、26、27、51、66も入った。海保が監視を続けている。 接続水域は領海の外側にあり日本の国内法が適用される。