〈歪曲記事が与えた影響は大きい。強く非難する〉 5月31日に自身のツイッターにこう記したのは、稲田朋美衆議院議員(62)。怒りの矛先を向けたのは、産経新聞だった。 LGBT法案は差別禁止ではなく、理解増進。産経新聞27日の阿比留瑠比氏の記事は事実誤認、歪曲だ。この法案を人権擁護法案と同じ危険性と弊害があるとし、私に取材もなく「宗旨変え」と批判。しかも圧倒的多数を占める党内賛成派の意見は全く紹介なし。この歪曲記事が与えた影響は大きい。強く非難する。 pic.twitter.com/GVlkF4Qzbh — 稲田朋美 (@dento_to_souzo) May 31, 2021 稲田氏にとって産経は“産みの親” 実は、稲田氏と産経の縁は深い。 「弁護士出身の稲田氏は結婚後、専業主婦に。夫が愛読していた産経新聞や、産経が発行する月刊誌『正論』に投稿を始めた。日中戦争時に日本兵が南京で行ったと報じ