戦略コンサルタントとして仕事をしていたとき、大企業の戦略会議に向けてスライドを大量に製造していました。そこで叩きこまれたことは今でも大事にしており、特に紙にメッセージを落としこむ上で重要なこととして以下の2つのことを意識するようにしています。 一目見た時に、文字を読む前から正しい印象が伝わるような構成になっていること 言葉が「クリスタライズ」されていて、端的でありながら細かいニュアンスまで伝えること 重役会議など、そもそも時間のない人たちに話を聞いてもらい、誤解を生まないように議論を進めていくのは容易ではなく、特に第一印象でコケると聞く側が全くお留守になってしまうという状況を生み出します。 一方で、ストーリーというのはどんなに端的に表しても長くなっていくものです。結局のところ1行にまとめることができるお話だけで済むほど世界は退屈な所ではないからです。だからこそ第一印象で相手の興味をひくこと