楽天は1月28日、仮想モール「楽天市場」出店者向けのオンラインイベント「楽天新春カンファレンス2021」を開催した。店舗関係者など3万人以上が参加している。 今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、オンラインでの開催となった。登壇した同社の三木谷浩史社長(=画像)は「コロナ禍で100年に一度の社会変革が進んでいる。デジタル化のスピードが10倍ほど加速していくだろう」と述べ、楽天市場の現状やネットショッピングの未来などについて語った。 楽天市場の流通総額はコロナ禍で拡大基調が加速。昨年7~8月の1人あたり月間購入額は前年同期比10・9%増、7~9月のユーザー定着率は約75%(4~6月に購入したユーザーが7~9月に購入した割合)となっており、12月の流通総額は前年同月比で50%弱の増加と好調に推移している。 また、3月に導入した「送料無料ライン」も成長を後押ししている。12月現在で導入店舗の
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