Ruby on Railsで開発している際に設定ファイルを利用することがある。その場合に利用されるのがYAML形式での保存だ。これは汎用的なフォーマットで、XMLに比べると分かりやすい表記で使い勝手は良いのだが、読み込んだ後の利用がHashや配列になっているのがあまり好きではなかった。 一例 だが設定のために一つクラスを用意する、というのも面倒だ。簡単に項目を追加したり変更したりできる、柔軟なクラスを必要としているならこれを使おう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはConfigatron、設定用のクラスライブラリだ。 Configatronを使えばまさに前述のようなニーズが満たされる。config.email = "hogehoge"のように設定、取得ができる。コードのサンプルとしては以下のようになる。 configatron do |config| config.email =