「保証人になってくれませんか」――。初対面の人に聞く質問でないことは、日本人なら誰でも知っている。だが、中国人はこんな質問も当たり前のようにしてくる。多くの場合、初対面の人が即OKしてくれることは少ない。それでも聞いてくるのだ。 私の知人で日本の大学院に通う留学生、謝朴さんの奨学金が切れた時の話をしよう。彼女は奨学金を第三者から得ようと必死だった。そこで精力的に行ったのが人脈作りだ。私は彼女のなりふり構わない人脈構築の方法を今でも忘れない。それほどインパクトがあった。彼女が考えて行動した内容は以下の通り。 【1】金を出してくれそうな人は誰か? 自分を必要とする企業。もしくは、お金持ち。医者や弁護士、大学の教授、それに中小企業の社長を狙う。 【2】その人に会うためにはどうすればいいか? 接点を持つ近道として、社会奉仕団体の「ライオンズクラブ」や「ロータリークラブ」などに所属する。(そこには大
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