
「Hanauter.com」という一風変わったサービスがある。Skypeを使って自分が知らない曲を鼻歌で歌いサイトにアップすると、その鼻歌を聴いた他のユーザーが曲名や歌手名を教えてくれるというQ&A形式のサービスだ。 PCに向かって多くの人が鼻歌を歌い、世界に公開している姿はこっけいにも見えるが、運営者はその“バカバカしさ”を重視している。このサイトを運営しているのは、クラウドソーシング団体「わくわくオープンラボ」。ブログ「ちょーちょーちょーいい感じBLOG」の運営者で、自称「やわらか系エコノミスト」の保田隆明氏らが中心となって2006年8月に設立された団体だ。クラウドソーシングとは、プロジェクト毎に参加者をネットなどで募ってサービスや製品を開発、提供し、そのプロジェクトへの貢献度合いに応じて収益分配するという、米国で始まった新しいワークスタイルのことである。 シーネットネットワークスジャ
「群衆の叡知」(Wisdom of Crowds)を利用し価値を創出する行為に、これまでは「これだ!」という名がついていなかった。 「ウェブ進化論」第五章「オープンソース現象とマス・コラボレーション」の中でも議論した「群衆の叡知」に関わる大きな流れを、企業や組織がこれからどう戦略的に活用していくかという話である。 ここに「Outsoucing」ならぬ「Crowdsourcing」という言葉を発明し、この言葉を広く一般に普及させるとともに、提唱者的ポジションを確保しようと企図するのが、Wired誌編集者のJeff Howeだ。 彼はまずWired誌2006年6月号に 「The Rise of Crowdsourcing」 http://www.wired.com/wired/archive/14.06/crowds.html Remember outsourcing? Sending job
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