13日、千葉県木更津市の東京湾アクアラインで、高速バスの運転手が脳出血を起こして意識がもうろうとなり、中央分離帯やほかの車と衝突していたことがわかりました。乗客がブレーキをかけてバスを停止させ、乗客およそ30人にけがはありませんでした。 警察やバスを運行する小湊鐵道によりますと、バスの運転手の64歳の男性が意識がもうろうとなっていたために、最前列の座席にいた乗客の男性がブレーキをかけてバスを停止させたということです。 運転手の男性は脳出血を起こしていたということで、その後、病院で治療を受けたということです。乗客およそ30人にけがはありませんでした。 会社側によりますと、運転手の男性は当日は午後3時すぎに出勤し、運行管理を行っている上司には体調不良はないと報告していたということです。バスを運行していた小湊鐵道は「運転手の健康管理を徹底し、再発防止に努めたい」と話しています。