塩崎厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で、相模原市の知的障害者施設で19人が死亡した事件を受けて、容疑者の男が措置入院していた病院に対し、法律に基づく立ち入り調査を行い、再発防止策の検討を急ぐ考えを示しました。 そのうえで、塩崎大臣は「措置入院を解除する判断や、措置入院を終えたあとの本人に対するフォローアップをどうするかなどが論点だと考えている。早急に再発防止策を検討したい」と述べ、措置入院を解除する際の判断などを検証し、再発防止策の検討を急ぐ考えを示しました。
福岡県内で街宣活動をしているときに男子中学生(14)を怒鳴りつけたとして、右翼団体代表の男性(39)が県迷惑行為防止条例(粗暴行為)の疑いで逮捕されるという事件が、6月に起きた。 報道によれば、男性は福岡市内で街宣中、中学生に近づき、「おい、こら」「お前ら、こんな今の教育でいいんと思うんか」などと大声で怒鳴りつけ、著しい不安感を与えた疑いがもたれている。男性は容疑を大筋で認めており、「(中学生が)耳を押さえたため、伝えたいことがあった」と供述しているようだ。 しかし、このニュースをきいて、「そもそも大音量で、下品な物言いによって過激な政治主張をする『街宣行為』そのものが、法令に違反しないのか」と、疑問をいだく人もいるだろう。街宣活動はどんな場合に認められ、そして規制されるのだろうか。山之内桂弁護士に聞いた。 ●街宣に関係する法律は? 「街宣活動に対応した規制をする法律・条例には、騒音規制法
国会は憲法論議で大混乱ですが、そもそも「憲法」という法律は必要なんでしょうか。世界最初の憲法とされるのは、1789年にできたアメリカ合衆国憲法です。立憲政治の祖国といわれるイギリスには憲法がありませんが、彼らは困ったことがありません。 これは英語のconstitutionを「憲法」と訳すのがまちがいなのです。イギリスには、1215年にできたマグナ・カルタ、1628年の権利請願、1689年の権利章典、1701年の王位継承法、1911年の議会法など、政治の基本になる法律があります。憲法という法律はありませんが、国制(constitution)はあるのです。 イギリスの法廷でも、「この法律はコモンローに反する」という判決が下されることがあります。このコモンローは特定の法律ではなく、それまでの多くの判例を総合して決められます。当然、コモンローは時代に従って変わりますが、それが当たり前だとイギリス人
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