ブックマーク / synodos.livedoor.biz (24)

  • SYNODOS JOURNAL : 何のために学ぶのか、何のために考えるのか? 飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者)

    2013/3/219:0 ツイート 何のために学ぶのか、何のために考えるのか? 飯田泰之×finalvent(『考える生き方』著者) 考える生き方 [単行(ソフトカバー)]  『考える生き方 空しさを希望に変えるために』(ダイヤモンド社)は、月間30万PVのアクセスを誇る「極東ブログ」と「finalventの日記」を主宰するアルファブロガーで、1日1冊の読書を30年以上もつづけているfinalvent氏の第1作。シノドス・マネジングディレクターで経済学者の飯田泰之が、大きな話題を呼んでいる処女作への想いを聞いた。(構成/乙丸益伸・編集集団 WawW ! Publishing、宮崎康二)  ■人生が与えてくれるものそのものを空っぽになって受け止めていい 飯田 『極東ブログ』で色々ぼくのを取り上げていただきありがとうございます。いまでこそアベノミクスが盛り上がっていていますが、かつてはリフ

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    ueshin 2013/03/21
    写真ほしかったね。
  • SYNODOS JOURNAL : 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること

    2013/1/159:0 『僕らはいつまで「ダメだし社会」を続けるのか』著者、荻上チキ氏に聞く ―― 社会をアップデートするために僕らができること いつの間にかギスギス・ピリピリとしてしまった日社会。20年間の景気低迷により、予算を削り合う政治がつづき、当に必要な支援をすることにさえにも批判が集まるような社会になってしまった。 そんな今、日に必要なのは、個人を激しく攻撃し、足を引っ張る「ダメ出し」ではなく、ポジティブな改善策を出し合う「ポジ出し」ではないだろうか。シノドス編集長・荻上チキはそう提案する。 2012年11月『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想』が上梓された。デフレ、いじめ問題、バラマキ政策、生活保護論争、財政問題、ネット条例……。書では現代社会のさまざまな問題を扱い、どのように考えればいいのかといった思考のフレームワークを提

    ueshin
    ueshin 2013/01/15
    そうですね。ダメ出しで満足しているだけではダメですね。でも解決のアイデアと実行の方法が。
  • SYNODOS JOURNAL : いじめ防止に「怖い先生」は必要か? 内藤朝雄

    2012/12/2910:0 いじめ防止に「怖い先生」は必要か? 内藤朝雄 文部科学副大臣に就いた谷川弥一衆院議員は27日、記者会見の場において「いじめを防止するためには、先生としてボクシングや空手といった武道家が必要だろう。いないのであれば警察OBを雇う」といった趣旨の発言をした。ここ数カ月の間に、頻繁に報道されるようになった「いじめ問題」だが、いじめを解決する具体的な方法はなかなか提示されていなかったように思う。この発言を受け、シノドスではいじめ問題に詳しい社会学者・内藤朝雄に緊急インタビューを行った。 (2012.12.28 電話インタビューにて 聞き手・構成 / シノドス編集部・金子昂) ―― いじめの理論研究に携わる研究者として、谷川弥一文科副大臣の発言についてどう思われましたか。 さまざまな点で問題があると思います。 いじめに対して、普遍的なルールによるペナルティではなく、暴力

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    ueshin 2012/12/31
    暴力を頂点とするヒエラルキーをぎゃくにつくってしまうと。
  • SYNODOS JOURNAL : 中国化する日本 ——政治・経済・文明観のアーキタイプ 與那覇潤 × 飯田泰之(前編)

    2012/9/199:0 中国化する日 ——政治・経済・文明観のアーキタイプ 與那覇潤 × 飯田泰之(前編) 中国化する日 日中「文明の衝突」一千年史 著者:與那覇 潤 販売元:文藝春秋 (2011-11-19) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 「日特殊論」の原型を、源平合戦の時代まで探しにいく—— 話題の『中国化する日』の真意を探る対談の前編。 『ALWAYS』に涙する精神は、1000年前からセットされていた? ◇なぜ中国は「ヨーロッパ化」しなかったのか 飯田 與那覇さんの新著『中国化する日』は各方面で話題騒然となっていますね。ご自身で注意書きを加えられていますが、「中国化」という言葉には、今の情勢では全日人が「ドキッ」としてしまう。 與那覇 事前の予想通り、「中国の国家資主義」とか「南シナ海政策」といった、経済学または地政学的な話だと思って手に取られた方

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    ueshin 2012/09/19
    もりだくさんの対談。
  • SYNODOS JOURNAL : オウム真理教とアカデミズム 大田俊寛

    2012/5/159:0 オウム真理教とアカデミズム 大田俊寛 大田俊寛氏 「日の宗教学は、オウムという対象に自らが躓いたことを、率直に認めなければならない。しかし同時に、そこで終わってはならない。なぜなら、学という営みは根的に、過去の行為に対する批判と反省の上に成り立つものだからである。オウムに躓いたことそれ自体ではなく、なぜ躓いたのかということに対する反省を怠ったとき、宗教学という学問は、当に死ぬことになるだろう」(『オウム真理教の精神史』あとがきより) 1995年にオウム真理教によって地下鉄サリン事件が引き起こされてから17年。同事件によって、社会的な信頼を失ってきた日の宗教学が、今直面している課題とは何なのか。『オウム真理教の精神史』で近代宗教としてのオウム論を展開した気鋭の宗教学者・大田俊寛さんに話を伺った。(聞き手 / 芹沢一也、構成 / シノドス編集部・宮崎直子) オ

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    ueshin 2012/05/15
    教祖のパーソナリティーの問題に限定したほうがよさそうな。
  • SYNODOS JOURNAL : 文学は「生命(いのち)の砦」か「隔離の檻」か 荒井裕樹

    2012/4/412:50 文学は「生命(いのち)の砦」か「隔離の檻」か 荒井裕樹 1 「少数者」(マイノリティ)にまで文学が浸透した社会 一介の「日近現代文学」「障害者文化論」の研究者という立場から、日という社会の特異性を説明するならば、たとえば次のように言うことができるかもしれない。すなわち、“社会の「周縁」や「底辺」で虐げられ、場合によっては教養や社会的ステイタスなどから遠ざけられてきた「少数者」(マイノリティ)にまで文学が浸透した社会である”と。 このような文学について、いまわたしの目と手が届く範囲で一例をあげれば、かつては死と隣り合わせの長期療養を強いられた結核患者や、苛酷で非人道的な環境に置かれていた労働者、就学・就業・恋愛結婚といった社会参加への道を閉ざされた障害者などの文学があげられるだろう。しかもこれらの人々が、たんに文学の「消費者」(読者)に留まるのではなく、むし

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    ueshin 2012/04/04
    「人間は私的な感情表現をしつづけなければ生きていけないことは確かなようであり、またその人が「生きにくさ」を抱えていればいるほど、その重要性は増していくようにも思われる」
  • SYNODOS JOURNAL : 民主主義は問題解決にならないか 吉田徹

    2012/2/2710:9 民主主義は問題解決にならないか 吉田徹 「民主主義はもはや問題解決のためのシステムではない気分が蔓延している」―― これは、各国要人やデシジョン・メイカーが出席する「ミュンヘン安全保障会議(MSC)」での、イタリア首相マリオ・モンティの言葉だ。いうまでもなく、昨今の欧州経済金融危機についての発言だが、この「気分」は欧州だけでなく、日を含む他の先進国をも覆っているようにみえる。 モンティの問題意識は簡単だ。すでに市場から否認された各国政府の中で、危機を収拾できない国では、イタリアを含め「専門家内閣」が要請され、ギリシャでは箸の上げ下げまでIMF、ECB、欧州委員会の「専門家」によるチェックを受けるようになっている。いわば、それまでの「民主主義」による統治が失敗した証拠だというわけである。同様の認識は、ギリシャ救済に対するドイツ国民の消極的態度を指して、たとえば真

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    ueshin 2012/02/27
    「シュミットのいうような「例外状況」における「委任独裁」の方が、効率的で実効性のある政策を採用することができるのではないか」
  • SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(最終回) 小熊英二×古市憲寿

    2012/1/1910:14 震災後の日社会と若者(最終回) 小熊英二×古市憲寿 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)刊行記念イベント   ―― 小熊英二・古市憲寿対談 / 2011年11月18日東京堂書店(構成 / 宮崎直子・シノドス編集部) 「震災後の日社会と若者」(1) ⇒ http://synodos.livedoor.biz/archives/1883807.html 「震災後の日社会と若者」(2) ⇒ http://synodos.livedoor.biz/archives/1884961.html 「震災後の日社会と若者」(3) ⇒ http://synodos.livedoor.biz/archives/1885407.html ■信頼が崩れた 小熊 それでは最後に、震災で何が変わったのか、について語りましょう。私は一番変わったのは、秩序に対する信頼感だ

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    ueshin 2012/01/19
    「議員が「我々の代表」だとは思われていないんです。村とか労働者階級とかの、「我々」がなくなったからです。単に票を集めている人だと思われているにすぎない。だから何の正統性もない」
  • SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿

    2012/1/169:46 震災後の日社会と若者(1) 小熊英二×古市憲寿 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)刊行記念イベント   ―― 小熊英二・古市憲寿対談 / 2011年11月18日東京堂書店(構成 / 宮崎直子・シノドス編集部) 「3.11で社会は変わった」という言説に根的な疑問を投げかけ、震災後の若者たちの反応は「想定内」だった、と喝破した若き社会学者・古市憲寿さん。人は自分がリアルタイムで経験した事件を過大評価しがちである、と指摘する小熊英二さん。この両者が古市さんの新刊『絶望の国の幸福な若者たち』で提示された「震災後」の論点に検討を加え、「当に震災後に日社会は変わったのか」改めて語ります。はたして今、研究者は何ができるのか——。(東京堂書店HPより) 絶望の国の幸福な若者たち 著者:古市 憲寿 販売元:講談社 (2011-09-06) 販売元:Amazo

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    ueshin 2012/01/16
    読んだ。
  • SYNODOS JOURNAL : 新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩

    2012/1/59:37 新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩 昨今、「幸福」をめぐる議論をよくみかける。「国民総幸福」を政府の目標に掲げるブータンの国王夫が来日したこともひとつのきっかけになっているのだろうが、政府の研究会でも経済成長だけでない政策目標を設定すべきであるとの議論が行われたり、都道府県別の幸福度ランキングが発表されたりと、いろいろな話がでてくるのは、やはり経済の停滞が長引いているせいで、成長への関心が相対的に低くなっているのだろうか。 「国民の幸福度、132の物差しで数値化 内閣府が試案」(朝日新聞2011年12月5日) http://www.asahi.com/business/update/1205/TKY201112050419.html 国民の豊かさを測る新しい「幸福度指標」の試案を内閣府の経済社会総合研究所が5日、発表した。「男性の子育て参加への女性

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    ueshin 2012/01/05
    長いすよ。若者語りの不安は年配者自身の不安ではないかと古市憲寿は喝破したと。
  • SYNODOS JOURNAL : 不安感と幸福感の不思議な関係 ―― 誰が「不安な人たち」なのか 鈴木謙介

    2011/12/2610:50 不安感と幸福感の不思議な関係 ―― 誰が「不安な人たち」なのか 鈴木謙介 2011年というあまりに多くのことがあった年を、ひとつの言葉で表現するのは難しいかもしれない。しかし、そうした出来事のなかで、原発事故と放射能汚染の問題は相当に際立っていたのではないか。関東と関西を行き来していると、この問題への不安が地域によってだいぶ異なるという印象を受けるが、一方でネットを眺めていると、この問題は「誰が放射能汚染について正確な情報を持っているか」についてのポリティクス、駆け引きや潰しあいに収斂しているようにもみえる。わたしも含め「ネットではこの手の話題を出すと面倒だ」と思っている人も少なくないだろう。 ところで、この問題については、「ソーシャル・キャピタル(社会関係資)が乏しい人が、原発や放射能汚染を安全だと思い込もうとする」という説がある。ツテを頼って避難するこ

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    ueshin 2011/12/26
    人とのつきあいが多いほど不安は大きく、同時に主観的な幸福感も大きい。首をつっこんで不安になり幸福も大きい。ショーペンハウアーに批判されそうな人たちだな。
  • SYNODOS JOURNAL : 日本の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也

    2011/7/2011:30 日の職場の「窮屈さ」について 筒井淳也 東日大震災は日の社会・経済にとって大きなショック要因となっている。と同時に、電力不足という課題はより構造的な変化を社会の様々なところに要請している。多大な犠牲をともなう災害ではあったが、何かしら社会が良い方向に変わるきっかけになるのなら、それを活かさないことは誰にとっても意ではないだろう。 みなさんは、日の職場は世界でトップレベルに「窮屈」であるという事実をご存知だろうか? 窮屈というのは空間的な意味ではなく(それもありそうだが)、自分の自由裁量で働く余地が少ない、ということである。よくいわれる有給休暇の取得率の低さなどから日の職場の窮屈さを推し量ることができるが、もっと直接的にそれを示すデータあるので、紹介しよう。 データは代表的な国際比較可能なサーベイであるInternational Social Sur

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    ueshin 2011/07/20
    データで示された日本の職場の不自由度。指摘はいいから解決策を教えて。
  • SYNODOS JOURNAL : 風評被害とは「疑心暗鬼の連鎖」である 関谷直也

    2011/5/2510:30 風評被害とは「疑心暗鬼の連鎖」である 関谷直也 周りの多くの人が、自分を嘲笑っているような気がする。 事件、事故、不祥事がマスメディアで報道され続ける。それに巻き込まれ、自分が手塩にかけて育ててきた農作物、自分が苦労して獲ってきた魚、開発に何年もかけてようやく完成した自分の会社の商品までが、なぜか買ってもらえなくなる。それ自体に何の問題もないのに──。 しかし、話はそこまで単純ではない。「うわさによる被害」と「風評被害」は明らかに別の現象である。そのことは文の中で明らかにしたい。 風評被害とは「疑心暗鬼の連鎖」である。 たとえば、××県にある原子力発電所で事故が起きたとする。その時点で、××県産の野菜をはじめとする品やさまざまな商品が人々から敬遠される。「念のため」を考えて。市場関係者も「店頭に並べても、××県産というだけで消費者が買ってくれないだろう」と

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    ueshin 2011/05/26
    風評被害という言葉は消費者の不安や心配を断罪するという意味合いがあって、消費者に選択権はないのかと思うが。立場はむづかしい。
  • SYNODOS JOURNAL : なぜ、今、流言研究か 荻上チキ

    2011/5/2018:31 なぜ、今、流言研究か 荻上チキ ◇災害時における「情報」の重要さ◇ 日は「震災大国」であり、これまでにも数多くの大震災を経験してきました。それは同時に、数多くの復興経験もあるということです。私たちは震災を乗り越えるたびに、「震災とどう向き合っていけばいいのか」と知恵を絞り、次の災害に備えてきました。2011年3月11日に生じ、甚大な被害をもたらした東日大震災から、まだまだ復興していない現段階でこう述べるのは気が早いかもしれませんが、やはり今回の大震災からも、私たちは多くのことを学び、その教訓を後世に残していく必要があります。 一度、大災害が起きれば、さまざまなライフラインが失われるため、被災地域以外のところから、迅速な支援を行う必要が生じます。被災した地域を救援するためには、人・水・モノ・カネ・情報、それぞれの分野で実にさまざまな課題があります。中でも情報

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    ueshin 2011/05/21
    デマの本が出るか。でもデマを正義や正解の立場から一方的に切りつけられる人こそ存在できるのかと思うが。
  • SYNODOS JOURNAL : 東日本大震災と日本の転機 高原基彰

    2011/4/510:34 東日大震災と日の転機 高原基彰 まず、今回の震災で被災された方々に、お見舞いを申し上げたい。被災地の方々にあっては、以下の議論など気楽なものに思われるかもしれないが、どうかご容赦を頂きたい。 ◇真相と流言のあいだのジレンマ◇ 現在、マスメディアによる報道、およびインターネットで交換される情報のかなりの割合は、福島第一原発の事故に端を発する放射性物質の影響をめぐるものに占められている。この点に関して、今もっとも読まれるべき書物のひとつが、1937年に出版された清水幾太郎の『流言蜚語』だろう。 では「真実のb」が報道されさえすれば良いのだろうか。清水は、それほど単純ではないという。結局のところ、何が「事実」なのかを、万人の同意するかたちで定義できる情報というのは、じつは非常に限られたものだからである。 社会や政治に関わる事象、また人々が関心をもつ事象の多くでは、

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    ueshin 2011/04/05
    「普遍的に無謬な「実証」「真実」などというのは、ごくかぎられた科学的実験の場などに限定されるべきものである。にも関わらずその実在がナイーブに信じられるというのは、一種の「信仰」の問題でしかない」
  • SYNODOS JOURNAL : 企業による統治? 清水剛

    2011/3/77:0 企業による統治? 清水剛 ◇企業と国家の質的違いとは?◇ 一昔前のSF小説にしばしば登場した構図として、「国家ではなく企業が世界を統治する」というのがあった。たとえば、国家は存在しているものの、実際には巨大な企業あるいはその連合体がその国の重要な意思決定を行っているというものや、あるいは国家そのものに企業が取って変わっているというようなものである。とりわけ、このような構図に情報ネットワークが拡大し、個人が巨大なネットワークに接続する近未来社会という状況を重ね合わせるのは、当時のSFのひとつパターンであったといってもよいだろう。 しかし、このような例は必ずしも多くはない。また、SF小説でしばしば使われるということ自体が物語るように、どうもわれわれはこのような状況をどこか奇妙なものと感じるらしい。それではなぜ、この「企業による統治」というのは奇妙に感じられるのだろうか

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    ueshin 2011/03/07
    国家は民主制や平等を志向するが、企業は独裁制や階層性で統治する。
  • SYNODOS JOURNAL : 「新卒採用廃止」は、若者を救えるのか? 本田由紀×常見陽平

    2011/3/57:0 「新卒採用廃止」は、若者を救えるのか? 田由紀×常見陽平 ◇暴走する就活報道?◇ ――今回は、人材コンサルタントの常見陽平さんと、教育社会学者の田由紀さんの対談です。採用と就活に携わってきたミクロな現場のリアルな視点と、日教育と職業の接続について構造的に研究されてきたマクロな理論の視点から、就活改革をめぐる議論ができればと思います。まずは、この間の就活論壇についてのご感想をうかがいたいと思います。 田:そんなに常見さんと私と意見は変わらないんじゃないですかね。私の方がややゴリゴリで、理想論的なことを書いている傾向がありますが。 常見:私は最近、就活に対する報道に共感と一方で怒りがあって、あたってる部分とずれてる部分があるという気がしています。2010年10月時点の内定率57・6%は過去最低でしたが、現実は明暗を分けてるんです。たとえば、関西の有力私大での1

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    ueshin 2011/03/05
    「就活報道は、新聞社や雑誌社の食いぶちになってるんですよ。部数と視聴率が稼げるものになっていて、マスコミの勝利の方程式になっています。やや論理が暴走気味で、このまま行くとますます若者が救われない」
  • SYNODOS JOURNAL : 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大

    2011/2/57:0 世代間格差は「解雇規制の緩和」では解消されない【完全版】 安藤至大 ◇「ソリティア社員」と仕事がない若者◇ 3月末に卒業予定の大学生に関して、昨年12月1日時点での就職内定率が68.8%と低く、過去最低を更新したことが一月中旬に報道されました。 このように若者が仕事をみつけにくい一方で、すでに正社員として働いている年長者は終身雇用により過剰に守られているのではないか、したがって解雇規制の緩和が必要ではないかといった意見が、最近頻繁にみられます。 このような主張における「解雇規制の緩和」が、実際にどのような制度変更を意味するのかは必ずしも明らかではないのですが、暇なのに高給取りの正社員が1人解雇されれば若者が1人以上雇われるだろうという期待が、このような言説を支えているようにも思われます。 そこで稿では、この議論のどこに問題があるのかを指摘し、世代間格差の是正のため

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    ueshin 2011/02/05
    若者はいつも目の上のたんこぶは消えてほしいと思っているかも。
  • SYNODOS JOURNAL : 「孤族」は自由社会のツケか?〜「孤族の国」を考える(2) 橋本努

    2011/2/27:0 「孤族」は自由社会のツケか?〜「孤族の国」を考える(2) 橋努 『朝日新聞』連載のルポルタージュ「孤族の国」(12月26日〜1月6日)が話題を呼んでいる。ネット記事へのアクセス数のみならず、売店での同紙の売れ行きも好調のようで、早くに完売するところも出たという。 1月23日からは「孤族の国」第二部の連載もはじまった。自由で孤独な生の果てに、孤独な死を迎える。そんな悲惨な出来事が、この国の日常となっていくのかもしれない。すでに菅直人政権は、1月13日に「孤族」支援のための特命チームを設置して、2012年度予算に向けて対策を立てはじめたという。また近い将来、2020年には「多死」の時代が到来する。いま何が必要なのか。「孤族」を分析してみよう。 「孤族」とは何か。連載最終回のふたつの事例を読むかぎりでは、切迫感がみられない。第一の事例は、離婚した男性が病気を煩って老人ホ

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    ueshin 2011/02/02
    プライドがあって人に頼れないのだろうか。
  • SYNODOS JOURNAL : 「結婚・仕事を持つこと」の敷居を下げよ〜「孤族の国」を考える(1) 筒井淳也

    2011/1/247:0 「結婚仕事を持つこと」の敷居を下げよ〜「孤族の国」を考える(1) 筒井淳也 「社会保障」とは何よりも、人生の様々なリスクに物質的に対処するための社会的仕組みである。しかしそれは、同時に人々の心を困窮から救い出す仕組みでもある。というのは、家族(配偶者や子ども)がいること、安定した仕事があることと、自尊心・精神的な安定を保つことができていることとは、強く結びついているからだ。 家族や仕事はそれ自体深刻なストレスをもたらすこともあるが、多くの人は、それでも家族や仕事が全くない状態の怖さを知っているから、その強いストレスに耐えているのだろう。かんじんなのは、そうした「しがらみ」を失って「自由」になり、しかし結果として孤独な死を迎えることになった人々が抱えていた問題と、ストレスに耐えながらも家族や仕事にしがみついている人々の問題は、基的に同じであるということを認識する

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    ueshin 2011/01/24
    なぜ敷居が高くなったのかの理由が読めない。。