「よい立木は切らずによけて建てよ」。日立製作所の創業者、小平浪平氏が残した言葉を今も受け継ぐ場所が東京都国分寺市にある。1942年設立の日立の中央研究所。武蔵野台地の原生林に囲まれた静かな環境はまさに「象牙の塔」の雰囲気だ。日立はここから国産初の大型計算機や、世界トップシェアを獲得した半導体メモリーのDRAMなどを生み出した。「技術の日立」を象徴する場所といえる。 そんな中央研究所の敷地内に今春、新施設がオープンした。サッカー場ほどの広さの土地に建つ地上4階建ての「協創棟」。外部の研究者や顧客を招いて日立の研究者と議論したり、互いに技術を持ち寄って実際にモノづくりを試したりするのが狙いだ。日立は周辺の既存施設と合わせたこの場所を「協創の森」と名付けた。CTO(最高技術責任者)を務める鈴木教洋執行役常務は、「ここで顧客と一緒になってイノベーションを生み出したい。研究者にもその意識を持ってもら
産学マッチングを主目的として毎年実施します。研究成果の公開は、特にソフトウェア、コンテンツなど具体的な成果を中心とします。また、就職ガイダンスとの有機的な連動をはかります。 本イベントは、京都府、京都市など地元と共に組織し、公共性のあるイベントを目指します。 ICTイノベーションはどなたでも参加できますが、学外からの出展は連携推進ネットワークの参加法人に限らせて頂きます。
イノベーション理論と物性物理学を専門とする京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授の山口栄一氏が、新著『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』(日経BP社)で偉大な物理学者たちの足跡をたどったことをきっかけに、現代の“賢人”たちと日本の科学やイノベーションの行く末を考える本企画。前回に続き、米パデュー大学H.C.ブラウン特別教授の根岸英一氏と、山口氏による対談の模様を伝える。 話題は、日本とアメリカにおける研究者のあり方の違いへと進んだ。(構成は片岡義博=フリー編集者) 台頭しつつある中国の頭脳 山口 日本では、化学産業は何とか持ちこたえているものの、エレクトロニクスや物理系の産業は総じて落ち込んでいます。シャープは自力再生が難しくなって、ついに台湾の鴻海精密工業に買収されました。東芝も今年に入って子会社の原子力企業(ウェスチングハウス・エレクトリック)が倒産し、何と最も大切な半導
地図のイノベーション。地形を立体的に表現する21世紀のマップスタンダード「赤色立体地図」とは?2016.12.27 20:306,129 Mugendai 渡邊徹則 すでにあらゆるところで利用がはじまっています。 山などの地図でよく見る等高線。うねうねと複数の線で描かれた図は、慣れた人だと「こっちが谷で、これが尾根だね」なんてすぐにわかるらしいのですが、恥ずかしながらちょっと地図が苦手なもので、今まで何となくやり過ごしておりました。 しかしそんな私のような地図オンチでも、見た瞬間に地形の凸凹がわかる地図が、2002年に発明された「赤色立体地図」。冒頭の画像がそれです。まるで絵のようにはっきりと認識できますよね。 そんな赤色立体地図を開発した火山学者、千葉達朗さんのインタビューが、IBMのメディアMugendai(無限大)に掲載されていました。それは、まさに地図界のイノベーションとでもいうべ
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