地理情報システム(GIS)専業のマップマーケティングは2017年6月1日、災害時の事業継続計画(BCP)を検証できるシミュレーションソフト「TerraMap BCP」を発売した。地震や液状化などの被害想定から、企業の拠点や取引先、従業員の被災状況を予測。地図上で可視化して分析できる。6月9日に出荷開始する。 TerraMap BCPは、シミュレーションする災害データとして、政府による南海トラフ巨大地震や首都直下地震の被害想定や1926年以降に発生した地震、地盤の液状化リスク、津波被害などを用意する。任意の震源・震度や、原子力発電所のような災害時の事業継続に影響する施設の影響範囲(災害圏)も指定可能だ。
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