今回はデータジャーナリズムに挑戦します。 お題として、大阪人にとっては未だ記憶に新しい大阪都構想の是非を問う選挙(大阪市特別区設置住民投票のこと、以降は都構想選挙)を扱います。 ※そもそも大阪都構想って何だっけ?という方は、wikipediaのまとめを参照してください。 大阪都構想の調査・分析に挑むにあたり、2つのことを明らかにしたいと考えています。 1つは、データを使って何が起きたのかを「見て解る」ようにしたいと考えます。難しい論評を使わずとも、グラフだけで何が起きたかを表現する。それがデータを使う醍醐味です。 もう1つは、データを分析して大阪都構想が否決された理由を探したいと考えます。数字で物事を捉えて、論理的に考える。それが分析の醍醐味です。 都構想選挙のおさらい2015年5月17日に行われた都構想選挙は、以下のような結果となりました。 当日の有権者数210万4076人中、投票したの