◆1965年(昭和40年)から本年まで50年間の石巻市の路線価を調査した。最も高い場所が、北上川河岸の旧市街から石巻駅前、次いで石巻バイパスを経て高速道路の近辺に変遷している。同じように東北地方の都市について調べると、かつての中心市街地の地価凋落とともに、最高路線価地点が郊外に移転する傾向が見られた。中心地の変遷の背景には、徒歩・舟運から鉄道、次いで乗用車という主要交通手段の交代がある。中心地の場所と街のスタイルは主要交通手段に規定される。この仮説を本稿では「交通史観」と呼ぶ。 ◆次に、都道府県庁の所在都市の最高路線価を1960年(昭和35年)に遡って調査した。郊外移転の事例はないものの、旧市街の地盤沈下を背景に駅前に移転する事例は多く見られた。東京や地方ブロックを代表する都市は2000年代半ばまでに地価の持ち直しの動きがあったが、それ以外では県庁所在都市を含め下落傾向を辿っており、都市間
2017年5月4日付けの朝日新聞に、「日本の美術館は、所蔵するパブリックドメイン作品の画像の貸出しに慎重」という主旨の記事が載っていた(要ログインだし、どうせ消えるのでリンクしない)。調査した公立美術館のほとんどで、パブリックドメインになっている作品にもかかわらず、その画像の利用が申請制になっていて、自由に使えない、とのこと。早速、図書館の状況についても調べてみた(GWで暇だったので)。 もちろん網羅的に調べるわけにもいかないから、都道府県立図書館のウェブサイトで公開されているデジタルアーカイブについて、収録されたコンテンツの二次利用、すなわち、出版物への掲載、放送等の可否と手続きを調査対象とした。 各都道府県立図書館のウェブサイトトップからリンクされている(WEB公開されている)デジタルアーカイブを対象とし、館内公開のみのものは除いた。また、HTMLに画像を張り付けただけのものでも、コン
政府は、国内の美術館や博物館、それに、研究機関などが保存する書籍や文化財、研究論文などの情報を電子化し、国立国会図書館のホームページから一括して検索できるようにすることなどを盛り込んだ知的財産推進計画の案を取りまとめました。 それによりますと、国内にある博物館や美術館、それに、企業や研究機関などが保存する書籍や文化財、研究論文や映画などの情報を電子化し、国立国会図書館のホームページから一括して検索できるようにすることなどを盛り込んでいます。 そのうえで、今年度中に工程表を作成し、電子化する資料などの検討を進め、2020年からの稼働を目指すとしています。 また、企業が持つデータをより有効に活用するため、不正に取得されたデータが第三者に流出した場合などに、利用を差し止めることができるようにするなど、データの保護に向けた法整備を進めることも盛り込んでいます。 政府は16日、知的財産戦略本部の会合
スロージャーナリズムに投資をする ――SNSの普及などによって、ニュースへの接し方が変わってきています。 大きなテレビ局だけでなく、小さなメディア機関でもニュースの「届け方」が大きく変わった。デジタル時代になって、まずメディア業界の参入障壁が下がったほか、コンテンツ制作や配信コストが大きく下がったことで「ニュースサイトっぽい」サイトを作ることができるようになった。これは、視聴者や読者にとっても紛らわしい。世界的にメディアリテラシーが問題になっているが、ニュースの受け手が正しい情報を選ぶのは難しい。だからこそ、フェイクニュースがこれだけ話題になるわけだ。 視聴者には、ニュースの裏にある取材などのジャーナリズム的まで知る必要はないが、ネット上だと取材に基づいた記事と、そうではない記事の違いなどを見極めるのは容易ではない。BBCのような大きなテレビ局だからといって、こうした問題に無縁ということで
GIS(地理情報システム)ってなんなん? 最近、ドローンや、GPSなど、GIS(地理情報システム)の活用が注目されています。 Google Mapsを使えば手軽にGISのアプリを作れますが、最新のデバイスを活用して、もう一歩便利なサービスを作りたい、と考えたときに、行き詰まる方が多いのではないでしょうか。 そこで今回は、 ・「GISってそもそも何なのか? どうやって使うのか?」 ・「どんなシーンに使えるものなのか? どんなサービスが思いつくか?」 といったことについて、GISを使って新しいサービスを作り出す業界の方に話をしてもらいます。 こんな方はぜひお越しください 1:地図、GIS、地理情報、位置情報、GPS、ドローン、ビーコンというキーワードに興味がある方 2:業務、ビジネスの課題(issue)解決のアイデアを探してる方 3:システム開発に携わる人全般 少しでも興味をお持ちいただければ
マイメニューの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。 内閣府主催のコンテストで最優秀賞を受賞した統合型地理情報システム(ひなたGIS)の公開を開始します。(現段階では基本機能と許可が得られたデータを掲載しておりますが、随時、データ・機能の充実を図ります。) 1.ひなたGISとは 地域のさまざまなデータを地図上に重ね合わせることができるシステムで、今年3月の内閣府開催「RESASアプリコンテスト」(https://opendata.resas-portal.go.jp/contest/index.html(外部サイトへリンク))で最優秀賞を受賞しました。インターネットに接続するPCやスマートホンなどから無料で利用できます。 備考:RESAS(リーサス)とは、国がインターネット上で公開しているシステムで、地域経済や人
知りたい地域の人口ピラミッドを時系列で表示します。人口構造の変化や将来の人口規模を確認することができます。
共同研究全国の研究者等に広く共同利用/共同研究の機会を提供するため、「ROIS-DS-JOINT」として、共同研究課題の募集を行なっております。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く