「渋谷デジタル花火大会」(ゴールド賞)スマホの画面に指を滑らせると、渋谷のQ'S EYEビジョンにデジタルな花火が打ち上がった。 サイネージに受信させる 6月11日、「デジタルサイネージアワード 2014」の 表彰式が行われた。国内のデジタルサイネージを使った表現の中から、優秀作品を選出し表彰することで、サイネージの市場をさらに活性化していくことを目指しており、今年で5回目になる。 今回の特徴は、受賞した9作品のうち7作品がデジタルテクノロジーを使ったインタラクティブな参加型・体験型デジタルサイネージだった点だ。デジタルサイネージが単なる看板ではなく、視認者とのコミュニケーションツールとしての意味合いを持たせたものになっている点に注目した。 ゴールド賞は、筆者が昨年10月号でも取り上げた「渋谷デジタル花火大会」だ。応募者は「一方的な「発信」メディアから生活者参加の「受+発信」メディアへと機