竹中工務店は、オフィスや店舗などの建設用地を選定・評価するための地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を開発した。自社データやオープンデータなどを統合し、データに基づく用地選択に利用する。担当者が現地を訪れる業務負荷や属人化していた業務を削減し、事業計画段階からの提案力を高める。2024年5月30日に発表した。 竹中工務店が開発した「GISCOVERY(ジスカバリー)」は、オフィスや店舗などの建設予定地の選定や評価のための地理情報システム(GIS:Geographic Information System)である(図1)。担当者が現地を訪れて情報を収集するなどの業務負荷や属人化していた業務を削減し、データに基づく最適な建設用地を提案できるようにするのが目的だ。 GISCOVERYでは、自社で蓄積している物件や土地に関するデータと、人口データや
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