エクセルとの連携でほ場管理を効率化するJA全農のクラウド型の営農管理システムである営農管理システム「Z-GIS」の普及が進んでいる。JA全農は、全国への活用促進のため、各地で操作研修会を開催しており、3月22日には、JA鳥取いなばで行われた。 鳥取県は、二十世紀なしに代表される果樹県。なかでもJA鳥取いなばは、果樹圃場での活用を視野に入れており、新たにZ-GISの会員となった。 今回の参加者は、各支所で作物ごとの担当を持つ若手が多く、研修会には同JAの育成強化職員18人をはじめ、県本部の次年度担当者など計21人が参加。講師は、JA全農耕種総合対策部アグリ情報室の大武勇氏が務めた。 同JAは、育成強化職員を定め、訪問活動用にタブレットをひとり1台ずつ貸与している。各支所のパソコンにZ-GISを入れ、支所の担当者は自分で管理したい項目を考えZ-GISに入力。農家を訪問する際にタブレットを持参し