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ブックマーク / memo7.sblo.jp (6)

  • 「クラウドの文化」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Cloud Culture" の日語訳である。 クラウドの文化  Cloud Culture 「一つのマシン」(訳注:地球上のネットや通信システム全体)がある一方で、クラウド・コンピューターも多数存在する。それぞれのクラウド・コンピューターは、計算機の集合体が一つの計算機として働くものである。「一つのマシン」はすべてのクラウドが集まった巨大クラウドである。毎日の日課として、いつものようにあなたはネットに接続する。あなたの機器はクラウドへの最初の入口だ。ウェブによるアプリケーションを使って、ウェブ上ですべての仕事をする。よくあるウェブアプリとしては、電子メール、グーグル・ドキュメント、グーグル・カレンダー、フェースブック、フリッカー、その他ソーシャルネットワークサイトな

    「クラウドの文化」
  • 「思考主義」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Thinkism" の日語訳である。 思考主義  Thinkism 「特異点」があなたの存命中に来るという心配をしなくてもよい理由はこれだ。:思考主義はうまくいかない。 まず、定義をいくつか。ウィキペディア(英語版)によると、特異点とは「人工知能を使って自分自身を向上させる機械の能力などにより、前例のない技術的進歩が起こるという理論上の将来のある時点」である。また、ヴァーナー・ヴィンジとレイ・カーツワイルによれば、人間よりも賢い人工知能がさらに賢い知能をもたらし、関連する科学的課題(さらに賢い知能を作る方法を含む)をその知能がすぐに解決し、すべての技術的問題が速やかに解決できるまで知能が拡大し、それによって社会のあらゆるものが進歩するので、特異点発生より先に何があるの

    「思考主義」
  • 「注目が流れるところにお金はついて来る」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Where Attention Flows, Money Follows" の日語訳である。 注目が流れるところにお金はついて来る  Where Attention Flows, Money Follows 新しい経済の新しい法則を要約すると、こういうことになる。 注目が流れているところに、お金はついて来るものだ。 注目以外のものはほとんど何でも、コモディティー化する可能性がある。ぜいたく品がぜいたくであるのは一時的なことでしかない。それはすぐに偽造され、コモディティー化する。高級ブランドは、過剰なほどの注目を獲得しているから高級であるにすぎない。 流入してくる注目を維持し続けていれば、お金がその後について来る。 知っておくべきことは、実はこれだけである。ありがたいこ

    「注目が流れるところにお金はついて来る」
  • 「私たちはグーグルで賢くなるだろうか?」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "Will We Let Google Make Us Smarter?" の日語訳である。 私たちはグーグルで賢くなるだろうか? Will We Let Google Make Us Smarter? 『グーグルで人間はバカになるか?』 これはいつも挑発的なニック・カー (Nick Carr) が書いた今月のアトランティック (Atlantic) の記事の題名である。カーは自分で認めるとおり心配性である。新しい技術は人間をバカにしてしまうと心配する人は昔から大勢いるが、その長い行列に連なる人である。実際のところカーは、古代の心配性の人々がみんな間違っていたことを示す例をまとめるという良い仕事をしているのだが、自分自身の心配を気で受け止めるのは困難なようだ。 たとえば

    「私たちはグーグルで賢くなるだろうか?」
  • 「忠実なファンの支援による生計の実態」

    著者:ケヴィン・ケリー ( Kevin Kelly ) 訳 :堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "The Reality of Depending on True Fans" の日語訳である。 忠実なファンの支援による生計の実態 The Reality of Depending on True Fans 私は、ロングテールの底辺で活動するアーティストのための新しいビジネスモデルを考えてきた。マイクロニッチでどうやって生計を立てるか?この無料コピーの世界で、それは可能なのか?私は以前の投稿で、アーティストが直接「千人の忠実なファン」を育成することを提案した。それは良い論考として多くのブログから注目を集めたが、実際のデータが不足していた。そこで、メールをくれた人に実際の数字を尋ねたり、その他にも、熱心なファン層がいて成功していると評判のある人たちをさがして、経験を披露

    「忠実なファンの支援による生計の実態」
  • 「千人の忠実なファン」

    著者 ケヴィン・ケリー Kevin Kelly 訳  堺屋七左衛門 この文章は Kevin Kelly による "1,000 True Fans" の日語訳である。 千人の忠実なファン (訳注:2016年12月にこの文章の改訂版が発表されている。改訂版の日語訳はこちら。→「千人の忠実なファン(改訂版)」) -------------------- よく知られているように、ロングテールは2種類の人々にとって良いニュースである。一つは、少数の幸運な集積業者、たとえばアマゾンやネットフリックス。もう一つは60億人の消費者。これら2種類のうち、消費者のほうが無限のニッチに隠れている財産からより多くの恩恵を受けていると思う。 しかし、創作者にとってみればロングテールが功罪相半ばするものであることは疑う余地がない。この方程式においては一人一人の芸術家、演出家、発明家、制作者が考慮されていない。ロン

    「千人の忠実なファン」
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