私事だが今回の騒動で気になったことがひとつ。 同居人は働いていない。家事をしながら日本で一番難しい資格試験のひとつといわれるものを取得するために、日夜勉学に励んでいる。このたび私の仕事の都合で上京することになったのとほぼ同時期に、身内に彼のことがバレた。 一般的にそういう男の事を、ろくでなしとか宿六とか穀潰しとかニートとかヒモとか表現するのは私も知っている。周囲の理解が得られ難いことは百も承知だ。 それは仕方ない。判っていてやっていることだから。 ただ彼の存在を知った身内の反応が、ちょっと可笑しかったのだ。 男性陣は複雑そうな顔をしていたが、色んな人生があるんだし本気なら仕方ないけど、大変だよ、という感じだった。 過激なのが女性の忌憚のない意見で、まずは「そんな男はやめろ」。 それがダメなら「バイトでもなんでもいいから、とにかく働かせろ」。 そして「今回上京するのがいい機会だから仙台に置い
マイホームの税務相談会というのがある。若い夫婦が訪れてくるのだが、奥さんの独壇場だ。税金のこともよく勉強している。ダンナは子守役で口を差し挟むことは許されない。奥さんの後ろでウロウロしているばかりだ。「こんな安い給料でマイホームなんて論外でしょ」という言葉がのど元まで出てくる。 サラリーマンは安い給料でこき使われ、いつクビになるか分からない「ハイリスク・ローリターン」の哀れな職業である。それなのにいまだにマイホームを買おうとするバカが多いのには呆れる。 雨露さえ凌げればマイホームであれ、アパート住まいであれ、変わるところはない。「アパート住まいでは何年家賃を払い続けても“自分のもの”にならない」というが、マイホームといっても借金して買うのだから実態は“銀行借家”だ。借金を払い終わった頃には家はボロボロだ。“自分のもの”というのは錯覚にすぎない。金もないのに分不相応にマイホームを欲しがるから
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 読者の皆様、このたびは本コラムにたくさんの反響を頂き、ありがとうございました。コメントは一つひとつ読ませていただきました。 正直言って、男性からのかなり厳しいコメントが多かったので驚きました。というのも、このコラムは「WorkingWomanキャリアセレブ塾」で主に女性を対象に書いたものなので、これだけ多くの男性が読んでくださっているとは思ってもいなかったのです。 このコラムは、これまで筆者が女性誌などで発言したり書いたりしてきたことの集大成として書いています。結婚難のこの時代に、少しでもうまくパートナーを見つけて、(余計なお世話ですが)女性たちにできるだけ子供を生んでほしいなぁ、という気持ちをこめて書いています。多くの独身女性・男性の本音、
香山リカ『老後がこわい』は、シングル女性の老後問題を自らの体験として述べており、かなり説得的に問題の所在を指摘している。 老後がこわい (講談社現代新書) 作者: 香山リカ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/19メディア: 新書購入: 6人 クリック: 29回この商品を含むブログ (44件) を見る 老後に係わる、「年金」「病気」「介護」「孤独死」「葬儀」「墓」「遺骨」から「ペット」に至るまで言及している。シングル女性が、一所懸命に働きながらも、40代を過ぎると結婚式よりも葬儀の出席が増えるという。つまり、「老後問題」が身近になる。家族制度が核家族構成への変化により、子どもは一人ないし二人になっている。シングル女性のうちパラサイトしている場合、親の介護問題に直面する可能性が高い。 負け犬の遠吠え 作者: 酒井順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/10/28メディ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 私がこの「キャリモテ」の原稿を書こうと思ったきっかけは、ある女性の一言。「若い頃はね、自分を磨いていい女になればなるほど、いい男が寄ってくると思っていた。でもそれは大間違いよ。誰かもっと早く教えてくれればよかったのに」…。 その人は一世風靡した元モデルさんで、後に起業した。顔よし、スタイルよし、センスよし、頭もよくて家柄もいい。誰が見ても非の打ちどころのない「いい女」。そんな彼女でも「納得のいく結婚」に出合うには、苦労したとか。そこで、最初のセリフが出たわけだ。「いい女になればなるほど、いい男が寄ってくるなんて大間違い」という一言に深くうなずいた私も、気がついていた。「そうだ。日本女性の進化に男性はついてこられなかったのだ」ということに。 こ
学生の時、女子寮に住んでいたのだが、稀に下着が紛失していた。物干しからブラジャーのみ盗まれるようだった。被害は三・四人。盗まれる自体も腹立たしいが…経済力の無い一人暮らしの学生なのだ。安くて二千円、高いと一万円を軽く越えるブラジャーが無くなるのは死活問題だった。ぼく昼ごはん毎日カレーのみですよ?(200円)酷い時は白米(60円)にポテチ(友達の貰った)ですよ?それなのに!女性の下着は高いんですよ!?安いの買ったらおっぱいの形が崩れるので高いのを買わざるを得ないのです。そしてブラジャーだけ取られるのでお揃いで買った下着のパンティだけ残る。ヒラヒラパンティばっかり。ブラ無い。一時、お金が全然無い時に根こそぎ盗まれて、ブラが一個だけになって非常に焦った。ちょっ。これ。このブラジャーに女の一生を刻み込めと!?仕方なく古本屋に行って、大事にしていた色々な本を売った。くそう!私は怒った!下着返せ!って
休止前ですが、なんだか例の「バックラッシュ!」発売の余波か、いろんなところでジェンダー関連の議論が巻き起こってますね。せっかくなので少々コメントしておきます。 まずはこちら。 生物学とジェンダー学の対話 International Stem Cell Forum 東北大学の生命科学者、大隅教授のブログです。 コメント欄も含めてですが、正直言ってあまり生産的な議論になっていないように思えます。 まず最初に、 生物学者がジェンダー学者と何故対話できないのか これはよくないと思います。「生物学者が」ではなく、「私が」にすべきです。少なくともコメント欄におられる方はジェンダー論に理解を示しているようですし、私も対話できると思っております。 コメント欄も含め一番物議を醸しているのは、生物学における"abnormal"という概念、言い方のようですね。 例えばこれをそのまま人間の性的指向の「アブノーマル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000046-jij-int このニュースを見て最初に思い出すのは、知り合いの60手前のある夫婦。二人は別居中で熟年離婚寸前なんですが、奥さんが判を押してある離婚届をまだ提出しないでとっておいてあるんです。 来年の四月から施行される年金分割というのがあります。いままでは離婚すると厚生年金に入っていた夫だけが年金を受け取るようになっていて、元夫の労働を支えていた元妻の家事労働および家計にしめるパートの賃金は全く省みられずゼロ円扱いになってしまっていたんですね。それがやっと、元夫と元妻で分割されるようになるのです。本当にやっと、だと思います。 なので、その知り合いの女性は来年の四月まで離婚届をとっておいて持っているというわけです。そんな奥さんに対して旦那さんの方は「あの人はそういう人だ」という言い方をして
本田透の著書「電波男」にて提唱されている概念のひとつ。 現代の日本で常識とされている恋愛の形。 さまざまな解釈が可能であるが、主に 個々人の恋愛行為が、メディアや広告代理店の流布する大量のイメージに縛られ、資本の論理に汚染されている状況 純愛物語が、安直な映画・ドラマ・書籍などによって金儲けの道具にされ(娯楽のレベルに落とし込まれ)、逆に恋愛の至高性が失われている状況 「年収○○○万以上でないと」のような、金持ちであることが恋愛の条件になり、愛情とお金(や車・家など)が交換可能になっている状況 そもそも愛情などという観念が消え失せ、恋愛・結婚がお金(や車・家など)と顔面の美しさの交換と化している状況 恋愛行為が、他人に相手を見せびらかしたり他人に優越感を持ったりする目的で行われ、他者の欲望を欲望するという契機のもと、資本主義的な差異の体系に(ボードリヤールの意味での「商品」を買うときのよう
<a href=http://forgetmenotpanties.contagiousmedia.org/ target=_blank>forget-me-not panties</a> 奥さんにだまされていないか心配じゃないですか? 娘さんが遅くまでどこへ行っていたのか知りたくないですか? この驚くべき装置が、あなたの疑問にお応えします! ……そんな刺激的なコピーが並ぶきれいなデザインの英語サイト。 アメリカのどこかの企業がやっているサイトなのかなー? と思っていたのですが、実はコレ「アート作品」としての架空サイトなのだとか。 22日間でもっともポピュラーなサイトをつくるというコンテストでグランプリを獲得したのがこのサイトのよう。しかも、妻や娘のふしだらな行為を監視するという貞操帯ならぬGPS機能つきのITパンティ販売サイトなのです。 パンティのワンポイントとなっているお花の部分にGP
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とはなんぞやと思っていたが、http://d.hatena.ne.jp/keyword/%be%c3%c8%f1%a5%d5%a5%a7%a5%df%a5%cb%a5%ba%a5%e0なるほど…元来、フェミニズムとは、女性が一人の責任ある市民として自由を得るための運動だったが、大衆的フェミニズムが女性の「幸せ」を最大の目標に掲げたが為に、商業主義に屈服してしまった。こうして、フェミニズムは力を失った、とファルーディは説く。そして商業主義に屈服してしまった大衆的フェミニズムが、「消費フェミニズム」ということになる。参考:http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/cat4513664/index.htmlつうかこれってフェミニズム? フェミニズムもいろいろあるなあ。未だに、フェミニズムって、性による差別とか搾取とかをなくすための運動
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