公明党 総選挙敗北で関西のドン更迭の衝撃2009年10月31日10時00分 / 提供:「関西のドン」と呼ばれてきた創価学会の西口良三・総関西長(71)が、突然退任した。民主党の小沢一郎幹事長とのパイプ役だっただけに、なにがあったのかと憶測が飛びかっている。 西口氏は、30年以上、関西の責任者を務め、大阪に「西口王国」をつくってきた。小沢や野中広務元自治相と親しく、池田大作名誉会長からの信頼も絶大。関西の創価学会はバツグンの集票力で公明党を選挙で勝たせ、「常勝関西」と称されてきた。 だが、8月の衆院選では北側一雄元国交相や冬柴鉄三元国交相など、大阪、兵庫から出馬した6人が全員落選。責任をとって退任する形だ。 後任は置かないが、新たに池田名誉会長の長男、博正氏(56)を関西最高参与に就けた。「現職6人全員を落選させたことで、池田名誉会長の逆鱗に触れたといわれています。30年間も関西のトップを続