au one netのブログサービス 『LOVELOG』は2014年6月30日をもちまして提供を終了致しました。 永らくのご利用、誠にありがとうございました。 引き続きau one netをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※お手数ではございますが、新ブログにて閲覧の皆さま向けにブログURL変更等をご周知いただけますよう、お願い申し上げます。
「自然なお産」については、はてなでも関連エントリが多くあります。なぜ私が今回、自分のブログで触れようと思ったかというと、やはり昨年出産したというタイムリーさから、無視できない話題だったからです。また、こちらのエントリを見たこともきっかけになりました。 個人的体験ではなぜだめか: 妊産婦死亡率の推移を例に 出産における自然と不自然(追記あり6/20) 私はただの元妊婦、しかもどちらかといえばスイーツ妊婦でして、学生の頃から雑誌が好きでしたし、マスコミからもごく一般的な情報収集をしてきました。「自然」に対する感度でいうと、妊娠するまでコンビニや居酒屋の食事ばかり食べていて、さすがにダメかなと思いなるべく自炊をするようになった(そうしたら宅配の野菜が美味しくてビックリし、やっぱり「自然」っていいなと思ったりした)、その程度です。そういう、平凡な妊婦だったが故にか分かりませんが、女性誌に溢れていた
新型インフルエンザ騒ぎで、そこかしこにマスク姿の人々を目にするようになった。 ニュースなどで大阪の通勤風景が報じられていて、電車待ちをしているプラットフォーム上のほとんど全ての人々がマスクをつけている様は、異様な感じがする。 高城剛が、ロンドンのヒースロー空港でも日本人だけがマスクをしていて、これは日本人の集団ヒステリー現象に他ならないと自分のブログに書いているが、そのブログ記事がKY(空気読めない)発言だと反発を買っているようだ。 日本の状況について高みの見物よろしくKY(空気読めない)な事を言っていると、連れ合いの川尻えりかの芸能活動に影響するぞと脅しまがいのことを書いているゴロツキのようなマスコミもある。高城のように「外国に比べて・・・・」という言い方で外からの視点を殊更に強調するのもいささか危うさを感じるが、この国の人々が、外からの侵入者というイメージに過剰反応してしまうことは残念
タイトルは釣りでも煽りでもにゃーです。読めばわかる。 トップダウン 感染パーティーは対岸の火事ではない - Skepticism is beautifulで紹介されている【感染パーティ】にゃんが、これはホメオパシーをかじった親が中途半端なホメオパシーの知識で行ったことだとか、親がホメオパシーの理論を自己流に解釈して行ったことなんかではにゃーことですにゃ。あとで引用するけれど、ホメオパシー「理論」を「啓蒙」する立場のヒトタチが実際にそういうことを言っているわけにゃんね。ホメオパシーを「啓蒙」するヒトタチは、予防接種を明確に否定していますにゃ。ここで紹介されているお母さん達の言っていることは、ホメオパシー啓蒙者のいっていることそのまんまといっていいでしょうにゃ。 なぜ、ホメオパシー言説がトップダウンなのかというと、ホメオパシーというのが一見すると学問的体裁を整えているように見えるからですにゃ。
今朝、某専門学校に行って、マスクをしている子がいたから「どこで買ったの? 私大阪に行ってきて帰ってきて、高岡でドラッグFに行ったけどマスク売ってなくて・・」といったら後は教室が大騒ぎになった。「わたしたち、担任のK先生から緊急連絡網で連絡来て大変だったのに、、。先生、連絡網来なかったの?」「来なかったよ」「それって問題じゃないのー」「先生、大阪行ってきたんだよね。」「先生も人間おうちに入るんだだから、、」「いついったの?」とかなんとかうるさいこと、うるさいこと。 一番前の席に座っている子たちは、自分の口を押さえていやそうな顔をわたしに向けている。「あー、わたしがバイ菌もっていると思っているんだね」と聞いたら「うん」とうなづいていう。「だって、大阪行ってきたんでしょう?」と。なんだか大阪行ってきた人には接触したくないと思っているらしい。「だって、緊急連絡網来たんだよー」「担任のK先生に報告し
ネイルで使う材料で、DIY時の木割れやネジ跡を派手にしたらかわいい OSB合板でちょっとしたボックスをつくりました。 ビス止め下手すぎて木を割ったり穴あけすぎたりした場所に、好きな派手色の樹脂を詰めてパテ代わりにしてみました。 ちょっと某HAYっぽみ出て可愛かったので、自分用にメモです。 手順 塗装 派手色グミジェルで失敗部分…
ニセ科学批判者に求められる態度 - みつどん曇天日記その節は真摯に対応してくださりありがとうございました。嬉しゅうございました。ブコメなんて見てないフリをしていますけどももちろん何度も何度も見てます。にもかかわらず1ヶ月たらずでヘラヘラと再開しちまってなんだか申し訳ない気分です。 さて。 正直なところ、あんな*1言葉で揺らいでしまうのであればそれはすこし脇が甘いと思う。啓蒙とは科学とニセ科学の弁別能力を授けることであるはずで*2、それは言い換えれば肩書きや態度に左右されず真偽を判断できる科学的素養を授けることであるから、「お前の態度が気に入らないし信用できない」と言われても痛くないはずだ。が、揺らいでしまう人が出るであろうことは理解する。なぜならあの言葉は僕自身に刺さる角度を持った言葉だからだ。天下国家を論じているような顔をしているけれども僕は結局のところ自分のことしかわからないし、blo
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「代替医療」とは英語のalternative medicineの訳語で、本来は「効果は認められているが作用機序不明な伝統医療」や「効果の程も怪しい民間療法」「最先端の仮説に基く治療法だが真偽がはっきりしていないもの」などを広く含む用語である。 つまり、「治療効果は本物だけど科学理論で解明できてない」から「科学的だけど治療効果は疑わしい」「単なる健康法」、果ては「まったくのニセモノ」までが全部一括で「代替医療」と呼ばれているわけだ。 これはマズい。 なにが拙いって、"医療"の2文字が入っているために一見して正しく治療効果のある医療行為であるかのような印象を与えてしまうことが、だ。 東洋医学のように経験的に効果は認められている(が理論化されていない)ものを呼ぶ呼称としては悪くないのだが、ホメオパシーのように原理的にも実証的にも効果のなさがはっきりしているものや心霊治療のようなオカルトまでもが含
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最近OEMメーカーや部品メーカーと打ち合わせがあって、雑談の感想。 どうも以前のエントリーの評判が悪いようだ。「疑似科学は潰しきれない」「多くの製品は情緒を売っているので科学的で無い件」は非耐久消費財・耐久消費財ともに情緒を売っているのであって科学的機能を販売しているわけでは無い事例が多いという指摘であって、その情緒は科学と相反するので、非科学・疑似科学との境目はグレーゾーンだよということ。そして業界関係者でもなければ境目は分からんだろという指摘なのだ。ところがピントがズレてるとか、細かい表現ミスは全体がおかしいという全否定や、題名で脊髄反射とか、、、頭悪いなぁという印象。メーカーでモノを作っていなければ「頭悪い」というのも言い過ぎか、でもだからこそ興味ある人は「勉強してね」というメッセージのつもりだったのだがorz。 でもそれで引っ込むのも癪に障るということで、小学生にもわかるように「境
ブラジル人予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースが「2009年1月25日、大阪・神戸でマグニチュード8.9の大地震が発生する」と予言した。彼は「世界最高の予知能力者」と呼び名も高い人物だ。それだけにある種の信憑性をもって、人々の間ではまことしやかに語られているようだ。だが、この際はっきり断言しよう。彼の「予言」は当たらない。 日本は世界有数の地震大国である。だから1月25日に大地震が関西を襲う可能性は決してゼロではない。よしんば地震が発生したところで、それは「予言が成就した」のでは断じてなく、ただの偶然に過ぎない。実際、天変地異を予言したものは過去にもたくさんあるが、ジュセリーノのそれも含めてなにひとつ当たってはいないのだ。 岡崎市では予言を真に受けた人々が防災用品の購入に殺到 「2008年9月13日、愛知県岡崎市でマグニチュード(以下M)8.6の大地震が発生し、3万人が被災し、60
英マンチェスター(Manchester)で、サンドイッチ店の前に立つ女性(2006年10月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/PAUL ELLIS 【1月6日 AFP】多くの人びとがクリスマスから新年にかけての疲れを引きずったまま仕事始めを迎えた5日、英国の科学者らの団体が「デトックス」製品には効果がほとんどないとする調査結果を発表した。 300人以上の大学院生や博士号取得者でつくる「Voice of Young Science(VoYS)」が行った調査によると、「デトックス」ついて同じ定義を用いている企業は1社としてなく、各社が主張するデトックス製品の効果もほとんど「無意味」なものだったという。 さらに、デトックスという言葉は「足用パッチからストレートヘアアイロンにまであらゆるもの」に使用されているものの、デトックス作用がどういうものなのかについて信頼性や一貫性のある説明はなかったとい
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
この本をちょっと読み直していました。 Self Help, Inc.: Makeover Culture in American Life 作者: Micki Mcgee出版社/メーカー: Oxford University Press発売日: 2007/09/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る初版は2005年刊ですので、既に最新刊とは言い難いですが、横文字は導入されるまで時間がかかるので、まあ最新の心理主義論のひとつと言って良いでしょう。 自己啓発本などの「自己改善文化」に耽溺する現代アメリカ人を社会学的に批判した本のひとつだと言えます。 著者は、自助本などで自己実現にハマっても、多くの場合ゴールも見えないし、さして見返りがあるわけでもなく、フラストレーションの中で自己は"Belabored Self"になってしまうと説きま
kikulog 記事一覧 カテゴリー別記事一覧201410 2014/10/22 江本勝氏の死去 201409 2014/09/12 生協の「書評対決」の書評 201407 2014/07/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」サポートページ 201406 2014/06/04 「いちから聞きたい放射線のほんとう」訂正箇所 201404 2014/04/23 朝日新聞に書評が出るようです [kikulog 647] 2014/04/09 理研CDBの騒動について [kikulog 646] 2014/04/07 博士論文中での剽窃について [kikulog 645] 201403 2014/03/17 「いちから聞きたい・・」のあとがき [kikulog 644] 2014/03/03 論文: Structural flexibility of intrinsically disord
出遅れ気味なので本ブログでは、「百匹目の猿」をデバンクした有名な著作(英文)の翻訳をしてみようと思う。 --------(以下、Ron Amundson "The Hundredth Monkey Phenomenon "の翻訳)--- Ron Amundson: "The Hundredth Monkey Phenomenon " first published in Skeptical Inquirer vol. 9, 1985, 348-356 (http://www.uhh.hawaii.edu/~ronald/HMP.htm) 超常現象について主張の論拠はいろんな形で示されています。たとえば、個人的な証言(「私は宇宙人に誘拐された」)とか、日常でのちょっとした不思議なこと(「夢に出てきた人からちょうど電話がかかってきたことはありませんか?」)とか、「古代人の知恵」なども。実際の
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