【ロンドンAFP=時事】4年前に英国テレビのオーディション番組で見いだされ、一躍スターの座に駆け上った「奇跡の歌姫」、スーザン・ボイルさん(52)が8日のオブザーバー紙上で、1年前に発達障害の一つであるアスペルガー症候群と診断されたと告白した。 ボイルさんは子供の頃、「脳に損傷がある」と言われ、学校で級友から「単純なスージー」とからかわれていた。今、アスペルガー症候群と診断されたことで「どこが悪いのかはっきり分かり、ほっとしている」と話した。 また最近の検査で、ボイルさんは平均以上の知能を持っていることも分かった。 ボイルさんは「アスペルガーと診断されたからといって私の人生は変わらない。私の人生に与えられた一つの条件にすぎない」と語った。