米テキサス(Texas)州マッカレン(McAllen)で撮影された、2003~04年にイラク戦争に従軍後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、抗うつ薬や抗不安薬を処方された帰還兵(2006年7月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Chris Hondros 【5月6日 AFP】うつ病に悩む人たちに、電磁刺激による治療法が効果をもたらす可能性が新たな研究で明らかになった。向精神薬によるうつ治療に替わる治療法となりうるかもしれない。 3日に発表された研究では、それまでに抗うつ薬で効果が得られなかったうつ病の患者190人に少なくとも3週間、電磁刺激を与えた。すると14%の人でうつ症状の寛解(かんかい)がみられ、その多くは軽快な状態が数か月間持続した。 この治療法は、反復性経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)と呼ばれ、うつ症状に効果があるかどうかが議論されてきた。し
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