テーザー銃の電極。仏パリ(Paris)にて(2007年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/THOMAS COEX 【12月5日 AFP】南米アマゾンに生息するデンキウナギは最大600ボルトの電気を生み出すが、その放電の仕組みはスタンガンの一種「テーザー銃」とよく似ていることが分かったとする研究が4日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 馬1頭を倒せるほど強力なデンキウナギの電撃は、餌となる生物の筋肉を収縮させ、瞬間的にまひさせる。警察官が使うテーザー銃の効果もこれとほぼ同じだ。 論文を執筆した米バンダービルト大学(Vanderbilt University)のケネス・カタニア(Kenneth Catania)教授(生物学)は、「デンキウナギの一撃とテーザー銃の放電の類似性に、衝撃を受けた」と述べている。 「テーザー銃は、毎秒19回の高電圧パルスを発するのに対し、デンキ
Steve Ranger (TechRepublic) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2014-12-05 06:00 英国の数学者Alan Turing氏が歴史に及ぼした最大の影響を選ぶことは難しい。Turing氏は、自身が「ユニバーサルマシン」と呼んだものを研究したことから、コンピューティングの父として知られている(ユニバーサルマシンはデジタルコンピューティング開発の土台となった)。また、ブレッチリーパークで暗号解読に従事し、第2次世界大戦の終結を大幅に早めることにも貢献した。 しかし、Turing氏への関心を喚起するのは、歴史的な事柄だけではない。同氏の研究は現在でも、テクノロジ分野の極めて難解な問題、特に人工知能に関する問題において重要な意味を持っている。デジタルコンピューティングの開発に寄与した研究者やエンジニアはほかにも多くいるが、Turing氏が際立った存在となっている
アフリカ南部ナミビアの草原に落ちてきた直径35センチの正体不明の鉄球(2011年12月21日提供)。(c)AFP/National Forensic Science Institute 【12月22日 AFP】(一部更新)アフリカ南部ナミビアの草原に前月、空から巨大な鉄球が落ちてきて、関係者を悩ませている。ナミビア当局は21日、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)に調査を依頼した。 直径35センチ、重さ6キロの鉄球は、首都ウィントフーク(Windhoek)から750キロ離れた同国北部の村の近くで見つかった。中は空洞で、地球上にある金属の合金でできており、2つの半球を溶接でつなぎ合わせているようだという。 村人たちは、その数日前に小さな爆発音を数回聞いていた。落下地点から18メートル離れた場所には直径3.8メートル、深さ33センチの穴が
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