七夕だというのにちっともロマンチックなこと書けない自分がいて。 濱口桂一郎センセのブログから、面白い話題。 「POSSE第4号つづき」 私が高校生の頃から、ずっと違和感を感じてきた議論の仕方を、ここで出てくる杉田俊介と増山麗奈に感じしている。 後藤和智氏が、若者論が政治や経済などの社会問題であるのにアイデンティティの問題として議論されてきたことに異議を言えば、増山麗奈氏が、正社員幻想を棄てろ、と言い放つ。いかにもゲージュツ肌の若者が言いがち。ゲージュツができなくても善良に生きることができる人間にとって、安定して働けるということが否定されることほど悲惨なことはない。そこがわからないで、社会に反抗しているふりをしているから成長しないように思う。 杉田氏は、後藤氏の議論に対して、何か具体的なことをしろ、というようなわかったようなお説教。 後藤和智氏ほど緻密な議論もできないし、論理的でもない私だが