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ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (21)

  • 7/7 民青あんパン屋現象 - きょうも歩く

    七夕だというのにちっともロマンチックなこと書けない自分がいて。 濱口桂一郎センセのブログから、面白い話題。 「POSSE第4号つづき」 私が高校生の頃から、ずっと違和感を感じてきた議論の仕方を、ここで出てくる杉田俊介と増山麗奈に感じしている。 後藤和智氏が、若者論が政治や経済などの社会問題であるのにアイデンティティの問題として議論されてきたことに異議を言えば、増山麗奈氏が、正社員幻想を棄てろ、と言い放つ。いかにもゲージュツ肌の若者が言いがち。ゲージュツができなくても善良に生きることができる人間にとって、安定して働けるということが否定されることほど悲惨なことはない。そこがわからないで、社会に反抗しているふりをしているから成長しないように思う。 杉田氏は、後藤氏の議論に対して、何か具体的なことをしろ、というようなわかったようなお説教。 後藤和智氏ほど緻密な議論もできないし、論理的でもない私だが

    7/7 民青あんパン屋現象 - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2010/02/24
    >増山氏のように安易に正社員幻想を否定する人が、やがては親の遺産か配偶者の正社員的な稼得能力の高さによって何不自由ないゲージュツ活動をしていくのをたくさん見てきた/だからもう死ぬしか道はないのですよ
  • 2/15 特高の息子を落選させると官憲がやってくる - きょうも歩く

    特高警察の息子の町村信孝、無産者で人も無産者の小林千代美。先の総選挙では小林が勝った。北海道7区を民主党がとりこぼさなければ、町村信孝はただの人になったからだ。 特高警察の息子を落選させると、官憲がやってくる、そんな感じがしている。 国会での町村の民主党議員に対するスキャンダル質問の多さも、人のあの性格や言い方まで含めていやらしさを感じている。 小林千代美議員側、教職員組合から違法資金? 地検捜査 小林に特定された捜査が、北海道の保守勢力のすさまじい執念で行われている気がしてならない。捜査の対象が北海道教職員組合というのも初代委員長が横路節雄さんであることとは偶然ではあるまい。 容疑がはっきりしないとあまり断定的なことは言えないが、政治資金規正法で絶対安全なところにいるのは家産から政治資金をつぎ込める二世三世の政治家だけになってきている。 政治資金団体の譲渡が可能であることから、政治

    2/15 特高の息子を落選させると官憲がやってくる - きょうも歩く
  • 10/21 結局政治家の考える雇用対策なんて - きょうも歩く

    民主党を中心とした新政権が、緊急雇用対策をまとめた。 いずれも前政権の経済財政諮問会議や、自民党政調あたりが苦し紛れに考えそうなことばかり。 ①介護分野で、施設で研修勤務しながら介護福祉士などの資格試験を受ける場合、特例として実習を免除 ②農林、環境、観光の「グリーン」分野で、建設業などからの転職支援や人材育成 ③「地域社会」分野で、若者やフリーターの雇用支援を行うNPOなどを活用 ①については、自公政権の最も勘違いしていたことを上塗りしている。介護の人材不足だからと、資格要件を緩めたって、人なんか集まってこないってば。あまりにも要求される水準が高い仕事なのに、低賃金どころか身銭を切らないと働き続けられないような仕事だから辞めていくんでしょう。資格要件を緩めて介護士の価値を低めてどうするんだと思うし、資格取得してもばかばかしくて、スーパーのレジうちとか、普通のアルバイトに転職していくんじゃ

    10/21 結局政治家の考える雇用対策なんて - きょうも歩く
  • 9/18 内閣にも党務にも、国対にも入らない民主党議員の仕事は何か - きょうも歩く

    民主党様の考えることだから、我々国民・有権者の預かり知らないところでどんどん決まるのでしょうが。 大臣、副大臣、国家戦略局以外で政策決定する場が全くないというシステムになる。族議員の排除のため、これまで民主党の政策調査会の下に存在したPTは解散ということになるようだ。影の内閣は全く継承されず無意味であったことを露呈している。 衆参400人超える他の議員たちはいったい何をするのだろうか。幹事長以下の党務、国会対策、国会の各委員会の委員長ぐらいしか役割が残っていない。 議会での質問をしても身内に鉄砲飛ばすことになるだけで、野党を喜ばすような質問はできないことから、政府の提灯質問しかできないだろう。 そんなことを考えると、他の議員は単なる国会の議決の投票マシーンになるだけのような感じがしている。 当選1回の議員は次の選挙のためにがんばれ、で片づけられるだろうが、当選3回、4回といった議員たちは、

    9/18 内閣にも党務にも、国対にも入らない民主党議員の仕事は何か - きょうも歩く
  • 9/1 土屋たかゆき都議を除名する動き - きょうも歩く

    民主党内の右翼分子、板橋区の土屋たかゆき都議が、先の衆議院議員選挙で、民主党推薦の候補の当選のために働かず、自民党公認候補の当選を許す行為をしたかどで除名になろうとしている(わだゆうさんHPより)。 それに対して、土屋たかゆき都議は「ファシズム」と批判しているがおかど違いも甚だしい。政党は結社の自由にもとづいて作られている。嫌なら好きな政党でも作ればいい。民主党と全く意見が違うのではないが、政治的良心から無所属やローカルパーティーに所属して頑張っている友人が私には何人もいる。嫌だったらそうしたらいい。都議なら、国会議員候補と違って、党の事務所維持資金が下りてくるわけでもない。党に所属するメリットなんかあんまりないはずだ。 彼が尊敬するであろう西村真悟氏は、改革クラブとして独立している。見習ったらどうだろうか。 彼は民主党草創期に、反社会党出身者のムードが漂う東京都連にとりいって都議候補にな

    9/1 土屋たかゆき都議を除名する動き - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2009/09/03
    >彼は民主党草創期に、反社会党出身者のムードが漂う東京都連にとりいって都議候補になった。当時、民主党は、候補者不足に悩んでいて、素質や思想を抜きに / 選挙資金を甘えてこなければ誰でも公認した
  • 1/18 トンデモ科学のNHK「女と男」 - きょうも歩く

    NHKの「女と男」、問題番組ではないか。 マイルドにしていたけども、これはネオコンのための疑似科学番組ではないかと疑っている。 ・女は地図を読めない ・男と女は先天的に性格や思考回路が違う ・Y染色体はそのまま男系で遺伝する ・Y染色体はなくなる ・精子が薄まっている これらは、ネオコンが男女の役割分担強化や、最近の若者男性が軟弱だという決めつけ、女系天皇制反対論に利用されている疑似科学そのものではないか。 いくつかおかしいと思うところを。 精子が弱った原因は、チンパンジーやボノボと違い、人間が一夫一制を取って、精子に競争が無くなったからだ、と断定して、映像が流されている。しかし、乱婚ではないにしても、複数男性を女性が受け入れている文化はあちこちにあるし、日でも庶民レベルでは、江戸期、厳密に言えば昭和初期まで続いていた。一夫一制の歴史が浅い日で急激に精子の能力が低下しているのか、わ

    1/18 トンデモ科学のNHK「女と男」 - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2009/01/19
    これが考え得る限りを尽くした「少子化対策」なのでしょう。老害世代には不倫を勧めるような言説(女をはらませるのがいい男、のような)もありますしね。>http://diamond.jp/series/ikeuchi/10013/
  • 5/19 蒸し返しの規制改革会議 - きょうも歩く

    水虫のようにしつこい規制改革会議。昨年のホワイトカラーイグゼンプションへの国民の反発を受けて、安倍政権として格差問題の解決に向けてようやく取り組むことの大半を放棄するよう求めている。 報告書は、労働分野の問題について「労働者保護の色彩が強い労働法制は、企業の正規雇用を敬遠させる。労働者の権利を強めれば、労働者保護が図られるという考え方は誤っている」と指摘。最低賃金引き上げや、労働時間の上限規制などを疑問視している。 女性労働者については「過度に権利を強化すると、雇用を手控えるなど副作用を生じる可能性がある。あらゆる層の労働者のすべてに対して開かれた平等な労働市場の確立こそ真の労働改革だ」と表明している。 具体的には(1)解雇規制の見直し(2)労働者派遣法の見直し(3)労働政策立案のあり方の検討--を掲げている(毎日) 経営者が解雇しやすいように、しつこいぐらい否定されても否定されても同じよ

    5/19 蒸し返しの規制改革会議 - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2007/06/22
    いわゆる「労働三法」の問題点まとめ。民主党から連合票を引きはがす、という自民党の党利党略のため延長国会に提出が取りざたされている。
  • 6/3 東松山市教育委員会が障害児の就学先判断をやめ相談に - きょうも歩く

    東松山市の教育委員会が、障害児の就学先の判断をする就学支援委員会を廃止し、代わりに就学相談として人の希望を叶えるためのコーディネートに役割を変化させることにした。 障害児の分別教育については、当事者、当事者家族、教員、教育教育関係者、福祉関係者が、差別の温床だという批判と、専門的教育だと擁護する立場に分かれて激しく論争してきた。 世間的には、障害者差別は良くないという意識の浸透とともに、障害者を分離する社会のあり方は良くないという意識が定着してきている。障害者が働くということにネガティブなことを言う人はいなくなった(実際に雇うという人がまだまだ少ないのが残念だが)。 そういう時代になって、教育委員会という行政が、時には人や家族の意向を押し切って、選別して進路を決めていたというのは恐ろしく下品なことをしていると思うのが普通の感覚である。 たぶん、実際には多くの自治体は受け入れ施設や養護学

    6/3 東松山市教育委員会が障害児の就学先判断をやめ相談に - きょうも歩く
  • 4/12 傘をさしての自転車運転はやめよう - きょうも歩く

    東村山で、傘をさしながら自転車を運転していた高校生が、中年男性の自転車に接触し転倒、中年男性は通りがかった自動車に轢かれ死亡。高校生は重過失傷害で逮捕された事件があった。 最近、傘をさしながら自転車を運転する人が増えた。バスに乗ればいいものを、下流化でバス代を払いたくないのか、バスの乗り方を知らないのか。どうしても自転車に乗るなら100円雨合羽があるのだから、雨合羽を使えばいいものを・・・。 あと、携帯しながらの自転車運転やめましょう。これは道路交通法違反でやれないのかな。自動車ならやれるよね。 ほんとう、自転車で歩道は危険です。自転車が環境にやさしいなんて軽々しく言う人もいるけども、人にはやさしくありません。自転車乗りは、公共交通に乗る生活習慣がないので、簡単にマイカー族にもなります。 追い越しで接触された男性はねられ死亡、自転車の高1逮捕 東京都東村山市久米川町、無職野崎重安さん(53

    4/12 傘をさしての自転車運転はやめよう - きょうも歩く
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    umeten 2007/04/14
    高校時代、たまたま学校道徳的選択をしてカッパを着て自転車通学していたら、見事に視界不良で軽トラに激突事故を起こしました。傘のほうがまだ安全です。
  • 4/9 ハーメルンの笛吹幹事長 - きょうも歩く

    知事選挙では負けが多かった負け惜しみみたいなせりふになってしまうが、マスコミは都知事選挙のことばかり伝えてあたかも自民党が勝っているかのようなウソを流している。時には民主党幹部の責任問題まで書いたりしているが、全国の都道府県議会議員選挙では、自民党が惨敗していて、そちらの方が政治の地殻変動を示しているのではないかと思う。 中川秀直自民党幹事長もマスコミ報道に悪のりして「この勢いで参議院選挙で勝利を掴みたい」とコメントしたが、全国各地で地域で自民党の県議候補を応援していた人たちにとって、「この勢い」とは、自民党の敗北を意味しているのではないだろうか。 民主党の鳩山氏は、都知事選挙の敗北について幹部の責任を問わなくてはならない、というような発言をしているが、選挙の責任は、選対と幹事長と党首にあるわけで自分の責任になるということか。 鳩山氏の発言で大事なことは続く後半で、都道府県議選の勝利で参議

    4/9 ハーメルンの笛吹幹事長 - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2007/04/14
    >23区では、所得の低い東側の下町地域と勝ち組負け犬(所得は高いが身寄りのない人)の多い渋谷区港区中央区目黒区で石原が強かった/たくさんテレビを見る人と作る人が多い地域なのでテレビ的思考現象と呼ぶべきか
  • 3/18 候補者へのモラルハラスメント - きょうも歩く

    日中、選挙に出る友人の「政治活動」を手伝いに横浜に行く。運動と理屈優先になりがちな左よりの仲間のなかで、この友人は組織をできる優秀な人で、政治家になってほしいなぁ、と思っていたら今度の統一地方選挙で立候補することになった。 事務作業をしていたら、街頭活動を手伝ってくれということで、東横線の某駅前に行く。そこでトラブル発生。 ふだんは各陣営が街頭活動をしている予定の場所が東急電鉄の私有地ということで、駅員が出てきて排除されてしまう。仕方がないので駅周辺の公道で街頭演説をしようと思ったところ、今度は地元の有力者に見せた商店主がやってきて、「選挙違反だ」と大きな声で苦情をいただく。政治団体の広報活動だから選挙違反ではないと説明したが、自分たちの商店街の推薦している自民党候補以外がやるのが不満らしくて「とにかく邪魔なんだ」と、いつまでたってもこちらの言い分を理解しようとしない。仕方がないので「ご迷

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  • 12/31 「勤労感謝の日」が「家族の日」に。この社会の価値は働くことで報われるより血統へ - きょうも歩く

    11月23日の勤労感謝の日を家族の日にする企てが政府内で進んでいるようだ。 「正しい家族が大事」というモラルだけで子育ての問題を解決しようとするバカ政権の考えそうなことだ。 国家神道に由来を持つ理由で11月23日を勤労感謝の日にすることに是非論もあるが、戦後、働くことをきちんと評価し尊ぶことを価値においたからこそ勤労感謝の日という休日となった。それを政府がアホみたいな思いつきであっという間に休日の意味を変えてしまうということは許しがたい。 「家族の価値を社会全体で共有」などと全体主義的な物言いをするぐらいなら、家族でいる時間を収奪するようなホワイトカラーエグセンプション(残業代不払いを公認)などの構想は永久に破棄するようなことぐらいしたらどうだろうか。 「家族の価値を社会全体で共有」などと言う政治家の言うことなんて、保育園があってようやく成り立っている今日の家族をバカにしてみたり、保育所排

    12/31 「勤労感謝の日」が「家族の日」に。この社会の価値は働くことで報われるより血統へ - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2007/01/01
    >11(いい)23(ファミリー)の語呂合わせ これで「日本の伝統のため」なんだから笑わせてくれる。
  • 12/10 ワーキングプアが産み出す富はどこへ - きょうも歩く

    不動産屋が送ってくる月刊誌に、近所で一戸建て住宅を販売しているというので見に行く。 住宅用地取得が、マンションブームの惰性で品薄になり、来年あたりから住宅価格が1000万ぐらい上がると脅かされる。リストラで工場用地をマンションにして儲けた会社が二匹目のどじょうを狙って、もとから不動産業をやっている人たちには信じられないような値段で、あちこちの土地を高く買い漁っているという。 私が急いで買う必要がない人物だとわかると、セールストークは落ち着いたものの、次のミニバブルが崩壊するまで10年ぐらい様子をみた方がいいというので、やはり当の話のようだ。 東上線の沿線、ガラの悪い朝霞ごときで、ほんとうにそんな高い住宅を買わされるような時代が来れば、それはミニバブルだし、逆に、そんな高い土地で開発がうまくいかなければ、またクレジットクランチ・つまり規模はともかくバブル崩壊が起きるのだろう。もっと長い目で

    12/10 ワーキングプアが産み出す富はどこへ - きょうも歩く
  • 12/2 子どもへの暴力を正当化する栃木裁判長 - きょうも歩く

    新聞各紙1面で報じられている板橋の両親殺害事件の判決に憤る。 やはり、16歳の少年に対する刑罰として、懲役14年とは最も長い。この少年より情状酌量の余地もなく、残忍な少年による殺人なんて他にもあったが、こんなに長い懲役はやはりない、ということだ。子どもの殺人に懲役刑を科すべきなのか、何があっても更生の余地あり矯正処分がいいのか、後者に近い立場の私でも、最終的なところはわからない。 しかし、集団リンチをした、通りがかりの人にレイプをした、弱い者いじめのエスカレートなどと違い、この事件の背景に歪んだ父親の関わりがあることがあまりにも明らかで、それがなかったらこの被告はここまでのことをしただろうか、そんなことを考えると、同じ事件をおこした大人でもこのような事件でここまで長い懲役となるかどうか、疑問に感じる。また懲役刑が更生のためになるのかどうか、疑問に思う。 まだ判決は罪刑法定主義なので、刑法に

    12/2 子どもへの暴力を正当化する栃木裁判長 - きょうも歩く
  • 9/28 安倍晋三の嫌なところ - きょうも歩く

    知人に恥をかかせるような話になってしまうが、左よりでフェミニズムの主婦でさえ「安倍晋三がそんな家族観の持ち主だったのぉ」と驚くぐらい安倍晋三は多くの人に正体を隠している。 多くの人は、北朝鮮に勇敢に闘う姿しか知らない。ところが、いろいろな情報を当たると、 ①中西輝政とか、八木秀次とか、ブレーンは80年代中曽根自民党全盛時代のままで脳みそがフリーズしている学者・官僚出身者。つまり90年代の情報公開、市民参加、裁量行政の克服ということを理解していないブレーンで政権運営が進められる。 ②1つ問題が起きると、マスコミに何百通も抗議メール、抗議文書を送る執拗な人物。一方のマスコミの取材は調子のいいものしか対応しない。政治家は政治的発言についてある程度冷やかされても聞き流すことが風通しのよい政治風土を作るだろうに。東京新聞記事 ③家族や生き方が複雑になってきているこの時代に核家族ふんばり型モデルしか提

    9/28 安倍晋三の嫌なところ - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2006/10/01
    ブレーンは80年代のままで脳みそがフリーズ/マスコミに何百通も抗議メール、抗議文書を送る/核家族モデルしか頭にない社会イメージの貧困/満州アヘン利権の家系/再チャレンジ=社会的弱者の搾取/精神主義
  • 9/29 教育基本法を改正して学力が上がらなかったら安倍新首相は責任を取るのか - きょうも歩く

    安倍新首相の施政方針演説が行われた。教育の建て直しと称する教育法の改正、脳みそ筋肉の、いや訂正筋肉質の政府、二毛作人生が方針として示された。 教育の荒廃を救うのは教育法の改正だ(もっと言うと日教組教員の撲滅だ)、というのが安倍氏をはじめ復古調(菅直人のいうところの保守亜流)政治家のホンネだろう。 多くの人にとって、今日公教育が信頼されるものとなっていない。教育の質が悪いこと、子どもたちの学力がひどいことになっていることが共有された認識になっている。で、それにつけ込む政治家が言うのが、戦後教育の抜的見直し、というフレーズになる。それが国民に翻訳されると、教育法で「民主的」な(私はそうでもないと思うが)教育が子どもや教員に甘すぎたからこんなことになったから、厳しくすれば子どもたちの学力も上がる、という話になっている。 ところが現実はどうだろうか。教育法の精神をホンネではせせら

    9/29 教育基本法を改正して学力が上がらなかったら安倍新首相は責任を取るのか - きょうも歩く
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    umeten 2006/10/01
    >もし万一、教育基本法を改正して学力が下がり続けたら、つまらない観念論で国論を二分させ、本質的な教育改革を遅らせた国賊となる。その場合は、責任取ってほしい。
  • 9/30 協働という言葉の大安売り - きょうも歩く

    朝日一面「偽装請負事業停止へ」との記事。厚生労働省が請負契約を装いながら労働者派遣事業をやった「コラボレート」という会社に厚生労働省が事業停止命令を出した。 「コラボレート」という社名が、世相を表していてもの悲しくなる。こんなところでも使われているのか。 地方自治体が市民社会のルールをわきまえないまま、民間委託や民営化の負の側面をオブラートで包むためにいたずらに「民間との協働」と書き連ねることが増えている。 美しい言葉だけど、みんながいいようにやっているような言葉だけど、自治体業務の発注者と受注者という力関係は変わらないまま、相手に自発性があるような表現をして、巧妙に発注者が責任回避をしているように感じる。実際、民間との協働と掲げ、民間の創意工夫をよきに計らえとやっているような委託なんかほとんどない。むしろ、大事なことは監督しもしないのに、余計なことはしないよう細かく口だしするのが現実だ。

    9/30 協働という言葉の大安売り - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2006/10/01
    >自治体が協働という言葉を使うときには、低コストを人をこき使おうというような事例が大半だ。
  • 9/30 オリックス宮内の生き霊が政権入り - きょうも歩く

    オリックスの宮内CEOが規制改革会議の議長を退陣し、ようやくひどいイデオロギー支配がなくなると思っていたら、宮内の子分の八代尚宏が経済財政諮問会議の民間委員として入ることになったという。八代氏は、福祉事業の運営は官がやるのがいけないという批判にとどまらず、株式会社が運営しなければサービスの質が悪いはずという、結論から何もかも政策を組み立てようとするトンデモ学者。 私は保育所の規制緩和問題で八代氏の議論をずっと追っかけてきたが、すべての民間保育事業を評価しているというわけでもなく、実は大手保育産業の立場を代弁する発言ばかりだし、大手保育産業に敵対するような保育政策を持つ利用者団体や研究者、専門家を「既得権益」だと質の低い非難を続けた人物である。 首相も大田弘子も、地域で保育所を利用している人たちのことなんて考えたこともないだろうから、宮内氏の生き霊とも言うべき八代氏の意見を鵜呑みにするのだろ

    9/30 オリックス宮内の生き霊が政権入り - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2006/10/01
    宮内の子分の八代尚宏は、大手保育産業の立場を代弁する発言ばかりだし、大手保育産業に敵対するような保育政策を持つ利用者団体や研究者、専門家を「既得権益」だと質の低い非難を続けた人物
  • 9/30 議員の報酬を下げよと叫ぶワルたち - きょうも歩く

    愛知県の半田市議が札幌に出張に行ったのに、11人の市議が所定の会議に出席せず、観光に出かけたことが発端で、政務調査費の廃止を決めた。ところが、この廃止提案をしたのが、当の出張をさぼった市民クラブという会派だというから変な話だ。 全国的に議員の報酬は低ければ低いほどいい、ざまあみろ、みたいな論調がまかり通っている(確かに無駄な仕事ばかりしているし、交通事故の違反もみけしとかろくでもないことばっかりやっている人が多いからそうなっても仕方ないが)が、結果として、それがワイロ的な政治資金に依存した政界の体質になっている。出張をさぼって観光旅行した、半田市議会の市民クラブの議員たちにとっては、政務調査費なんて月数万のはした金がなくたって、口利きや公共事業の斡旋、県議や国会議員から流れてくる運動資金で取り返せるのだろう。そんな知多半島の地方議員の懐事情は久野統一郎さんが議員を辞めた経緯を書いた「政治

    9/30 議員の報酬を下げよと叫ぶワルたち - きょうも歩く
    umeten
    umeten 2006/10/01
    >言いにくいことしている議員ほど、報酬カットとか、政務調査費カットに前向きだと思ってよい。/政務調査費なんて金がなくたって、口利きや公共事業の斡旋、県議や国会議員から流れてくる運動資金で取り返せる
  • 7/23 リアリティーをもつ「無産者」という言葉 - きょうも歩く

    いろいろな人から見よ見よと案内された、生活保護水準以下の生活をしている労働者についてルポルタージュしたNHKスペシャル「ワーキングプアー」を見た。頭では知っていたが、映像にされるとまたショックだ。 紹介されている人々は、今のワーキングプアの典型的な人々たちだった。 ①業務請負の仕事しかない石巻から東京に出て職探しをしたらホームレスになり、住所もない面接に行くお金もないと再挑戦も断たれている若者、②角館のテーラーの主。地方経済の疲弊の影響を受け仕事がなくなり、年24万で自立生活している、③秋田湯沢の農家。農業収入では赤字で、家族総出でアルバイトなどでいつないでいる。農業を継ぎたい次男の生活保障の目途は立たない。④45歳のときに会社が傾き解雇、アルバイト3つを掛け持ちで年収200万で子ども2人を養っているお父さん、⑤父親が借金で夜逃げ、母親が続いて夜逃げ、高校時代は生活のためのアルバイトに追

    7/23 リアリティーをもつ「無産者」という言葉 - きょうも歩く