カシオペア実質廃止 JR、新幹線開業で調整 はまなす、白鳥も 2015/09/02 7:00:00 JR北海道とJR東日本が来年3月の北海道新幹線新函館北斗―新青森の開業に合わせ、人気の寝台特急「カシオペア」の札幌―上野間での運行を実質的に廃止する方向で調整していることが1日、分かった。 年に数往復程度、臨時運行させる可能性がある。札幌―青森間の夜行急行「はまなす」、函館―新青森間の特急「白鳥」「スーパー白鳥」も廃止する方針だ。 来年3月から青函トンネルを走る定期旅客列車は新幹線だけとなる。 カシオペアは原則、週3往復運行する臨時列車。JR北海道はカシオペアの年間乗車人数を公表していないが、全国の鉄道ファンの間で人気があり、道や沿線自治体は重要な観光資源として存続を要望していた。 カシオペアは機関車が客車をけん引する編成だ。新幹線開業後は青函トンネル内の運行システムや 電圧などが切り替わり